笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
http://melozy.blog.fc2.com/ presented by おーあお

プロフィール


おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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みんなあ!OZロットで$100ミリオン当てようぜ!

2012/10/31 20:41|オーストラリアのニュースTB:0CM:10
大成功する人の共通点に、運にを頼らない、奇跡を信じない、宝くじ等一攫千金を夢見ない―というのがあります。
時代の流れ、世界経済を冷静に分析し、先の先を見据えてピタリピタリと的確に手を打ち、尚且つリスクを恐れない…いや、そのリスクも計算された必勝の定理に基づいたもの…勝つべくして勝つ…つまり才能ある者が弛まぬ努力を日々続けてこそ、大成功を勝ち取る事ができるのです。

しかし…それはあくまで類稀な能力を持って生まれた選ばれた人間のお話。
我々一般小市民の見られる夢は、せいぜい宝くじを買いその抽選の前夜まで、布団の中でその使い道を具体的に考える…その位ではないでしょうか。
その小市民の夢が、ここオーストラリアでは、なんと$100ミリオン(約83億円)に膨れ上がっているのです!

『OZロット』

この本来ならば一等$2ミリオンのウイークリー宝くじが、10週間前にラッキーな奴が$13ミリオンを当てて以来過去9週間、全く一等賞が出ていないのです。
先週等は一等賞金$70ミリオン、各会社ではみんなで金を出し合って券を買い、近所の宝くじ屋には列ができていたというのにです。
それは、いかにこの宝くじの一等確率が低いかの証明でありますが、ルールは超簡単。
45の番号の中から7つ番号を選び、その選んだ7つの番号の書かれたボールが下に落ちてくれば一等賞―と一見、気軽に当たりそうなんですが、ところがどっこい、その確率はもし1ゲームだけ買ったとすれば、45,379,620:1、 12ゲーム買ったとしても3,781,635:1と天文学的に低いのです。
だから豪国民の多くが買っても9週間も当たらないのです。

今日のニュースではこの$100ミリオン夢見て、少なくとも豪人の三分の一が券を買うといわれています。
またもし、誰かが$55ミリオン分買えば、全ての可能性をカバーできるともテレビで数学博士が言っていました。
しかし、それは当選者が1人であった場合のみ得なのであって、複数の場合、例えば2人だと一等賞金は1人$50ミリオン、4人だと$25ミリオンづつとなってしまうので割に合わないのだそうです。

ま、そんな事は我々貧乏人には関係ない話で、要は、少ない資金で巨大なリターン。
それが宝くじの醍醐味では無いでしょうか?
と言いつつ、私はもう過去数年、個人では宝くじと言う物を買ったことがありません。
何故か…
「運には頼らない!実力で稼ぐ!」
とか言うのではありません。
ただ単に、めっさ、くじ運が悪いのです。
過去、どんな小さな抽選にも当たった事はありません。
じゃんけんは8割方負けます。
二者択一でも7割は外します。
そんな私が宝くじを買っても当たるはずはありません。

では何故、こんなに長々とブログのネタにしているのか?
それはですね、この豪史上最高額の宝くじを皆様と共に夢を見たいからでございます!
いや正直に言うと、皆様の運にあやかろうと…
つまり、皆様に番号を選んでいただき、私がその番号を買う。
そのゲーム数は12としましょう。
つまり、先着12名様が選んで頂いた1から45の内、7つの番号を私が買う。
そして、もし当たったら…その番号を選んだ方と山分け。
要するに取り分は最高$50ミリオンづつとなるのです!
番号を選ぶのはあなた、お金を出すのは私。
もし外しても、あなたには一銭の損も無い。
どうです、7つの番号がひらめいた方、下記コメントまでお名前とそのラッキー番号をお送りください。
お一人1セットのみ。
締め切りは今週日曜まで。
抽選は来週火曜夜。
繰り返しますが先着12名様のみ。(多分12もこねーと思うけど)
尚、豪にいらっしゃる方は、ご自分で勝手に買えばよろしいのではないかと思いますので、豪在住以外の方に限らせていただきます。

いやあ皆さん、来週の火曜日が楽しみですねえ。
$50ミリオン当たったらどうしよう…、家買って、車買って…同窓会では「俺が全部払ってやるぜ!」なんて、キャー出世頭ーっ! フフフ…もう眠れませんぜ!

OZ_100m_homepagetile.jpg

タッツロット
http://tatts.com/tattersalls
関連記事
http://www.news.com.au/money/money-matters/oz-lotto-70m-jackpot-spurs-purchase-of-7600-tickets-a-minute-between-4-and-5pm-on-tuesday/story-e6frfmd9-1226506388478
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ワーホリの覚醒3色違いのチェリーブロッサムズ7

2012/10/28 00:43|連載小説ワーホリの覚醒3TB:0CM:2
「ああ、シドニーの匂いだ…」
アスオは胸いっぱいに街の空気を吸い込んだ。
〈やっぱり俺にはシティーが合ってるぜ〉
と頷きながら380番のバスに乗る。

このバスには大抵日本人が乗っている。
アスオの他にもワーホリと思われる日本人の女の子が二人乗っていたが、白人にしか興味の無いアスオは見向きもしなかった。
バスはダーリングハーストの渋滞を抜け、ホモが多いといわれるパディントンを過ぎ、ボンダイジャンクションで停まった。
ここは90年当時最も日本人ワーホリの多い地区と言われ、オックスフォードストリートのモールは常に日本人の若者で溢れていた。
アスオの乗っているバスにも新たに陽に焼けた日本人の若い男女6人が乗ってきて、アスオの前と後ろと通路を挟んだ横の席に座った。
「泳いだ後さ、焼肉いかない?」
「お、いいね。その後はカラオケか?」
彼らは遠慮会釈無く大声で日本語で話し始めた。
「フン、アホ共が…」
アスオは窓の外を見ながら思っている。
〈日本人ばかりでつるむなら日本にいればいいじゃねえか―〉
意味が分かるだけにアスオにはその声が余計に大きく感じられた。
〈心頭を滅却すれば火もまた涼し…〉
とまでは思わなかったが、その耳障りな日本語を滅却する為、神経を外の景色に集中し、その見たもの全てを英語に変えた。
「空→スカイ、雲→クラウド、家→ハウス…」
しかし、それでも日本語は容赦なくアスオの耳から侵入し脳細胞を汚染する。
「ぬわあああ、貴様ら黙れ!」
と六人に叫ぼうとして、ふと隣のバス停に視線を移した。
「バス停→バスストップ、座席→シート、少女→ガール…」
そこには世にも美しい金髪の少女が座っていた。
そして極短のミニスカートの奥には純白のパンツが覗いている。
「おおお…白いパンツ→ホワイトパンティー」
その純白のパンツがアスオの心頭を滅却させた。
無の境地。
周りの日本語が完全に彼の鼓膜から消えている―。

やがてバスが動き出し、その白い三角州が後ろに流れた。
アスオはくわっと首を捻り腰を浮かして、限界までそのパンツとの惜別を惜しんだ。
「やはりパンツは白じゃなきゃいけねえ…」
と頷きながら呟く。
その彼の様子に気付いた周りの日本人男も身を乗り出して少女の三角州を注視し、言葉を忘れていた。
バスの後部の、そこだけが何か異様な雰囲気だった。

