笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
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おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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極悪非道な株の世界

2015/05/19 19:46|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0
株式市場、一般には上場企業の資金調達手段として知られている。
しかし実際は、一般投資家をカモって食い殺す悪魔の狩場。
今日もまた多くの人が食い殺されたことだろう。

『足ひきの 山鳥のおのしだりおの 長々し夜を 一人カモねむ』

歌意は、『びっこをひいた山鳥の尾を目当てに追いかけ次第に追いつめて殺して食ってやったわ。でも山鳥じゃ腹ははらないぜ。夜が長くてしょうがねえ。明日は俺一人で鴨でもぶち殺して食うか―と思いながら眠ったよ』 というものだが、これはまさに奴らの歌だ。
奴らは株式市場という狩場に餌をまき、小鳥や鴨をおびき寄せては罠を仕掛け殺して食う。
生かさず殺さずではない。殺すのだ。しかし世界に70億いる小鳥達はどんなに殺しても尽きることはない。ちょっとブルマーケットを仕掛け、暴騰株の撒き餌をまき散らせばいくらでもまた飛んでくる。

私はびっこをひき、羽をもがれ、くちばしの折れた小鳥。
その鳥は虫の息で考える。
どうやったら、あんなに意地悪な動きが思いつくのだ?
なぜあそこまで一致した陥穽操作ができるのだ?
いったい奴らはいくら金を持っているのだ?
人の金を合法的に巻き上げて生き血をすする極悪非道のぬすっと、株職人。
果たして奴らに勝つ道は残されているのか?

いや、ぶっちゃけた話、奴らに勝てるはずなどはないし、勝つ気もない。
私のやっていることは、テニスで言うなら、ドヘタの素人がプロと試合をしているようなもの。ランクの低いプロでも絶対に勝てないのに、へデラやナダル、ジョコやニッシーなどのトッププロ相手では球にかすることもできないだろう。
問う。身長169センチ、小太りで、手足が短く、走るのが遅い中年アジア人が、ちょっと練習したくらいで、へデラやナダルに勝てると思うか!?
勝てまい。どう考えても。
私の目指しているもの、それは彼らの球拾い。
つまりおこぼれを頂戴して生きる、市場のコバンザメ。
奴らの動きに同化し、その残飯を食って生きるしか私に残された道はないのだ。

だが、奴らは極悪だ。
自分達だけが儲けようとし、他人にそのチャンスを与えない。
常に大衆の逆を打つ。
メディアが「ニューヨークもロンドンも最高値を更新!先物も騰がっている。今日のASXは騰がるぜ!」
みたいな記事を書くとどうなるか。
たいてい下げる。朝そんな記事が出た今日も下げた。
じゃあ、絶望的な記事が出ればどうなるか。
騰がる。。。事が多い。
最近では$2.8ビリオンの損失発表した途端暴騰したカンタス。当時一株$1、現在$3.5。
豪蔵相、曲げ師ジョー ホッキーの「鉄鋼価格$35予想」発言が出た翌日から暴騰を始めた鉄鋼価格と鉄鋼株(フォーテスキュー、BCアイロンなど。BCアイロンは一日で52%あげた)。
そして昨日予想値以下のデビューをし「あんなもんBHPの残りかす。ろくな鉱床はないし、可採年数も短い」みたいな記事が出たにも拘らず今日13.66%暴騰したサウス32(BHPのスピンオフ。所有資産に南緯32度以南の鉱山が多いことからその名がついた)。
など、殺したくなるくらいに逆手を打ってくる。
ならば悪いニュースが出た時に買えばいいのではないかと思われるかもしれないが、時にそのまま素直に大暴落する場合もある。
その辺の駆け引きがプロフェッショナルに極悪なのだ。

