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オーストラリアの青い空
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おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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ワーホリの覚醒3色違いのチェリーブロッサムズ7

2012/10/28 00:43|連載小説ワーホリの覚醒3TB:0CM:2
「ああ、シドニーの匂いだ…」
アスオは胸いっぱいに街の空気を吸い込んだ。
〈やっぱり俺にはシティーが合ってるぜ〉
と頷きながら380番のバスに乗る。

このバスには大抵日本人が乗っている。
アスオの他にもワーホリと思われる日本人の女の子が二人乗っていたが、白人にしか興味の無いアスオは見向きもしなかった。
バスはダーリングハーストの渋滞を抜け、ホモが多いといわれるパディントンを過ぎ、ボンダイジャンクションで停まった。
ここは90年当時最も日本人ワーホリの多い地区と言われ、オックスフォードストリートのモールは常に日本人の若者で溢れていた。
アスオの乗っているバスにも新たに陽に焼けた日本人の若い男女6人が乗ってきて、アスオの前と後ろと通路を挟んだ横の席に座った。
「泳いだ後さ、焼肉いかない?」
「お、いいね。その後はカラオケか?」
彼らは遠慮会釈無く大声で日本語で話し始めた。
「フン、アホ共が…」
アスオは窓の外を見ながら思っている。
〈日本人ばかりでつるむなら日本にいればいいじゃねえか―〉
意味が分かるだけにアスオにはその声が余計に大きく感じられた。
〈心頭を滅却すれば火もまた涼し…〉
とまでは思わなかったが、その耳障りな日本語を滅却する為、神経を外の景色に集中し、その見たもの全てを英語に変えた。
「空→スカイ、雲→クラウド、家→ハウス…」
しかし、それでも日本語は容赦なくアスオの耳から侵入し脳細胞を汚染する。
「ぬわあああ、貴様ら黙れ!」
と六人に叫ぼうとして、ふと隣のバス停に視線を移した。
「バス停→バスストップ、座席→シート、少女→ガール…」
そこには世にも美しい金髪の少女が座っていた。
そして極短のミニスカートの奥には純白のパンツが覗いている。
「おおお…白いパンツ→ホワイトパンティー」
その純白のパンツがアスオの心頭を滅却させた。
無の境地。
周りの日本語が完全に彼の鼓膜から消えている―。

やがてバスが動き出し、その白い三角州が後ろに流れた。
アスオはくわっと首を捻り腰を浮かして、限界までそのパンツとの惜別を惜しんだ。
「やはりパンツは白じゃなきゃいけねえ…」
と頷きながら呟く。
その彼の様子に気付いた周りの日本人男も身を乗り出して少女の三角州を注視し、言葉を忘れていた。
バスの後部の、そこだけが何か異様な雰囲気だった。

アスオも彼らも所詮日本人の男なのだ。
外人には分からない。
他のアジア人にも分からない。
何故日本人だけが、あんなにも白いパンツを好むのか。
日本にいる人は知らないかもしれないが、地球上で日本人の男ほどハワイトパンティーの好きな生き物はいないのだ。

「フフフ、幸先がいいぞ―」
彼はさっきのパンツの余韻に浸りながら呟いた。
やがてその頭の中のパンツがビーチに寝転がるトップレスに変った。
〈なあに、平気でチチをおっぽり出している女共だ。街の女よりは落としやすいに決まっている―〉
アスオは来た当初ピットストリートで失敗した経験を生かし、今度はその狩場をボンダイビーチに変えたのだった。
「フフフ、失敗は成功の元…俺は絶対に諦めない…勝利の女神は行動する者にのみ微笑むのだあああ…」
彼はボンダイビーチが自分のために用意されたハーレムであると錯覚していた。
足元にはKマートで買った$50ドルのポップアップテントが袋に押し込められてある。
ビーチでトップレスに声をかけ、頷けばすぐさまそのミニテントに押し込み、ヤル。
その計画が具体的に彼の頭の中で出来上がっていた。

バスは前面に広大なタスマン海を見ながらボンダイロードの長い直線をゆっくりと走り、やがてその端にかかると左に曲がって坂を下り始めた。
その下にトップレスのメッカであるボンダイビーチが広がる。
今日は快晴で気温が高く砂の上には多くの人が寝転がっていた。
アスオにはそれがみんなトップレスのパツ金に見えた。
「うおおおお!」
麗蘭のマンションでエロ本を固めて願をかけて以来一度も抜いていないアスオの股間は今にも暴発しそうになっていた。
the_beach_looking_north.jpg
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TUNA #-|2012/10/30(火) 23:04 [ 編集 ]
投稿に対するコメントじゃないですが
メルボルンで水道管が破裂してキャンベラの噴水のようになってますね。
Melozy #-|2012/10/31(水) 18:30 [ 編集 ]
そうなんですよ。
メルボルンは水道管の古くなっている箇所が多くてですね、破裂はよくあるんですよ。
もしメルボルンに来られて、地面から水が噴出してきたら、速やかにお逃げください。
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