アスオも彼らも所詮日本人の男なのだ。
外人には分からない。
他のアジア人にも分からない。
何故日本人だけが、あんなにも白いパンツを好むのか。
日本にいる人は知らないかもしれないが、地球上で日本人の男ほどハワイトパンティーの好きな生き物はいないのだ。

「フフフ、幸先がいいぞ―」
彼はさっきのパンツの余韻に浸りながら呟いた。
やがてその頭の中のパンツがビーチに寝転がるトップレスに変った。
〈なあに、平気でチチをおっぽり出している女共だ。街の女よりは落としやすいに決まっている―〉
アスオは来た当初ピットストリートで失敗した経験を生かし、今度はその狩場をボンダイビーチに変えたのだった。
「フフフ、失敗は成功の元…俺は絶対に諦めない…勝利の女神は行動する者にのみ微笑むのだあああ…」
彼はボンダイビーチが自分のために用意されたハーレムであると錯覚していた。
足元にはKマートで買った$50ドルのポップアップテントが袋に押し込められてある。
ビーチでトップレスに声をかけ、頷けばすぐさまそのミニテントに押し込み、ヤル。
その計画が具体的に彼の頭の中で出来上がっていた。

バスは前面に広大なタスマン海を見ながらボンダイロードの長い直線をゆっくりと走り、やがてその端にかかると左に曲がって坂を下り始めた。
その下にトップレスのメッカであるボンダイビーチが広がる。
今日は快晴で気温が高く砂の上には多くの人が寝転がっていた。
アスオにはそれがみんなトップレスのパツ金に見えた。
「うおおおお!」
麗蘭のマンションでエロ本を固めて願をかけて以来一度も抜いていないアスオの股間は今にも暴発しそうになっていた。
the_beach_looking_north.jpg

消えたドラ猫ベニー

2012/10/25 17:00|ウチの猫TB:0CM:6
二度捕獲に失敗した後、ベニーはぷっつりと消息を絶った。

P9070017.jpg
「フン、俺を捕まえようなどと…この二つのキンタマある限り、俺から自由を奪う事なんてできないのさ!」
と言わんばかりに、あれ以来彼は姿を見せていない。

本当に彼は、キンタマにかけて独立を守ろうとしているのだろうか?
私の経験上、一度餌を与えた猫は必ず帰ってくる。
但し…うちよりも待遇のいい家が現れなければ…

P8290055.jpg
「お前の家も悪くねえけどよ、所詮貧乏人、残りもんしか食わしてくんねえからな…」
と写真のベニーは語っているようにも感じられる。

果たしてあの熊面ベニーはどこへ行ってしまったのだろう?
本当に我が家が貧乏だから嫌いになったのか?
それとも純血ブリティッシュブルーの彼は誰かに拾われたのか?
一応首輪がついていたからやはり誰かの飼猫だったのか?
もしや…あの十字傷が元で死んでしまったのでは…。
PA020083.jpg

いやそれはないだろう。
なぜなら最後に見た時、あの傷はほぼ完治していて「なんちゅう回復力の速さか!」と驚嘆したのを覚えているからだ。
ではやはり、野良猫狩りに合ってレンジャーに捕まったのか?
考えられないことでは無い。
ウチの家の周りは今や猫だらけ。
隣近所に飼猫がウジャウジャしているだけでなく、同じ通りに猫を量産しているとんでもない家がある。
その家には猫が20匹以上いて、どれも去勢されていないから、もうそれこそ青天井式に増えていく。
この間近所の人が、その家を市役所に垂れ込んだ―と言っていたから、ベニーもそのとばっちりを食ったのかもしれない。
だが、あれほど手懐けていた私でさえ捕まえられなかったベニーがそう易々と捕まるだろうか?

もしかしたらひょっこりまた帰ってくるのではないか…と期待しつつ月日は過ぎて行くのだが、もし捕まっていたとしてもすぐには殺されない。
マイクロチップのチェックをされて、万一それが無くても飼猫として適性検査をパスすればアドプション(里親募集)に回される。

マイクロチップで身元が判明し、

『飼い主と感動の再会!』

となっていれば私も涙が出るほど嬉しい。オイオイオイ…

そしたらキンタマも切られないだろうし…以前のように(私はこの猫は元種猫では無いかと思っている)スタッドキャットベニーとして中だし三昧の幸福な一生を送る事になるのだ。

もしそうだったら…羨ましすぎるぜ!

ランス アームストロングに思うスポーツのあり方

2012/10/23 21:39|世界のニュースTB:0CM:0
よかったら、BGMにどうぞ


僕はランスの親戚でもなければ友達でも無くファンでさえもありません。
その完全無欠に赤の他人の僕が、ついこの間までスーパースターであったが、今や奈落の底に落ちてしまった41歳のアメリカ人男性の事をとやかく言っていいのだろうか?
と随分と悩みました。

そして…

別にいいじゃないか!

と言う結論に達しました。

僕はドーピングの専門家でもないし、彼だけでなくファンの気持をも踏みにじることになるかもしれないけど、そんなこと言ってたらブログなんて続けられない。
だから遠慮会釈無く言わせて貰うよ。
もし読んで不快になられても、またお越しください。
一度読んだだけで僕のブログを判断するなんて、心が狭いです。
そんなことじゃ大物になれないぞ!

さて…
国際自転車連合(UCI)はアームストロング氏の7度のツールドフランスの栄冠を含む1998年以降の全ての競技結果を抹消すると発表したそうですが、ファンの人、また彼の勝利に興奮し感動した人々はさぞかしがっかりされたことでしょう。
思いはそれぞれ…違反したからには当然!と言う人もいれば、今更何を!と言う人もいるでしょう。

僕は個人的にはドーピングはいけないと思うし、よいこのみんなも絶対に真似してはいけないと思うけど、なんていうか、ほら、二週間も経ってから家の郵便受けに送られてきたスピード違反の罰金請求の封筒を開けた時のような…何とも納得できない憤りを感じなくもありません。
「そんな前の事、記憶にあるか!」
と金魚並みの記憶力しかない僕は叫んでしまうのですが、なんとランスの場合は98年までも遡るとか…。
そんな10年以上も前の話…いや正確には、十年以上も前の尿検査…その古い古いアンティークションベンの匂いが再び漂ってこようとは!…まさかご本人も思っておられなかったでしょう。

そして僕の心の中にも「可愛そう…」と言う思いと「当たり前じゃわ!」と言う思いが交錯したのですが、僕は過去にこだわるのが嫌いでね、常に前をむいて歩きたい。

だから、ランスにももう過去を振り返ってほしくないのです。
そして完全に開き直って…
「ありありオリンピック」とか「ありあり世界選手権」とか「ありありオープン」とか、他のドーピングや嵌められて人生を棒に振ったナンチャッテヒーロー達(タイソンとか)と一緒に主催するのです!
ありあり協会主催の大会はもちろんドーピングテストなんて一切無し。
勝者は後から隙間を数えられることなく永遠に勝者として讃えられるのです。

でも…その大会は最初の頃は、人道的見地からもスポンサーはつかないし、テレビにも放映してもらえないかもしれない。
しかし…それでも頑張って続けている内に、100メートル走5秒とか、走り高跳び10メートルとか、速球200Km/hのピッチャーといった、凄い選手が出てくるに違いありません!
そしたらきっと世界の人々も「見てえ!!!」と言う気になるでしょう。
どうです、この法律と道徳で雁字搦めの世知辛い世の中、そーゆー痛快なエンターテイメントを手がけられては?
もちろんインタビューは超本音。
選手もあなたももう嘘をつかなくていいし、偽善からも解放されるのです。

昔こういう人が似たような事をやっていましたよ。
fight100922_1_title.jpg
好きでしたよ…
ありあり且つ、あまりの八百長でしたから大成功とまでは行きませんでしたが、世間を明るくしてくれました。

これからのスポーツは無し無しと有り有り、それで別れてもいいんではないでしょうか。

え、駄目??