極悪と言えば、私が去年の一時期毎日のようにいじっていた株にフォーテスキュー(FMG)という鉄鋼開発会社がある。鉄鋼系では市場価値においてBHP,RIO,VALE(ブラジル)に次ぐ世界4位であるが、この株など極悪も極悪、極悪非道の極みだ。
この株を私がいじらなくなったのは、完璧な下降トレンドに入ったのと、あまりにも動きが極悪で何度か大負けを食らったからだが、やや上昇トレンド(だましかも知れないが)に入った今も極悪を続けている。
なぜそんなにも極悪なのか。
噂では、とある超極悪ヘッジファンドが筆頭株主兼CEOアンドリュー フォレストの所有する33%の株を狙っていると聞く。
嘘かホントかは定かではないが、鉄鋼価格下落以来、この株が空売りパラダイスと化していることだけは間違いない。

アンドリュー フォレスト、正確にはジョン アンドリュー ヘンリー フォレストという遠山左衛門のじょう景元なみに長い名前なのだが、景元が金さんのように彼もトゥイギーという綽名で表記されることが多い。そんなことはどーでもいいが彼は中国発の資源ブーム時、豪長者番付の一位に輝いた男。
その彼でさえ狙われる。。。。
株式市場とは冥府魔道に百鬼夜行する無間地獄であることよ。
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安倍ちゃんの俳句ってマジ?

2015/05/13 19:45|未分類TB:0
今日、疎遠になっていた友達が久しぶりに我が家にやってきた。
その彼と台所のテーブルに向かい合い、コーヒーをすすりながら、四方山の話にふける。
やはり日本人同士は会話が弾む。
日本人以外とレストランなどに行くとあまり会話が弾まず、食ってすぐ解散ということが多いが、日本人と行くとたいてい閉店まで長居する。
外国に住む日本人にとって、特に普段外国語しか話していない日本人にとって、たまに話す母国語は立ち去り難い快感なのかも知れない。

今日は朝から黒雲が空を覆い、時折雹すら降る肌寒い日だった。
山は雪であるという。
窓の外には風が鳴り、枯れ桜が吹きすさぶ寒風に耐えている。
「ああ、早く春にならねえかな」
私がその枯れ桜を見ながらつぶやく。
すると友人が、
「桜で思い出したけど、安倍ちゃんが凄い俳句詠んだの知ってる?」
と鼻で笑いながら私に教えくれた。

『賃上げの 花が舞い散る 春の風』

テーブルの上のメモ用紙にはそう書かれてある。
私は一瞬きょとんとした。
そして
「ま、まじ?それを首相が!?」
と問うと、友人は笑いを噛みしめ首を縦に何度も振った。
私もつられてくすぶるように笑っていたが、頭の中で繰り返すうち、可笑しみが津波のように押し寄せてきて、ついに「がはははは」と大爆笑に変わった。
これほど笑ったのはちょっと久しぶりかも知れない。
随分前に詠んだ俳句らしいが、ここのところ特に日本のニュースに疎くなっている私には初耳だった。
なんでも自民党政権になって景気が回復し、給料が上がって民衆が喜ぶ様を詠ったものであるという。
「首相ともあろうお方が、こんな小学生のような俳句を。。。」
しかも、彼(友人)が知っているということは全国ネットでお披露目したに違いない。

私はもう五年ほども日本に帰っていないから、安倍首相その他内閣閣僚の顔ぶれや人柄、思想など無知に等しい。
ただ外から見た感じでは自民党のほうが民主党よりずっとマシなのは明白だし、安倍首相と鳩山や管では比べ物にならない。例えていうなら、つきとスッポン、大人と子供、カブトムシとゴキブリくらいの差があるように見える。
その安倍ちゃんがこんな。。。
これはわざとウケを狙ったに違いない。
俳句ではなくギャグのセンスを披露して日本国民に明るい春の風を運びたかったに違いない。
と解釈したのだが、果たしていったいどこで読んだのだろう。
花見の席、自宅、国会議事堂、首相官邸、ゴルフ場。。。
どこで詠んだにしろどこにも掛詞なるものが入っていない。。。いや、どこかに隠れているのか。。。何度見てもそのままにしか見えないのだが。。。
しかも「舞い散る」なんて。。。不合格の通知みたいではないか。
と私が指摘すると、友人は
「じゃあ、お前が作ってみろ」
という。
「う。。。」
人の事を馬鹿にした割にはとっさに出てこない。
ただ私の家は見ようによっては小高い丘の中腹にある。
春には歩道横の桜が咲いてその花びらが風に舞う。
その花びらの下に給料アップで歓喜する酔っぱらった民衆の声。
それを思い浮かべて、かつ掛詞なるものをいれるとすれば

