笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
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おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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ワーホリの覚醒2赤い唇1

2012/07/06 16:00|連載小説ワーホリの覚醒2TB:1CM:0
その日の夜、路男磨はクレイグ、エマその他の生徒達と一緒にプレイルームでビリヤードをしていた。
相手はエマで、彼女は中学生だがいつ勉強しているのかしていないのか毎晩ここへきては遊ぶか、一緒に食堂でテレビを見るかしていた。
路男磨が8番ボールを落とせば勝ちと言う時、珍しくヒラリーがプレイルームに入ってきた。
「ロオマ電話―」
そこにはコードレスなんて無かったから一つだけ廊下に置かれてある電話器の所まで歩いていかなければならない。
「誰だろ?すぐ戻ってくる…」
路男磨はキューを壁に立てかけてヒラリーと並んで廊下を歩いた。
「女の子からよ…」
ヒラリーは探るような目で路男磨を見ながら言った。
「女…?」
ここの電話番号は女であれ男であれ路男磨の友人に知る者はいないはずだった。親にも伝えていないし領事館にもいちいち住所変更届なんて出さないから、調べたって分かるはずは無い。
「誰だろう?」
と首をひねりながら手垢で汚れた受話器をとった。
telephone.gif

「久しぶり路男磨、私よ、元気にしてた?」
受話器からは美貌を連想させる高くて良く通る声が聞こえてきた。
まぎれもなく麗蘭の声だ。
「ああ、麗蘭は?―」
彼女はアスオからここの事を聞いて電話帳で番号を調べてかけてきたという。
〈まだ付き合いがあったのか…〉
とその点が疑問であったが、久しぶりの日本語で路男磨はいつに無く長話した。
彼女の声音は、終始明るく、情愛に満ちていて、路男磨が黙って旅に出たことを咎める風は少しも感じられなかった。
〈俺なんかのどこがいいのか?…〉
路男磨はそれが不思議で仕様が無い。
麗蘭とは肉体関係は無い。
キスすらしていない。
だから厳密には恋人同士ではなく、麗蘭が自分に義理立てする必要は少しも無かった。

実を言うと彼は自分は麗蘭に相応しく無い―と思い始めていた。
ここに来て一ヶ月、慣れれば慣れるほど落ちこぼれの吹き溜まりである乗馬学校の居心地がよくなっていた。
その落ちこぼれの中でも特に型破りなクレイグとエマとは既に親友とも言える仲になり常に行動を共にしている。
逆に麗蘭はその正反対であった。
裕福な家庭に生まれ頭脳明晰、容姿端麗、幸福な一生が保証された典型のような人間ではないか。
我々とは所詮住む世界が違うのだ。
だから一緒にいると疲れる。
クリスマスに再会しよう―と約束したとは言え、もう二度と会わないほうがいいという思いは日に日に強くなっていた。

その別世界の彼女が、土曜日に会いに来たいと言う。
「ね、いいでしょ?」
「もちろん…さ」
断る理由は無い。
嬉しいといえば嬉しい、面倒くさいといえば面倒くさい、複雑な思いで受話器を置いた。


土曜日―普段はオリバー、ヒラリー、その他2,3人の生徒と一緒に厩のサラブレッドのみ掃除したり餌をやったりするのだが、その週末に限って、オリバーは馬の競にニューカッスルへ出かけ、殆どの生徒は実家に帰省し、クレイグは昨夜飲みすぎて起きてこなかったので、路男磨はヒラリーと二人だけででかけることとなった。

その日は生憎の曇り空で時々小雨がぱらついてだった。
牧場まではヒラリーのスバルの4駆で行く。
隣で運転する彼女はいつになく化粧が濃く、真っ赤に塗られた唇は目に痛いほどだった。
「今日は二人だけね―」
「9時半までに終わるかな―」
路男磨は車の窓から灰色の空を見上げながらいった。
麗蘭の乗った電車はミタゴン駅10時着である。
「そうか、今日ガールフレンドが来るんだったわね」
「うん、ほんの二ヶ月ほどだけどさ、もう何年も会って無いような気がするよ―」
「その子、今夜泊まるの?」
「さあ、そこまでは話してないけど…」
「ふう~ん、別に泊まったっていいのよ」
と流し目で言ったヒラリーの赤い目には怪しげな光が宿っていた。

厩に着くと路男磨はせわしなく手を動かせて馬糞を拾い、水桶に水を入れて、餌箱を満たした。
だがいつもなら最低四人はいるのに今週末に限って二人だけである。
当然負担量も時間も倍以上かかる。
やっと二馬房終えて次へ移ろうとすると、ヒラリーがお茶にしようと言う。
路男磨はいらないと言って作業を続けた。
このままでは10時に駅に迎えに行けないかも知れない。
路男磨はあせっていた。体からは汗が噴出している。
「そんなに慌てなくても大丈夫よ」
ヒラリーは路男磨の腕をつかみ、無理矢理生木で出来た長椅子の上に座らせた。
彼女は湯を沸かし、コーヒーを二つ作るとその一つを路男磨の前に置き、自分はその横にぴたっと寄り添うように座った。
今日の彼女は肌寒いのにタンクトップ一枚で、その剥き出しの肩が路男磨の上腕部に触れていた。
「あら、汗かいてる」
ヒラリーは下から路男磨を見上げハンカチを取り出して彼の顔をふいた。
拭きながら彼女はミサイルのような胸を彼の胸にグッと密着させる。
「いいって…」
顔を赤くした路男磨は、彼女のハンカチを持った手を払うようにコーヒーを一気に飲み干そうとした―
「熱っ!」
舌を火傷した彼はその拍子にカップを取り落とし、股間のあたりが一瞬にして茹蛸のようになった。
路男磨は股間を押さえて飛び上がるように立つと、ハアハアと犬のように舌を出し、小またでテーブルの周りを早歩きした。
「大丈夫?私が応急手当してあげる。じっとして…」
そう言ったヒラリーは路男磨をテーブルにもたれかけさせるように立たせ、その前に屈むと穿いているジーンズとボクサーパンツを一緒に膝の所までずらした。
「な、何をする?…」
童貞の路男磨は、彼女が何をするのか予測が付かずただされるがままになっている。
「火傷にはね、これが一番効くのよぉ~」
彼女は丹念に路男磨の股間を舐め始めた。
「そ、そんなの聞いたこと無い…」
と言いつつもその怪しい舌の動きに茹で上がった股間は雄雄しく反応した。
痛い…痛いがそれ以上に気持ちいい―。
ヒラリーの舌が赤くなった肉棒の周りを蛇がとぐろを巻くように舐めていく。
そして中心の獲物の硬さを舌先で十分確かめてから、パクリと飲み込むように噛み付いた。
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まとめwoネタ速neo 2012/07/08(日) 08:52
その日の夜、路男磨はクレイグ、エマその他の生徒達と一緒にプレイルームでビリヤードをしていた。相手はエマで、彼女は中学生だがいつ勉強しているのかしていないのか毎晩ここへき...

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