いやあ、でも40過ぎてここまで馬鹿なことを書ける奴もそうはいねえわな。


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現役時代のランス アームストロング氏

関連記事
http://www.news.com.au/sport/more-sport/international-cycling-union-bans-lance-armstrong-from-cycling-strips-him-of-seven-tour-de-france-titles/story-fndukor0-1226500392122

ビザ料金値上げとアサイラムの尻拭い

2012/10/22 22:43|オーストラリアのニュースTB:0CM:2
豪蔵相ワインスワンの予算見直しによると、ビザ料金が上がるらしい。

パートナービザは、豪人の相手と結婚、ディファクト(同棲)の関係にある者に対して発行されるビザであるが―
豪で発給の場合は現行の$3060から$4000、
海外で発給の場合は$2060から$2700になるらしい。
また技術移民(457)ビザも$350から$450、
ワーホリ、バッパービザも$280から$350にそれぞれ値上げされるそうだ。

政府はそれにより$520ミリオンの増収を見込んでいるという。
そしてその$520ミリオンは、予算を遥かにオーバーしているアサイラムシーカー対応費へと消えていく―とは政府は公言はしていないがニュースはそうだと言わんばかりに伝えている。
アサイラムシーカーとはボート難民のことだが、彼らの対応に年間約$1ビリオン以上かかっていて当初の予算$239ミリオンの4倍以上に膨れ上がっている。
その穴埋めを真面目な豪移民希望者、もしくは旅行者に負担させようというのだ。
出国税も今年7月1日から17%上がって$55になっている。
豪観光業界は不況に喘ぎ、今日もクイーンズランド州リゾートの破産が伝えられているのにおかしな話ではある。

ボート難民はピープルスマグラーと呼ばれる密入国エージェントを経て、豪永住を前提に自らの意志でボロ船に乗ってやってくる。
その折難民は出身国、エージェントにもよるが大体$4000から$15000ほど払うらしい。
そして目出度く豪沿岸警備船に保護された彼らはディテンションセンター(難民収容所)に送られるのだが、先ず最初に彼らが発する言葉は「サンキュウ」ではなく「俺のビザと家どこ?」であるという。
しかもセンターに入居後、彼らはコンピュータが少ないとか、英語学習のクラスを増やせとか色々注文をつけ、職員を困らせるらしい。

さらに滞在が長くなると、今度は「早くビザ出せ!自由にしろ!」と、屋根から飛び降りたりして脅迫。
また難民と認められないとなると「なんだとっ!こんなに難民なのにっ!」と怒り狂って放火に暴動(以下写真)。
villawood-riot-420x0.jpg
ビラウッドディテンションセンターの暴動(昨年4月

そしてついに強制送還となると「死んでやるっ!」と食を断って抗議のハンガーストライキ。
極めつけはマレーシアに送られる話が出ると「んじゃ国に帰るわ」と言い出す始末。

―といったような内容がこれまでニュースで伝わっている。

また私は実際に何人かのボート難民に会って話した事があるが、恐ろしく利己主義に感じられた。
中でもベトナムからボートで来た女性は、公営住宅に住み、政府から生活補助を受けながらも事実上はレストランの共同経営者だった。
彼女は貰えるものはすべて貰う―とはっきりと言っていた。
他にも公営住宅に住んでいるのに、ベンツに乗っている者もいた。

全てが全てそうとは言わないが、そんな連中の為に税金が使われ、永住希望者や学生、旅行者がぼったくられるのは嘆かわしい事ではある。

しかし豪政府も露骨ではある。

取りやすい所から取る。

選挙権が無く、文句も言えない移民希望者、旅行者、留学生は常にシッティングダック(カモネギ)と見なされている。

だから旅行者も留学生も減っていく。

政府は事ある毎に豪ドル高のせいにしているが…。

まだ気付かれて無いとでも思っているのだろうか?

アホが…


ビザ、アサイラムシーカー関連記事
http://www.news.com.au/breaking-news/national/immigration-costs-hit-budget-update/story-e6frfku9-1226500669315
http://www.news.com.au/national/for-a-one-way-ticket-to-nauru-on-empty-planes/story-fndo4eg9-1226499909472
http://www.adelaidenow.com.au/news/in-depth/huge-blowout-with-asylum-seekers/story-fn8o0uyv-1226053511751
http://www.news.com.au/breaking-news/wheres-my-visa-and-my-house-the-first-question-asylum-seekers-ask/story-e6frfku0-1226224511992
http://www.smh.com.au/opinion/political-news/asylum-seeker-riot-detainees-found-to-be-genuine-refugees-20120306-1uico.html
サンデーヘラルドサン10月21日P8

QLD州 リゾート破産記事
http://www.news.com.au/travel/australia/high-dollar-natural-disasters-and-gfc-have-devastating-effect-on-queensland-five-star-resorts/story-e6frfq89-1226500394094

ワーホリの覚醒3色違いのチェリーブロッサムズ6

2012/10/20 01:00|連載小説ワーホリの覚醒3TB:0CM:0
翌日、アスオから連絡があったが、マンションに麗蘭はいないようだと言った。
それを聞いた路男磨はすぐ警察に電話し捜索を依頼した。
あれほどの美貌である。
朝、誘拐されたとは考えにくいが、前日の夜もしかしたら変質者に誘拐され酷い目にあっているのかもしれない。
路男磨の想像は悪い方にばかり膨らんだ。

その夜、乗馬学校の食堂でテレビを見ていると、ニュースがドラム缶にコンクリート詰めにされた女性の全裸殺人事件を伝えていた。
場所はシドニー南郊を流れるジョージスリバー下流で身元はまだ不明であるらしい。
〈まさか―〉
画面にはコガラベイ ヨットハーバーのランプが写っている。
ドラム缶はそのすぐ横の海底で見つかったらしい。
路男磨は緊張した面持ちでそのニュースを見ていた。

―とその時、乗馬学校の廊下に一台だけ置かれてある共同の電話が鳴った。
路男磨は反射的に立ち上がり、走りよって受話器を握った。
「本当にごめんなさい―」
と聞こえてきた声は間違いなく麗蘭であった。
路男磨はまずホッと胸を撫で下ろしたが、その彼女の声に力は無く泣いているようにさえ聞こえた。
「何があったの?大丈夫?」
「実は…今日本に戻ってるの…」
事情を聞いてみると金曜の夜半に日本にいる彼女の弟から電話があり、
「両親が交通事故で死んだ」
と伝えられたらしい。

