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笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
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おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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おーあおの不動産売買(4)

2014/01/09 17:53|おーあおの不動産売買TB:0
その翌日。
オークションの結果は新聞に載る。
競売売却率72%。
高い。
だが、私の地区では私の家を含めて三つのオークションがあったようだが、その3つともパストインになっていた。

逆に購入予定地区の物件は殆どが売れている。
しかもいい値がついている。
「なんでこの辺は売れねえんだよ!」
私は不動産屋の担当に聞いた。
「この辺はね、死んでるんだよ。バブルに踊ったデベロッパーが焦げ付いている。それに海外からの投資もない。逆にあっち(モナッシュ地区)は中国からの投資がすごいだろ。その差さ」
「つまり私は最も死んだ地区で売って、最も元気な地区で買おうとしているわけですね?」
「その通り」
不動産屋は冷静に言った。

それから二週間、一組の老夫婦が見に来ただけでもちろんオファーも無い。
「そのうち売れるさ…」
私と嫁は、価格を落とさずに気長に待つことにした。
そしてある木曜日の午後、普段なら仕事をしているはずの私が珍しく空いていた。嫁はいつも空いている。
「この家見に行ってみようぜ」
私はコンピュータのモニターを嫁に見せた。
「この家、一回前を通ったじゃないの」
「そう、でも中は見ていない。それに殆ど全ての条件を満たすのはこの家しかない」
「でも…電車の駅から遠いし、ショッピングセンターも歩いて30分、見た目もいまいち…」
「あほよ!お前の希望通りの家がわしらの予算で買えるかい。お前は甲斐性無しと結婚したんだぞ!」
「そうよね。わかった…」

あと五分でインスペクションの時間が終わるという時に、私と嫁はその家についた。
若い美男、ホスト系の甘い面をした不動産屋が玄関のところに立っていた。
愛想はもちろん滅茶苦茶いい。
そのホスト面が、英語のブロシャ(パンフレット)を嫁に、中国語のブロシャを私に渡した。
最初は驚いたがこの頃には慣れていた。
このモナッシュ地区ではどこへ行ってもそうだ。
不動産屋には最低一人は中国語ができる奴がいるし、多いところは数人、中国人だけの不動産屋もある。
比して売る方の北西地区には中国語のパンフレットなど無い。
代わりに、不動産屋にはギリシャ、イタリア系が多い。
住人にその系が多いからだが、メルボルンは地区によって住人に偏りがある。

例えば北地区はトルコ、アラブ系が多く、ブロードメドーはリトルイスタンブールとかリトルバグダッドとか呼ばれている。シティー周辺はごちゃ混ぜだがチャイナタウン周辺は黒髪のアジア人しか目に付かない。
そのアジア人は今やどこにでもいて、中国系は中東区のボックスヒル、グレンウェーバリー周辺、ベトナム系はスプリングベール、フッツクレイに特に多い。
最近増えつつある黒人は、西のサンシャイン周辺と外東南のダンデノン周辺に多い。別に黒人を悪く言うわけではないが、子供たちの間ではダンデノンはデンジャノンとも呼ばれている。
白人だけの地区は田舎かタスマニアにでも行かないと無い。

ところでグレンウェーバリーを含むモナッシュ地区ではあるが、私にとっては高いが、そんなに高級地区ではない。中級だろう。
高級地区はトゥーラック周辺の内東、キュウ周辺の内東北、ブライトン周辺の東南ベイサイドだ。
それらの地区は人種を問わず金持ちが住んでいるが、強いて言えばユダヤ系が多い。
安い地区は、外西のメルトン周辺、ジーロング北郊等で、何れもシティーから離れていて評判の悪いファーアウター地区である。

もっとも知り合いがメルトンに住んでいるが、特に問題も無く、住み心地はワンダフルと言っている。
なんせ、メルボルンは今のところ世界一住みやすい街。メトロポリタンエリアはどこに住んでも車で15分圏内にショッピングセンターとバニングス(ホームセンター)がある。
だからよほど酷いネイバーに当たらない限り、どこに住んでも都かもしれない。
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