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オーストラリアの青い空
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Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
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最近やたらと多い解雇のニュース

2012/02/13 23:57|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
今日もまた解雇のニュースが流れている。
ANZ銀行が10月までに1000人首を切るそうだ。
理由は世界金融業界の環境変化に対応する為と発表されている。
それに対して組合側はストに踏み切る可能性を示唆しているが、果たしてどうなるか…私には時代錯誤の歌声が聞こえてくるのだが…。

昨日まではアルコアのアルミニウム精錬所で600人解雇の有無が取り沙汰され、その前はトヨタの350人、その前はカンタスのゴタゴタをはじめ、殺虫剤モーティンのRB、ブルースコープ製鋼、フォード、食品のSPCその他、大手企業の大型解雇が相次いでいる。
政府は相次ぐ製造業の解雇に対し、理由として強い豪ドル(本日AU$1=US$1.07)と国際的競争力の欠如を挙げている。

トヨタの解雇の際も同じ理由が挙がっていたが、不思議な事に政府もメディアもユニオン(組合)や、高賃金、好条件の豪労働条件については殆ど触れない。
例えば豪トヨタの組合は昨年九月、同社が先のリコール騒ぎ、日本の震災、タイの洪水で大打撃を受けているにも関わらずストに踏みきった。
ストによる損失は一日数十ミリオンドルと言われていたにも拘らずである。
そして今年になって350人が首を切られ「酷い話」と嘆き、政府に「何とかしろ!」とメディア共々訴えている。

他も概ね変わらない。ストや協議で好条件を勝ち取ったはいいが、結局会社が国際的競争力を失い、倒産、もしくは撤退縮小と言ったシナリオに陥っている。
要するに一時的に得をしても長期的には自分にその付けが回ってきているのだが、大衆迎合のメディアは間違っても「自業自得」と民間に反省を促さず、むしろ会社が悪いと雇用を生み出す側を徹底的に非難する。

例えばトヨタのときも
「政府からの補助金として$100ミリオンも貰っておきながら首を切るとは何たることか!」
そしてANZの1000人切りも
「銀行はギャングだ!昨年過去最高の利益を上げながら、RBAの据え置きにも拘らず各社0.1%前後の利上げに踏み切り、人員を整理しようとしている。その強欲許すまじ!」
といった一方的な感情記事を打つ。
その根本が何であるかは度外視してである。

灯台下暗しとはよく言ったもので、豪人の中には「豪人は世界一の働き者」と本気で思っているものもいる。
鳥肌がたつくらい恐ろしい話だが、世間、特に他国を知る移民者はもちろんそうは見ない。
以前一緒に働いていたアメリカ人は「これほど仕事せずに金のもらえる国は無い」と豪の労働環境を描写していたが、一部の例外を除いてこの言、的を得ているであろう。
豪は組合が強く、政府の労働規制が厳しい為、最低賃金は各職種ごとに保証され、安全厚生面も経営者が胃が痛くなるほどに厳しい。
つまり、雇われるほうはいいが雇うほうには非常に辛い条件のそろった国なのである。
普通に考えればこの国際化の時代、それで生き残れるはずが無いとは常識のある人間なら思うだろう。

だが世の中この期に及んでアンビリーバボーな事をほざく政治家もいる。
なんと、今日のテレビで緑の党唯一の下院議員アダム バンドが
「12ヶ月働いた人には自由に労働時間を選べる権利を与えましょー」
と言っているのである。
一体この人は正気なのだろうか?
企業側にさらなる負担をかけよと?
まさか国民は、この馬鹿げた提案を「こりゃ都合がええわい」と支持するのだろうか?

思うに、豪から仕事が逃げていくのは単に通貨高のせいだけでなく、この労働者贔屓に過ぎる法律と労働者の姿勢、それに組合バックの労働党と上の様な馬鹿政治家のせいであろう。
このグローバル化の時代に誰が好き好んで、働きもせず、高給で、事ある毎にストばかりしている国に工場を作るだろう。
その根本的問題を看過して、やれ介入だ、やれ補助金だ、雇用を守れ、と騒いで見ても長期的には何も改善されるはずはない。
雇用を守れと言っても、雇用者がケツまくったら守りようが無いってことが分からないんですかねえ。
それとも政府が雇ってくれるのでしょうか。

―と今日は一人ぼやいてみました。

以下ヘラルドサン、トヨタ解雇発表時のもの
「俺は17年間トヨタで働いている。これが最初の仕事さ。俺には4人の子供がいる。俺はもう50歳、首になったら仕事なんてねえよ。何が起こるのか誰にもわからない。みんなパニックさ。」
と右のハサンさんは語っておられます。
しかし、ではこの方33歳まで一体何をしていたのでしょう?
759750-toyota-worker.jpg


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http://www.theage.com.au/small-business/managing/greens-propose-more-flexible-work-hours-20120210-1s909.html
http://www.abs.gov.au/ausstats/abs@.nsf/mf/6202.0
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