弟はまだ中学生、自分が戻るしかないと判断した麗蘭は土曜日の朝早く空港へ向かい、キャンセル待ちで飛行機に乗り急遽帰国した。
警察で事情を聞いてみると、事故は麗蘭の父親に全面的に非があったらしい。
彼は運転を誤り反対車線に飛び出して大型トラックと正面衝突したのだが、彼の血液中から相当量のアルコールが検出され、事故当時酒気帯び状態であったことが証明された。
幸いな事にトラック運転手に怪我は無かったが、トラックは前部が大きく破損した。それに対しての賠償保険は支払われるが、飲酒運転のため麗蘭の両親には一切の保険は支払われない―と事のあらましを麗蘭は蚊の泣くような声で説明した。

「大変な事になったな…俺も戻るよ…」
何が出来るかわからないが、いるだけでも心の支えにはなるだろうと路男磨は判断した。
彼女とは世間で言う恋人同士ではないし、付き合って日も浅いが、これまで自分に与えてくれた好意には最大限の誠意でもって報いたい―と彼は思っている。
「駄目よ。後のことは母方の親戚も手伝ってくれるの。葬式が終わって落ち着いたらすぐにそっち戻るわ。だから来ないで、お願い…」
嘘であった。
麗蘭の母も父も一人っ子でその両親は既に他界している。
薄い血縁ならばともかく頼りになる親戚は一人もいなかった。
彼女はただ、たった一年の路男磨の豪滞在を邪魔したくなかったのである。

麗蘭の家族は都内の高級マンションに住んでいた。
しかしそれは会社持ちのいわば社宅である。
車もカンパニーカーで、残してくれた財産と言えば多少の絵画と家具、それにゴルフクラブくらいであった。
貯蓄は驚くほどに少なかった。
オランダ人の麗蘭の父は自信家で金は自分の能力についてくるものだと信じていたし、死ぬなんて夢にも思っていなかったから、遊びと社交に大いに散財していた。
それに彼は酒豪で、酒に弱い日本人を馬鹿にする風があった。
その報いが今、後に残した二人の子供に津波のように突然襲ってきたのである。

麗蘭は弟と二人だけで両親の葬儀を執り行った。
父の交友関係、会社の同僚、部下等誰も呼ばなかった。
本来ならば呼ぶべきであったろうが、両親が残してくれた預金はよくもって二人の生活費一年分であるから、親には申し訳ないが葬儀に無駄遣いは出来なかった。
その後麗蘭と弟は、売れるもの全て処分して四畳半一間の木造アパートに引っ越した。
部屋の隅に小さな流しとガスコンロが一台ついているが、風呂トイレは共同だった。

「いい、絶対に無駄遣いしては駄目よ。あなたはただ節約に徹して一生懸命勉強して高校に進めばいい。何も心配しなくていいのよ」
と弟に言い残し、麗蘭は再びシドニー行きの飛行機に乗った。
親の預金と財産を処分した金は殆ど全て弟に与えた。
しかし、それも長くは持たないであろう。
彼女は今後、二人分の学費と生活費を自力で捻出しなければならない。
日本に残る事も考えた。
だがそれはほんの一時凌ぎに終わるだろう。
彼女は弟を大学まで進学させたい。
その為にはどうしてもシドニー大を卒業して、高給職を得る必要があった。

窓の下の関東平野の明かりがどんどん小さくなっていく―。
「父さん…母さん…」
自分は悪い夢でも見ているのでは無いだろうか…
麗蘭はまだ両親が死んでしまった事が信じられない。
彼女は目を閉じた。
目を開けたら、そこはシドニーの自分のベッドの上かもしれない…。
そう願いながら目を開けた。
だが、窓の外には真っ暗な闇が広がっているだけだった。
下界の明かりももう見えない。
彼女の両親もまたその明かりのように麗蘭の前から消えてしまったのだ。
二人の子供を暗闇に残して―

しかし…その感傷に浸っている暇は麗蘭に無い。
シドニーに帰ったら先ず安いシェアハウスに移り、一日も早くアルバイトを探さなければならなかった。

チャンネル9サバイブリバイブ

2012/10/17 21:47|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
チャンネル9のCEOデイビッド ギンゲルは
「わははははは、チャンネル9は蘇ったのだ!不吉な予言をした馬鹿者どもざまあみさらせ!もう借金は無い!来年はロックンロールだぜえええ!」
と交渉の成功を高らかに宣言した。

ナインはこれまで、米ヘッジファンド、アポロ&オークトゥリーに$2.3ビリオン、ゴールドマンサックスに$1ビリオンの負債を抱えていたが、支払いの目処が立たず、交渉の結果、資産と借金を交換することで合意した。
これにより、とりあえずナインエンターテイメント(傘下にナインネットワーク、NBNテレビ、チケテック)の破産は無くなり、結果、ヘッジファンドが同社の95.5%の株を取得、またゴールドマンサックス率いるメザニンレンダース(中リスク金融)が4.5%を取得する事になった。

ナインエンターテイメント会長 ピーターブッシュは
「この合意により我が社は勢いと強力なキャッシュフローを得た。バランスシートは業界中最良となるだろう。2012年は成長の礎となるのだ」
と喜びのコメントを述べ、リストラによる解雇、提携業者との契約破棄を否定し、ナイン、チケテック等これまで通りの営業形態が維持される旨発表した。


コメント
よかった…本当によかった。
僕は9がすぐには潰れないって信じていたよ。
でも不思議だな…“破産破産”と言ってた時は常にアクセスのトップだったのに、“安泰”に変った途端、トップ10にも入ってないよ。
オージーって不幸なニュースが好きなのかな?
日本人はそんなこと無いよね。
僕はハッピーなニュースが大好きさ!

記事原文
http://www.news.com.au/business/nine-strikes-deal-to-save-the-network-ceo-david-gyngell-jubilant/story-e6frfm1i-1226497834135

http://www.theage.com.au/business/nine-saved-as-lenders-agree-to-deal-20121017-27qqr.html

豪メディアの崩壊、チャンネル9は潰れるのかっ!?

2012/10/16 17:52|オーストラリアのニュースTB:0CM:4
豪メディア界にネット時代の嵐が吹き荒れている。
先のフェアファックス、やばいやばいと言われているチャンネル10、そして先月末破産の可能性大と伝えらられたチャンネル9と何れも豪を代表する大手メディアの存続が危ぶまれるニュースが新聞、ラジオで連日のように伝えられている。

フェアファックスは2007年に一株$4.6であったのが今日現在で$0.385、チャンネル10は2004年に$3.6であったのが$0.35まで、実に10分の1以下に落ち込んでいる。

そしてついに同じ試練がチャンネル7に次いで総合視聴率2位のチャンネル9にも襲ってきた。
先月末、$4ビリオン近い負債を抱え資金難に陥っていた9グループは傘下のAustralian Consolidated Press (ACP) の雑誌事業部をドイツの大手雑誌出版社バウアーメディアグループに$525ミリオンで売却した。
しかし、それで持ち堪えられるのは一ヶ月ほどに過ぎず、依然$3.3ビリオンに上る膨大な負債残高のうち2月には$2.2ビリオンの支払いが迫っている。
9経営陣はリファイナンスを模索中であるが、もし支払い不履行、又はリファイナンスされない場合同社は管財人の扱いとなる。
―というニュースがこれまでに伝えられているが、今朝のニュースにはその可能性がさらに高くなっているとのニュアンスで、具体的に番組製作コストの削減、スタッフ給与の減給についても触れてあった。

