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笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
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おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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ダンデノン山の夏(1)

2014/02/11 11:00|観光関連TB:0
今年の夏は異常に暑いです。
35度以上、時には40度以上の日が三、四日続き、その波状攻撃が繰り返されています。
そんな暑いさなか、嫁の父親がタスマニアからやってきました。
本来なら暑い日は家の中でじっとしているのが賢明でしょう。
なのにテレビは記録的な暑さです!とか言いながらきまってビーチでフィーバーするピチピチギャルを映します。
そんな事されると、善良な市民は「あ、どこか行かなくちゃなあ」という気分にさせられてしまいます。
特に遠くから親戚や友達がやってきた時は、家の中でごろごろしているわけにもいきません。
でも80過ぎの爺さんをビーチに連れて行ってもしかたありません。
そこで私と嫁と嫁のオヤジはダンデノン山に行くことにしたのです。

ダンデノン山はメルボルンの東方に見える青虫のような低山脈です。
その日も天気は快晴、予想最高気温は40度でした。
家を出たのは11時ごろでしたが、その時点で気温は30度を超えていました。
東豪は夏時間なので本来ならば10時ですね。
10時で30度はなかなかいかついです。
風向きは北西。砂漠からの熱風が大地を乾かし、ラジオからは「トータルファイヤーバン(野外火気全面禁止)」の声が聞こえてきます。
そんなすごく山火事な条件の中、私たちはダンデノン山の原生林の中を車で走っていました。
マウントダンデノンツーリストロードという長ったらしい道の両脇には天に聳えるユーカリの森が連綿として続きます。
「今、山火事になったら死ぬねえ」
私が呟くと
「んだんだ」
嫁の親父が頷きます。
でも嫁は
「もう、そんな事言わないでよ。せっかく景色を楽しんでるのに…」
と怒ったような顔をしました。
そう言われればそうですね。
飛行機に乗っているときに落ちるぞとか船に乗っているときに沈むぞとか言うようなもんです。
ちょっとKYだったかな…めんごめんご。

やがてササフラスというダンデノン山の中にある集落に着きました。
そこのミス マープルズという茶店で昼食をとろうと嫁は言います。
「あ、そう…」
その店は結構有名な店で料理の評判もいいと嫁は解説しています。
私と嫁の親父はそんなもんこれっぽちも知ったことではないのですが「昼飯みたいなもんどこでもええやんけ」みたいな事を言うと嫁がふて腐れるので、気を使ってニコニコしていました。

Photo073.jpg
さてミス マープルズという店に入ると中は人でごったがえしてました。
立っている人もいて、私達が席を所望すると、30分待ちと高飛車にいわれました。
何様じゃ…と横の嫁親父を見ると彼の表情にも同じ感情が剥き出しになっています。
私も嫁親父も並んでまで食う趣味は毛頭ありません。
本来なら他の店に行くところですが、ここは嫁の顔をたててお互い苦しげなスマイルでぐっと我慢しました。
そして店の端にある待合席で待つことにしました。
待合席の椅子は木製で背もたれが直角で座り心地の悪いものでした。
他にも待っている人がいて向かいに座っている人と膝が触れ合うほどに狭く、待っている間も水の一杯も出ません。
30分過ぎても席は空かず、40分過ぎて嫁親父が店員にまだかと尋ねました。
すると店員は、「空かないものは仕方ないじゃないの!」とまたもや高飛車な態度です。
〈ムムムムム、なんというチョベリバ…〉

私は堪忍袋の緒が切れました。
そしてその店を出て他の店を見に行きました。
歩くほども無く二軒隣に喫茶店がありました。
覗いてみると中はガラガラで昼時なのに半分も埋まっていません。
客層は若者が多く、ナウな格好をしたピチピチギャル4人が屋外のテーブルに座っています。
その4人は4人とも可愛くてうち一人は、あじゃぱ、白いパンティーが丸見えです。
「チョベリグ!」

私は急いで嫁と嫁オヤジを呼びにいきました。
と同時に、席が空いてしまったのです。
「ちっ…」
なんてついてないんでしょう。
私は泣く泣くミスマープルズで食う羽目になってしまいました。
ミスマープルズとはアガサクリスティー小説の登場人物だそうですが、この店の人がアガサとどういう関係があるかは知りません。
メシはまずいとまでは言いませんが、値段に見合った価値はないでしょう。
嫁のオヤジの頼んだ料理には野菜がいっぱい乗っていて、彼はそれを殆ど残しました。
そして皿をさげにきたウェイトレスに
「ウサギじゃねんだぞ」
と文句を言っていました。
その横で嫁は頭を抱えていましたが、待たされた上に高くて旨くもないので、私にもその気持ちは良くわかりました。
〈つづく〉
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