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オーストラリアの青い空
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おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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オーストラリアの青いケツ

2015/07/24 16:16|未分類TB:0
幸せの青い鳥というのは聞いたことがあるでしょう。
でも
幸せの青いケツというのは聞いたことがないでしょう。
なあぜ?

それは『青い鳥』という童話が、メーテリンクとかいうフランス人によって書かれたからなのです。
フランス人の子供に青ケツはいません。
フランス人だけでなく、ヨーロッパ人の子供に青ケツはいません。
だから
「ケツの青いジャリタレが生意気な口聞くんじゃねえ!」
とヨーロッパの子供たちに各国の言葉に翻訳して言ったところで理解してもらえないでしょう。

ここオーストラリアでも同じです。
白人系の子供に青ケツはいません。
また原住民アボリジニの子供にも青ケツはいません。
たとえいたところで色が黒いから全然わかりません。
ということは青ケツは黄色人特有のものなのでしょうか。
そうです。
日本では幼児の青ケツは蒙古斑と知られ、ほとんどすべての赤ちゃんが青ケツです。
本家本元のモンゴルでは95%が青ケツらしいですね。
サイトによって情報はまちまちですが日本人の青ケツ率もそのくらいのようです。
事実私は幼き日の正月、親戚の女の子たち四人とケツの見せっこをしたことがありましたが、全員青ケツでした。私を含めると五人が五人とも青ケツだったわけです。
じゃあ、ヨーロッパ人と日本人の混血ではどうなるのでしょう。
おむつの宣伝で見るような真っ白なケツの子が生まれるのでしょうか? それとも青カビのような青ケツが生まれるのでしょうか?

その答えは。。。
生まれるのです。
青ケツが。

私の子供が生まれた時、彼は青ケツでした。
彼は日本人と英国人のハーフですが、そりゃあ見事なまだら青ケツでした。
それを見た嫁の友達が
「何なのこのブルーバムは!?」
と大変驚きました。
なんでも私が虐待していると思ったそうですが、一昔前の白人の青ケツに関する知識は皆無に等しく、医者や看護婦でも知らない人がいたほどです。
しかしその時私は青ケツは当たり前だと思っていたのでうまく説明できませんでした。
英語では"Mongolian Spot"とか言うそうですが、前述の通り一般には知られていません。

なぜでしょう。
世界人口の60%以上がアジア人。
その子供たちの青ケツ率90%とすると、世界の54%の子供が実に青ケツとして生まれてくるにも拘わらずです。
それはきっと青ケツがモデルにならないからでしょう。
可愛そうな青ケツベイビーたち。
そこで私は青ケツを主人公にした童話を書くことにしました。
世界中の人たちに読んでもらえたら嬉しいな。

『幸せの青いケツ』
ヨーロッパのある街に朝青龍と白鵬という青ケツ兄弟がいました。
彼らはまだ5歳と4歳。
でも子供の世界は残酷です。
青ケツであることを理由にさんざん苛められました。
広場で子供たちがサッカーをしています。
でもいつも青ケツを理由に仲間に入れてもらえません。
「僕たちも入れてくれよう」
「うるせー青ケツ、あっちいけ!」
そんな時いつも二人は細い目から涙を流し、すごすごとその場を立ち去り、家の近くの泥道に円を描き、二人だけで相撲を取るのです。

その日も彼らは仲間に入れてもらえず、二人だけで相撲を取っていました。
すると突然空からグオーッと耳を切り裂くような音が聞こえてきました。
「飛行機だ!」
ボーイングのジャンボジェット機が狂ったように旋回しながら急降下してきます。
そして
「ドカーン」
と近くの広場に落ちました。
「大変だ!」
朝青龍と白鵬は急いで広場に駆けつけました。
そこには飛行機の残骸が散らばり、さっきまでサッカーをしていた子供たちが全滅しています。
「青ケツだ。青ケツが僕たちを守ってくれたんだ!」

それから3年がたち、二人は小学生になりました。
しかしまだ青々とした青ケツです。
学校は白人ばかりで二人の他に青ケツはいません。
水泳の時などは「青ケツがうつる~!」と言って誰も近くを泳いでくれません。
好きな女の子に告白しても青ケツを理由に断られました。
「ああ神様、どうか青ケツを、普通のケツにしてください」

切羽詰まった二人は日曜日に教会にお祈りに出かけました。
そこには他にも悩みのある子供たちが10人ほどいて、神様になんとかしてもらおうと一生懸命お祈りしています。
そこへ神父さんが現れました。
「さあみんな、お尻を出すんだ。ここの神様はお尻を出すと願いを叶えてくれるんだよ」
子供たちはその言葉を素直に信じ、神父様に向かって幼いケツをさらけだしました。
朝青龍と白鵬も青いケツを思いっきり突き出しました。
「う、なんだこの青ケツは!」
神父は憎々しげに叫びました。
(こんなのにいれたら病気になるわい)
そう思った神父は即二人を破門にしました。
「このばちあたりめ!二度と来るな!」
神父は扉をぴしゃりと閉めました。

「神様にも見放されたよう。。。」
二人はまた肩を抱き合って泣きました。
すると、扉が閉まった教会の中から何やら変なうめき声が聞こえてきます。
朝青龍と白鵬の二人は恐る恐る扉の隙間から中をのぞきました。
するとなんと!子供たちが神父様にいたずらされているではありませんか!
二人は顔を見合わせて言いました。
「青ケツだ。また青ケツが僕たちを守ってくれたんだ!」

それから十年がたちました。
朝青龍と白鵬の二人は立派な若者に成長し、ケツの青い斑点もいつの間にか消えていました。
体も大きく、二人でいつも相撲を取っていたために喧嘩になっても誰もかないません。
「俺たちはもう青ケツじゃない!そして無敵なんだ!この普通になったケツを、この強さを、世間の人々に見せびらかせたい!」
その希望に叶った職業。
それはもう大相撲しかありません。
二人は日本へ行きました。
そして思う存分ケツを見せ、暴れまくり、先輩にはたてつき、後輩はいじめ、やりたい放題にやったそうです。
めでたしめでたし

参考サイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%99%E5%8F%A4%E6%96%91
http://kenko100.jp/articles/120529001741/
↑このサイトには白人にも青ケツがいると書いてあります。そりゃあ日本人にも青目や色白金髪(アルビーノ)がいるように白人にも一人や二人の青ケツはいるでしょうな。
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