もし9が破産申請し、管財人の扱いとなった場合、リッツ へエイズ、トレイシーグリムショウ、カール ステファノビッチらメインパーソナリティーの給与は見直し、だけでなくFunniest Home Videos'のシェリークラフトら格下のタレントも減給の対象にされるという。
また、数少ない高視聴番組のThe Voice(豪版)、Big Brother, 60 Minutesなども継続、再製作にはコスト削減が不可欠とされている。
The Voiceは制作費$30ミリオン、審査員のシール、デルタ グッドラム、ノエル マッデン、キース アーバン の4人にはそれぞれ$1ミリオンのギャラが支払われている。
60Minutesも制作費は年間$17ミリオンで、既に出演者は減額、凍結の対象とされている。
経営の専門家達はメディア栄光の時代は終わったとし、ネット時代に置いては実利主義無しにテレビの生存はありえない、出演者のギャラと制作費は、その価値に見合ったものではならないと語っている。

―と言ったもので、今までの私なら「こんなもん日本人に何の関係も無いやんけ!」と思って載せなかったのですが、そんな事言ってると、書くことが無くなってしまうので、もう何でもいいやと思い直して載せる事にしました。
世界に一人くらい、英語の記事を日本語でこき下ろす物好きがいてもよいではありませぬか。
それに、豪のメディアに興味のある日本人も10人くらいはいるでしょう…いや、そんなにもいないか…。

とにかく今や豪のテレビはネットに押されまくってましてね、視聴率が下がってスポンサーがつかないそうです。
ま、世界的にそうでしょうが、豪の場合はちょっと前まで「テレビがつまらない」が、豪永住イギリス人の永久帰国する理由の一つになっていたくらい酷いものでしてね。
超面白くねえと思っているのは何も日本人だけじゃないんですよ。
そんなレベルで、この世界中のテレビや個人製作のビデオがネットで見れる時代に生き残れるはずがありませんわな。
知り合いのインド人も「当たり前じゃわ」みたいなこと言ってましたわ。
だからあたふたしているのはオージーだけじゃないですかね。

でも気の毒ではありますわな。
豪は規制が厳しすぎる。
四方八方に気を配ってちょっと当たり障りのある内容だと苦情が殺到。
それで面白い番組が作られるはずが無い!
例えば、私が子供の頃、ドリフ大爆笑では必ず裸の女の人が出てきて、よいこのみんなを楽しませてくれたものです。
しかし、あれをもしオーストラリアでやったら……間違いなく即中断でしょう。製作責任者は訴えられるかもしれません。

だから面白くない。
逆にネットでは、速報ネトウヨ系やエロサイトに見られるように、もう言いたい放題のやりたい放題。
そりゃあ、みんなそっちの方見ますわな。
本音が聞けるし、人間の本能に訴えるものがそこにはあるんですもの。
だから普通に考えて規制の厳しすぎる豪では民放テレビに明日は無いのではないかと…。

ま、チャンネル9が潰れようが潰れまいが、私には関係ないですけどね。
どーせ見ないから。
ネットテレビはもっと充実して欲しいですね。

♪Still the one♪
って最近やってないですよね?
ほらあの9の顔が次々に出てくるアノイングなやつ。
ま、7も10も似たような事やってましたけど、あれ心の底からアホだと思ってたのは私だけでしょうか?

これですよ、これ↓。この見てる方が恥ずかしくなってくるやつ。こんなん宣伝の代わりに頻繁に流してたんですよ。「誰が見てやるかっ!」て気になりましたね。


関連記事
http://www.smh.com.au/business/channel-nine-on-brink-as-banks-circle-20120925-26jpx.html
http://www.news.com.au/entertainment/television/channel-nines-debt-woes-threaten-tv-stars-and-hit-shows/story-e6frfmyi-1226496589308
http://www.abc.net.au/news/2012-10-16/channel-nine-enters-debt-showdown/4315132

豪の賃貸事情

2012/10/15 16:41|これから豪に来る人の為にTB:0CM:0
日本いる方は、豪の家賃は高くて契約書の内容は大家に圧倒的有利と聞いているか知れませんが実際はどうなのか?
と思っていらっしゃる方も少しはいるでしょう。
実際は―その通りなのです。

以下は豪各主要都市の平均賃貸料金です。
豪の賃貸料金は大抵週ベースで表示されます。
ホバート以外は一戸建てアパート混合の平均ですのであくまで目安としてください。

ダーウィン $700
シドニー  $520
キャンベラ $485
パース   $450
ブリスベン $380
メルボルン $360
アデレード $310
ホバート  $270(一戸建て平均)


(2012年9月、ソースは以下参考サイトより)

どうです高いでしょう?
月にするとシドニーなんて$2260ですよ!
年間で$27040!!
ワーホリや学生がルームシェアをして凌いでいるのも頷けますわな。

外国人居住者だけでなく、永住者にとってもこの額はキツイ。
豪の正社員、非正規混合の平均年収は$54,454.40(ABS2012年2月)。
それに比較するとシドニーでは実に年収の半分が家賃に飛んで行くのです!
んなアホな!
皆さんよくやっていけますわな。
私が今の収入で嫁はんに逃げられて、メルボルンは寒いからシドニーでレンターに逆戻り…となると無理ですわ。
どうしようもなくなって、ギャップパーク行きのバスに乗っているかもしれませんね。
the-gap1.jpg
「ヒュウゥゥゥ…」

でも…そのシドニーよりもダーウィンのほうが高いなんて…
ワニだらけの北部準州、人口13万人弱の町の家賃としては法外ではありませんか。
いかに資源ブーム(終わった?)で、資源開発関連の需要が急増したかということでしょうね。過去一年でプラス27%だそうですよ。
ダーウィンの2002年の住宅平均価格は$202,250、それが2012年6月では$608,843で3倍、しかもレンタルイールドは現行平均家賃 対 2002年住宅平均価格比でほぼ年18%!
凄すぎですね…。
10年前にあそこに買っていた投資家は、もう笑いが止まらなくて顎が外れているような状態でありましょう。
「そのまま食えなくなって死んでしまえ!」
と思っているレンターの人も多いのでは無いのでしょうか。

とにかく豪は家賃が高い。また契約書も大家に有利なだけでなく審査も厳しくてね、
当然条件のいい者が優先されます。
それにいい物件だとアプリケーションが集中してオークションになる事もありましてね、ま、今のところ完全な売り手市場ですわ。

ちょっとくらい貯金があってもなかなか貸してももらえないのが現状ですね。


参考サイト
http://theage.domain.com.au/real-estate-news/melbourne-cheaper-city-for-renters-20121010-27djc.html
http://www.econ.mq.edu.au/Econ_docs/research_papers2/2004_research_papers/Abelson_9_04.pdf
http://www.ntnews.com.au/article/2012/07/28/312151_realestate.html
http://www.adelaidenow.com.au/real-estate/news/average-rent-hits-310-a-week-more-hikes-to-come/story-e6frefgc-1225985255186
http://www.propertyobserver.com.au/landlords/perth-house-rents-up-1646-in-a-year-but-hobart-rents-flat-residex/2012091856643
http://www.bigpondmoney.com.au/australian-average-wages-1989-to-2009