『丘陵に 桜ひらひら 春ららら』

むむむ、園児のレベルか。。。
小学生の首相にはかないませんぜ!
安倍ちゃんごめんなさい。

『株』私はハゼ

2015/05/06 21:12|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0
子供の頃のある日,私は瀬戸内海を臨む波止場で釣りをしていた。
狙いはカレイ、しかし竿がしなって上がってきたのはハゼだった。
「ラッキーなやつめ逃がしてやろう」
私はそのハゼの口からブチッと針を外してまた海に戻してやった。
するとその後ものの3分もたたないうちにまた竿がしなって上げてみると、口からだらだら血を流した見覚えのあるハゼだった。
「またお前か…」
私は、そのあまりのアホさ加減に、憐れみを感じまた逃がしてやろうかと思ったが、
(いや、これほどのアホ逃がしても無駄だろう)
と、結局家に持って帰って食うことにした。

哀れハゼはそのアホゆえに私に食われてしまったのだが、今の私はこのハゼと何ら変わらない。
相手がハゼならば私のほうが偉いだろう。勝てる!
しかし相手が人間では。。。私がハゼ。。。負ける。。。
「ああ、世の中の人間がみんな私よりアホだったらどんなに素晴らしいだろう」
何度思ったことか。

豪株式市場、ASXという海において私は何度も同じ餌で同じ仕掛けで同じタイミングで釣り上げられているハゼである。
「あははは、このアホまたかかったぞ!」
相場を動かしている大口の仕手屋どもは、それこそ大口を開けて馬鹿笑いしているに違いない。
かつてハゼを馬鹿にした私のように。

なぜ負けるのか?
こんなに本を読んで、ネットで研究もしてるのに。。。
本にはゴールデンクロスで買いましょう、と書いてある。
短期の移動平均線が長期の移動平均線を、まさに下から上に突き抜かんとするとき、
「おおお、ゴールデンクロスじゃあ!」
私はマウスを右人差し指でクリックする。
DONE VOLUME の横に私の買った銘柄の株数が表示される。
「ようし、そこだ、下からズコーンとズコーンとぶち抜ぬけえ!」
だがなぜか私が買った直後に、あらら、短期の線が突然萎びてしまうのだ。
これをオーアオの急性インポクロスと呼ぶ。

「ようし、ならばぶち抜いた直後に買ってやれ!」
私は今度は、短期線が長期線を抜いてから買う。
「ようし、ぶち抜いたぞ!そうだもっと突け!もっと力強く突き上げるんだあ!」
だが、その直後「へ?(目が点)」突然ヘタレてまた長期線の下に戻ってしまう。
これをオーアオの出ちゃった早漏クロスと呼ぶ。
「ええい、本の嘘つきめ!俺が買ったら即デッドクロスじゃねえか!」

私はゴールデンクロス戦法に愛想をつかし、次にボリンジャバンド戦法に切り替えた。
ボリンジャバンドとは前世紀にジョン ボリンジャとかいうアメリカ人が開発したもので、株価は大体そのバンドの範囲内で動くという建前になっている。
その範囲は基本的に三本の線によって形成され、中線が21日の移動平均線、そして上線に当たったら下がる、下線に当たったら上がると本には書いてある。
「ようし、下線に当たったぞ!」
私は喜び勇んでマウスをクリックする。
するとどうだろう。。。
「下線が、下線がああ!」
どこまでもどこまでも下に伸びていくのだ。
「これじゃあ、アントニオの顎じゃねえかっ!」

そう、所詮ボリンジャの下線も上線も株価に沿って無限に伸びていくのだ。
ASXにストップ高とかストップ安とかは無い。
前場も後場もない。
ボリンジャの下線は休むことなく延々と下に伸びていく。
朝買った株が、一日中ぶっ続けで下がりっぱなしということもある。
かつて一日で90%以上下げた伝説のセントロ株、リオティントほどの大企業でも一日20%以上下げたこともある。
「ボリンジャのアホ~!」
何度私は叫んだことだろう。