ワーホリの覚醒3色違いのチェリーブロッサムズ5

2012/10/12 17:18|連載小説ワーホリの覚醒3TB:0CM:0
「ワーホリからセレブなんて猿から太閤になった秀吉並じゃないか!」
―と単純に路男磨は喜べなかった。
日本の芸能界を思い浮かべ、正直あの厳しく異常な業界でやっていけるとは思えない。
豪も同じようなものなのだろうか?
それに持病の事もある。
果たしてアンダープレッシャーで、突然発病して、共演の女優を押し倒したりしないだろうか?
カメラの前でレイプなんて弁解の余地が無いではないか。
しかし、やると言った以上やらなければならず、他にやりたいこともできることも無いから、心境的には背水の陣だった。
ただ撮影は2月からで、丁度今撮影中の映画が終わった後になるらしい。
だから路男磨は少しでも腕を上げようと今まで以上に真剣に演技し、英語の発音も毎日クレイグやエマにチェックしてもらっていた。

そんな不安とヤル気の交錯する気分でいるところへ、麗蘭から寮に電話がかかってきた。
「土曜日にまた会いに行っていい?」
相変わらず控えめで可愛らしい聞き方だった…
彼女は目の覚めるような現代風の美人だが、心にはやまとなでしこの古き良き慎ましさを宿している。
路男磨にとって絵に描いたような理想の女性であった。
「も、もちろんさ…」
その声が少し震えた。
路男磨は心に期すものがある。
今週の土曜日に二人は正式に恋人同士となるのである。

馬で広大な草原を走り抜け、「ちょっと休もうか?」と青草の上に彼女を横たえる。
その時に「俳優になるんだ…」とさり気なく伝える。
すると彼女はきっと「ステキ…」と感動してくれるに違いない。
そして愛を語りつつ、服を一枚一枚脱がし「痛くないかい?」「ううん平気…」と青草を処女の鮮血で赤く染め、ドバッと中だしする。

そんなロマンチックな計画が路男磨の頭の中では出来上がっていた。

800px-Mittagong_railway_station_platform_2_south.jpg
土曜の朝10時、路男磨はミタゴン駅のプラットホームで麗蘭待っていた。
空は二人の記念となるべき日を祝福するかのように快晴だった。
胸がドキドキしている。
今度は外人のように思いっきり抱きしめてキスするつもりだった。
それが前回別れ際、口紅だらけの顔にキスしてくれた彼女への礼儀であると思っていた。
4両連結の列車がホームに入ってきてドアが開いた。
路男磨は大仰に両腕を開いて待ち構えた。
しかし、誰一人として降りてこない。
「ん…??」
路男磨は列車沿いに走り、窓越しにざっと中を見回したが麗蘭らしい女性は見あたらなかった。
そうしている内にドアは閉まり、乗降客の無いまま列車は南へ去っていった。
〈何かあったのか!?〉
電話で話したのは三日前である。
忘れているとは思えないし、まして彼女がすっぽかすなんて考えられない事だった。
〈事故!?〉
心配になった路男磨は電話をかけようとして、彼女のマンションの電話番号を知らない事に気づいた。
彼は公衆電話の下にあった電話帳で麗蘭の名前を調べたが載っていない。
「そうだ、アスオなら…」
彼はズッキーニファームまで全力で駆けた。
何か嫌な予感が胸をかすめていた。
〈ただの寝坊であってくれ―〉
と息を切らせながら祈っていた。


「おい出ないぞ…」
アスオは受話器を路男磨の耳につけた。
もう20回以上は鳴っている。
しかし麗蘭は出ない。
「やっぱり何かあったんだ―」
蒼白に強張った顔で路男磨はいった。
「中で寝ちまったんじゃねえの?」
と暢気にアスオは受話器を置いた。
確かにその可能性はある。
だが麗蘭に限ってそれは無いと路男磨は確信していたし、第一列車の中に彼女はいなかったではないか。
「俺、今日でここ終わりなんだ。明日シドニーに戻ったら行ってみてやるよ」
やはり内心アスオも何かあったと思っているようだった。
「シドニーに帰るのか?」
「あたりまえだ。もうズッキーニは見るのもやだね」
「友達とか出来なかったのか?」
「一人も…あんなシャドウピッキングやってるような奴らとマトモに付き合えるか―」
アスオ曰く、農場には韓国人もいて、その中には夜寝る前に手をせかせかと動かし、より多くのズッキーニを千切る為のイメージトレーニングをしている者もいるのだそうだ。
「なるほど、そりゃ引くわな。で、帰ってどうする?」
「決まってるじゃねえか、パツ金ゲットよ、その為に俺は来たんだぜぇ!」
と叫び、アスオはほころび破れた麦藁帽子をパッと空に向かって投げた。

メルボルンセントラル

2012/10/10 23:56|メルボルンライフTB:0CM:5
昨日久しぶりに街の中心、メルボルンセントラルへ行ってきたよ。
ここにはかつて大丸が入っていたんだけどさ、撤退して以来未来的に大改装されて、今やその面影を偲ばせるものは ダイマルのダの字すら残ってねーよ。
ま、どーでもいいけどよ。
だけど、大丸は無くなっても、このビルの中にはレンガ造りの工場跡が残されてるんだな。
ほらこれさ、よく観光案内とかで見るやつ。
PA090053.jpg

「なんでこんなものがここに?」と豪に短い方なら思うかもしれないけど、それはこの塔が州遺産にリストされていて、建築会社がぶっ壊せないように法律で守られているからなんだな。
豪にはそんなヘリテイジリストの古い廃工場や民家がどこにでもあって、基本的に外見は変えられないから建設会社は苦労しているよ。最もそういう物件を買い漁って内装だけ修理してぼろ儲けしている人もいるけどね。
塔の上の方にはLead Pipe & Shot Factory と書かれているけど、簡単に言うとここではかつて鉄砲の弾が作られていたんだとさ。
PA090055.jpg

この塔のてっぺんから溶融鉛を流し込み、それが銅製の型板を抜けて落ちる間に研磨冷却され鉄砲玉となり、最後に水に落下してさらに冷却された後、ジャラジャラとパチンコのように下から出てきたんだと。
なんかBGMに軍艦マーチとか流してやりたかったな…とふと思ったよ。
一時は週六トンも生産されていたようだけど、それも銃規制が敷かれ、需要がなくなると1961年には打ち止めで、その後巨大ショッピングモールとして再開発されたんだ。
塔の上の尖がり帽子も含めて、日本の建築家、黒川紀章さんが設計したんだって。

そして今センター内は、大丸時代よりも見た目は華やかで、まさに人種の坩堝と化し、色んな顔をした人が私の周りを歩いていたよ…といってもたいした数ではなく、どちらかというと閑散としてたな。
平日だったからかなあ。
それともいつもの事なのかなあ。
だいたい郊外に住んでいると街になんて滅多に行く必要なんて無いのよ。
トラム(路面電車)だけでも鬱陶しいのに、フックターンまでやらされてね。
PA090031.jpg
あれは右に曲がるのに左に寄らなければならないからね。
「人間の脳はな、右に曲がる時は右に寄るようにプログラムされとんじゃわ!アホ!」
と下の写真の標識に何度叫んだかわからないね。
PA090029.jpg

しかしまあ、メルボルンもどんどん変わっていくね。
このエリアは学生も多いからかどうか、異色のカップルもよく目についたね。以前はあまり見なかった白人と黒人のカップルもちらほら以上に見かけるようになってきたよ。

フードコートには質はともかく、世界中の料理屋がずらりと並んでいてね、そこで例によってカツ丼を食いながら周りを眺めてると「ああ、もう世界は一つになってしまったのか?」という錯覚に陥ってしまうよ。
ほんの50年前は、まだ白豪主義で、目の前の塔で白人がせっせと鉄砲玉を作っていたなんて想像できないね。
きっと彼らも、50年後、自分達の職場が、こんな風に変化しようとは思いもよらなかっただろうな。

PA090061.jpg

今から50年後はどうなっているんだろうね?
昨日かな、山中伸弥氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成が評価されてノーベル平和賞をもらったとかニュースになっていたけど、ちょっと詳しい人に聞くと、それで体のどの部分でも作れてしまうらしいよ。
凄いなあ、じゃあ50年後なんて、歯が抜けても鮫のようになんぼでも生えてくるし、足を切断しても、トカゲやピッコロのようにすぐ再生するようになってるんだろうな。

いいなあ、でもそんな進歩した50年後でさえメルボルン人は飽きもせずにフックターンなんてやってるんだろーか?
まさか……とは思うけどね。

ま、私は死んでるけどさ。

参考
http://en.wikipedia.org/wiki/Shot_Tower
http://en.wikipedia.org/wiki/Melbourne_Central_Shopping_Centre

ワーホリの覚醒3色違いのチェリーブロッサムズ4

2012/10/07 00:31|連載小説ワーホリの覚醒3TB:0CM:2
レストランでの会話は完全に英語であった。
日豪合作と言ってもスタッフの殆どは豪人で、日本人は路男磨と輪戸亜、それに彼の付き人と通訳の4人しかいなかった。
輪戸亜は英語が話せないから会話には参加せず、運ばれてきたスパゲッティーボロネーズをガツガツと食べていた。
最初の頃は気を使ってオージースタッフも彼に話しかけていたのだが、何を聞いても
「ファインサンキュウ アンジュユ」
と機械的に返ってくるだけであったから、最近は誰も話しかけなくなっていた。
「ジュル、ジュルジュルジュル、チュルン…」
彼はわざとやっているのでは無いかと思うほど爆音を立てて食べている。
「ズ、ズズズ、ズゥォォ…」
グラスに注がれたワインも茶をすする様に飲んでいた。
今夜だけでなくいつもの事だった。
それを見て隣に座るトーマスが、時々呆れたように首を振っている。
「過去彼ほど学習能力の無い人間を見たことが無い―」
トーマスは路男磨に囁くようにいった。
彼は撮影の時の態度から察しても心底、輪戸亜秀押をアホと思っているようだった。
いくら客寄せパンダとは言え、彼は物覚えが悪く、英語はとても聞き取れるものではなく、演技も下手だった。
一応映画は日豪で同時封切りの予定であるが、豪での放映は彼の英語の台詞に英語のサブタイトルを流すしかない―との結論に達していた。

路男磨もまた輪戸亜秀押が好きでは無い。
彼はオージーとは滅多に直接話さないが、たまに話すと「ウキャキャキャキャ…」と意味も分かってないのに猿笑いし愛想を振りまいた。
逆に彼の付き人や通訳、時々来る日本人スタッフには常に上から目線で態度がでかい。
路男磨に対しては最初の頃は現地情報を仕入れる意味でも下手に出ていたが、最近は慣れてきて態度も横柄になり、時にはパシリに使おうとした。
だから極力避けているのだが、路男磨の中で輪戸亜の印象は元々悪かった。
彼はかつてはソロではなく少年態という3人組のアイドルユニットのメンバーだった。
その少年態が大晦日の赤が勝とうが白が勝とうがそれがどうしたというのだ?と思われる紅白歌合戦という番組に出場した。
彼らはトップバッターで曲は『仮面舞踏会』、司会はかつての若大将加山雄臓だ。
だがその加山が何を思ったか、「白組のトップバッターは― おい、はりきっていこうぜ!― 仮面ライダーですっ!」とのっけから豪快に紹介したのだ。
路男磨はたまたまそのシーンを見ていて腹を抱えて爆笑したのだが、笑いが収まると「少年態は、なぜ、なぜあの瞬間に、ちょっと飛び跳ねてライダーキックをしてくれなかったのか!?」
という物凄い不満が込み上げてきた。
そのセンスの無さが我慢ならず、それが彼らのイメージダウンへと繋がったのだ。


「彼とはこの映画が最初で最後だ。見た目だけのアホなんて若いうちだけだからね。ところで君は将来何になりたいのかね?」
輪戸亜を見ながら思い出し笑いをしている路男磨にトーマスはビールを飲みながら唐突に聞いた。
彼は既に結構飲んでいるが全く顔に出ていない。
水でも飲めない量の酒を平気で飲む典型的なボトムレスオージーである。
「俺? 俺は…さあ…もしここに残るなら、トラッキーかなあ」
路男磨もビールをグッとあおった。
まだ一杯しか飲んでいないが彼の顔は既に赤い。
「トラッキー?」
「アデレードからここまでトラックに乗ってきたんですよ。どこまでも続く大地を眺めながら一人で運転してるだけで金もらえるなんて悪くないですよね」
と正直な思いを語った。
「運転手ねえ…馬鹿にする訳では無いが、あれは特殊能力の無い人間がする仕事だ…」
「ええ、俺、特殊能力なんて無いですから…」
そこでトーマスは路男磨を覗き込むようにじっと目を見ながら言った。
「あるよ、君には…」
彼は飲んでいたビールをテーブルの上に置き意外な事を言った。
「どうだ本気で俳優を目指してみる気はないかね?」
トーマスは路男磨に豪の人気ドラマ『レイバーズ』への出演を打診した。

♪ Labours everybody hates bad labours … ♪

で始まる『レイバーズ』は豪の労働者階級の日常をテーマにした下町ドラマで隣近所と喧嘩ばかりする内容が面白く、イギリス、NZでも放映されている。
路男磨もステフィの家にホームステイしていた時は毎日のように見ていた。
その新シリーズのヒロインの恋人役として路男磨を抜擢したいとトーマスは言っているのだ。
「は?」
路男磨はトーマスが酔いどれているのでは無いかと疑った。
だが彼の目は正常で呂律もしっかりしていた。
酔っている素振りは微塵も感じられなかった。
「出演して人気が出れば、ビザなんて自動的についてくるよっ!」
それは豪に残りたいと思っている若者に対してのビザの効力を十分理解しているような言い草だった。
ビザの為には好きでも無い相手と結婚したり、金を払って偽装結婚してもらう輩も当時から少なくなかった。
「ビザ……ねえ」
だが路男磨の反応は冷めたものだった。
頬杖をついてまたビールを一口流し込んだ。
実は路男磨はそれほど豪に残りたいとは思っていない。
日本を離れて外から眺めると、そのいい所も見えてくる。
逆に憧れてきた国も、住んでみれば色々と鼻につくことが多い。
特にサービスの悪さと、いい加減さには早くもうんざりで、定住するなら日本かな―と漠然と考えていた。
かといって一年は短く、既に半年が過ぎようとしている。
当時ワーホリビザはきっかり一年だったから、このままでは半年後には帰国で、もしそれ以上いたければ、学生、就労、永住等のビザに転化しなければならないが、路男磨にそのあては全く無かった。
と言う事は半年後には、麗蘭とも離れ離れである。
しかも、日本に帰ったところで何が出来ると言うわけでもなく、おそらくは都市に出て建設現場の日雇いでその日暮しを続けるに違いない。
そして、その内麗蘭との間は自然崩壊、ヤケ酒を食らい成す事も無いまま病気になり誰に看取られる事も無く四畳半の部屋でひっそりと死んでいく―死体は多分腐臭に気付いた近所の人に見つけられるだろう。
そう考えるとブルッと体が震えた。