その他私は、RSI、MACD、ストキャス等も試してみたが、すべてがすべて騙しの巣窟。
そりゃあみんながみんな同じテクニカルチャートを見ているわけだから、騙すほうはそれを利用しない手はない。

ならばファンダメンタルをチェックして長期のバフェット戦法かっ!
P/E 、P/B、PE/G、ROE、売上、配当、借金比率。。。 
いや。。。
そのやり方は過去10年やった。
確かにあれは金があれば勝てる。
大暴落した時に持ちこたえられるだけの金があれば勝てるし、そこでナンピンできればボロ儲けもあるが、なければ振り落とされて終わる。
「金持ちはより金持ちに。貧乏人はより貧乏に。」
いつの時代も変わらぬ世の鉄則だ。

では、スイングか!?
これは五日前後で売買するもの。
はっきり言って、当たればこれほど効率のいいものはない。
多くのトレーダーがこの手法を使ってはいるが、逆を突かれた時のダメージはかなりでかい。
それにオーバーナイトしなければいけないから、根性も座ってなければいけない。
私のように資金に乏しく、肝っ玉だけでなく金玉もけつの穴も小さい貧乏小心者には辛いものがある。

そこでデイトレなのだ。
これは最もリスクが低いし、朝一で乗れれば結構稼げる。
手数数は嵩むが、たいていの場合大企業のマーケットセンシティブなアナウンスメントはオープンの10時前に発表されるから、それが悪くてもうろたえることはないし、キャピタルレイズ(株式増発)のためのトレーディングホールト(取引一時停止)を食らう率も大きく下がる。
大型株でも時には5%下げた後5%上げる、10%下げた後0まで戻す、といったようなこともあり、特に資源株は動きがでかい。
だが、そうは簡単に勝たせてはくれない。
また本に書いてある通りやればかなりの確率で負けるだろう。
なぜかって?
当たり前だ。
必勝法なんてあったら誰にも教えるはずがないっ!!
本に書く時は、そのやり方がバレバレになって通用しなくなった時。
だから本やネットのタダ情報は、あくまで予備知識以外の何物でもないということ。
ネットなんて、麻雀放浪記のドサ健のインチキ麻雀教室と同じようなのがある。
嘘ではないけれども、その通りにやってくれると大口がかもりやすい。
世の中タダほど高いものは無いのだ。

さて、今日は恥じらいもなく、知識的にはド素人の生兵法をひけらかしてしまったが、書いてよかった。助かった。
というのは今日昼前、私はもう少しでコモンウェルスバンク(CBA)とうウールワース(WOW)を買いそうになった。
ASX200は朝からマイナス1.5%以上の大暴落。
特にCBAとWOWはのっけからマイナス3%のギャップダウン(寄りの大窓下げ、大窓上げはギャップアップ)で始まった。
四半期の決算報告が悪かったからだが
「どうせ午後からはバーゲンハントが入って戻すだろう」
ともう少しで買いそうになった。
その時、ふとTHE AGEのライブレポートを見ると「午後からはバーゲンハントが入るだろう」と同じことが書いてある。
「やばい。。。」
AGEの記事に従うのは地獄にネギをしょって飛び立つ鴨と同じ。
「でも買いたい!やっぱり買いたい!」
私はその葛藤を紛らわすためにブログを書くことにしたのだ。

結果、現在16時13分。
引け後のシングルプライスオークションも終わり、CBAはなんとマイナス5.85%、WOWはマイナス5.03%! オールオーディナリー(ASX500)はマイナス2.15%、ASX200はマイナス2.3%!
もし買ってたら。。。
「はいちゃらばーい」
いつものようにハクション大魔王が壺に帰る時のノリで損切する羽目になっていただろう。

有難うブログ。
有難う読者のみなさん。
でも株の話題なんてなあ。。。やっぱシモだよな。。。シモはみんなわかるもんな。。。

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