「喜んで―」
路男磨はにっこりとトーマスの手を握り承諾した。
演劇に興味があるわけでは無いが、ここに残った方が少なくとも日本に帰るよりはマシだろうと判断した。



テレビが面白かった頃…この時ライダーキックをしていれば彼らは大物になっていただろう…

メルボルンでも反日デモする恥知らずな中国人

2012/10/05 22:28|海外から見た日本の領土問題TB:0CM:6
これは昨日のニュースで日本でも伝わっているようだが、昨日はちょっと忙しくてね、遅ればせながら載せる事にした。

以下The Age 記事より

中国人ナショナリスト200人以上がメルボルンで、日本政府の尖閣諸島購入に対して抗議デモを起した。(写真THE AGE)
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デモ隊は、日本領事館前で反日スローガンの書かれた横断幕を掲げ、中国国家を歌ったりして抗議したが、地元警察が警備に当たっていた事もあり、昼頃大きな混乱無く終了した。

デモは地元中国人コミュニティーによって組織され、中国政府筋の指示に関しては否定されている。
メルボルン領事館は出入り禁止の厳戒態勢が敷かれ、総領事の側嶋秀展氏は「懸念している。中国政府に冷静な対応を望む」とのコメントを述べた。

中国人の反日デモは過去二週間では、米国、オランダ、ノルウェイ等でも行われ、香港活動家が逮捕された際にはシドニーでも起こっている。

以上 原文簡略

というものであるが、
しかしまあぜんぜん関係ない第三国で、地元警察にまでお手数かけて、超自己中でっちあげデモして恥ずかしくないのかね?
まったく、節操がないったらありゃしない。
第一オージーなんて何の騒ぎかわかってねえじゃん。

まして領事館の前なんて、パスポートの更新や、ビザの申請に来られた方に大変な迷惑がかかるじゃないか。
お急ぎの人もいるだろうに。
領事館の営業時間は短いし、休みも多いんだから…。

それだけでも、いかに自己中で思いやりの無い連中か分かるね。
ま、中共政府の差し金なんだろうけど。

いよいよシロアリ戦術の本格化さ。
世界各国に中国人を巣食わせ、見えない内に、その屋台骨を食い尽くす。
昨今の、中共のご都合デモは、そのシロアリの頭がちょこっと見え始めた状態さ。
それに世界が気付いていればいいけど…このシロアリは金の毒を撒くからな…。
その毒に特に権力者やメディアは弱い。
手遅れになる前に…
日本が世界に率先してシロアリ駆除を呼びかけたらどう?


ってゆーか…日本政府さんよお

え~かげんガツンとゆーたれや!!

昔は日本人が住んで鰹節工場もあった。海底資源が見つかるまで中国からの主張は一切無し!

―とネットで流し、大々的に世界中の新聞雑誌に載せてもらったらどう? 日本語で小声で囁くんじゃ無くて…各国の言葉で!

言っとくけど世界の人は黙って大人しくしてても何も分かってくれないから…。

馬鹿にされるだけ…


記事原文
http://www.theage.com.au/victoria/antijapanese-protest-reaches-melbourne-20121004-271ey.html

額に十字を刻んだドラ猫『サザンクロスベニー』

2012/10/03 00:00|ウチの猫TB:0CM:0
PA020086.jpg
「あれ!?俺の匂いが消えてるぜ…ちくしょう、あいつらドメストス撒いて掃除しやがったな…」


PA020016.jpg
「俺の餌箱も無くなってるじゃねえか!? なんだよ…とうとうこの家も俺を見捨てるのか…おわった…クラスメイト全員にシカトされる気分だぜ…」


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「お、何だ?あの中から旨そうな匂いがするぞ!」


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「なんだよ~こんなとこに隠してたのか……でもなんか落ちつかねえな…」


最近ベニーは生傷が絶えなくてね。
何とか捕まえようとしているんですが、なかなか警戒心が強いんですよ。
でも、やっと体半分入れるようになったから、もうすぐかな…。





成功の秘訣

2012/10/01 22:29|メルボルンライフTB:0CM:4
チャッツポテトというのは小型の赤い芋だが、それが何故かレッドバックという毒蜘蛛が一面にプリントされた袋に入っている。
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オーストラリアのスーパーは質が悪いくせに高いから、私は野菜は専門店で買うのだが、メルボルンではたいていの八百屋にこの毒蜘蛛ポテトが置いてある。
「食いもんに毒蜘蛛とは…何とビジネスセンスの無い…同じ赤くて小さいならレッドバックでなくともてんとう虫やアメリカザリガニがいるではないか。それともそのくらいインパクトがないとオージーは白ポテトと間違ってしまうのか?…」
と思いつつ先日もそのレッドバックポテトを買ってきた。
P9260010.jpg
ほら、表だけでなく裏面も毒蜘蛛でいっぱいだ。どう見ても食欲をそそるものではない。

「果たして生産しているイモ農家の意図は?」
その中身とあまりにミスマッチな袋を眺めながら私はじっと腕を組んで考えていたのだが、ふとあることに気づいた。
そういや日本にも「馬鹿な!?」という商標で大成功している会社があるではないか!?―と。

子供の頃私の田舎では、黒猫を見たら三歩下がらないと呪われるというくらい、黒猫は縁起の悪いものとされていた。
私の家では黒猫を飼っていたから、見る度に三歩下がると一日中後ろ向きに歩かなければならないからやらなかったが、信心深い私の友人などは道で黒猫を見かけると本当に三歩下がったりしていた。


しかし…その縁起の悪いはずのクロネコが日本では大成功し、ライバルのペリカンや飛脚を圧倒していたではないかっ!!
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運送業だけでは無い。

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人様のお飲み物に「ころす!」なんて…と思うが、これも月桂冠や、菊正宗と違って一度聞いたら忘れない名前だ。


さらに、芸能界にも…
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私はテレビでこの人を2,3回しか見たことは無いのだが、20年以上日本を離れた今もその名を覚えている。
ひとえに『毒蝮三太夫』というドギツイ芸名のせいだ。本名の石井 伊吉(いしい いよし)では一瞬で忘れ去るだろう。

そこまで考えて、やはり成功する人はセンスが違うんだなあ…と再認識させられたよ。

私のブログのタイトルなんて『オーストラリアの青い空』だもんなあ。
成功しないはずだ。
変えるか?
でも完全に変えちまうと、せっかく毎日アクセスしてくれている方が分からなくなってしまうかもしれない。

そうだ!
『オーストラリアの青い空飛ぶハゲタカ』
なんてどうだろう?

あ、ハゲタカいねえや…。




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