笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
http://melozy.blog.fc2.com/ presented by おーあお

プロフィール


おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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ワーホリの覚醒2赤い唇4

2012/07/29 02:00|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:1
少し冷たい風が肌に心地よかった。
麗蘭も路男磨と並んで駆け、時々気持ち良さそうに髪を掻き揚げている。
どうやらご機嫌は完全に直ったようだ。
彼女といるとこの毎日見慣れている野山の景色が全く違って見えた。
それはやはり、彼女の体から発散される高貴なオーラのせいだろう。

路男磨は麗蘭と電話で話して以来、自分というものを客観的に見ようとしていた。
19歳。
普通の若者ならば、あれもしたいこれもしたい、あれもできるこれもできると自信に満ち、我が世の春を謳歌しているだろう。
しかし自分は普通ではない。
トゥーレットバイポーラー*という恐るべき持病を持っている。
犯罪者となり、人生の大半を鉄格子の中で暮らすことになる確率も高いだろう。
加えて…人生の目標は無い…。
大学中退。
普通のサラリーマンには向かない。
かといって商才があるとも思えなかった。
弁も立たず、職人気質でも無い。
体力も人並み。
何か資格を…と言っても何がしたいのか、何が出来るのかもわからない。
なるほど、今だけを見れば乗馬学校の生活は楽しいし、乗馬も上手い方だ。
しかしそれが何になる。
上手いと言ってもジョッキーに成れるほどではなく、調教師になりたいというわけでもない。
いわば食につながらない遊びであった。
乗馬はただ単に楽しかった思い出として残るだけだろう。
要するに将来に繋がる事は何もしていない。

―と実は昨夜寝付く前も考えていた。

少し前を走っていた麗蘭が馬をとめた。
路男磨も手綱を引き彼女の横に並んだ。
その彼に彼女はえもいわれぬ笑みを投げかけた。
〈この将来性の無い男のどこがいいのだ?―〉
しかも彼女は持病のことを知っている。
いや、知識として知っているのではなく実体験を通して知っているのである。
以前二人きりの時に持病が発病し彼女を犯そうとした。
本来ならば、それでバイバイだろう。
だが彼女は違った。逆に自分の事を気遣ってくれ、一緒に治療に取り組もうとし、しかも2ヶ月も無視していたのに、それも咎めず、自らこんな山の中へ会いにきてくれている。
〈俺のどこに、それだけの価値と魅力があるのだ?…〉

麗蘭は絵に描いたような令嬢で、彼女の両親もまた社会的に高い地位にあると言う。
それに比して路男磨の両親は平凡な小市民だった。
古い考え方かもしれないが、家柄も釣り合わない。
〈相手が俺じゃあ彼女の両親もがっかりするだろう…いや、きっと大反対するはずだ…〉
麗蘭に返した微笑とは裏腹に彼は頭の中で決心していた。
〈今日で別れよう―〉


その決意を声に出して伝えようとした時、彼女がひらりと馬から降り、膝を折って辺りに群生するラベンダーの花を摘み始めた。
路男磨は虚をつかれ暫くその様子を眺めていたが、自分もまた馬から降りた。
「レイラ…」
彼は彼女の背中に苦しげに語りかけた。

「ほら、いい匂い…」
くるりと振り向いて立ち上がった彼女は手に持っているラベンダーの束を路男磨の鼻先につけた。
「これを枕元に置いて欲しいの。この匂いが消えるまでにまた会いに来るわ。それまではこの花を私と思ってね」
と路男磨の目を見つめ優しげに言った。
路男磨は言葉に詰まった。
その無垢な視線に、「別れよう」と伝える事はできず、「ありがとう」とそれを素直に受け取った。


当時、週末ミタゴンからシドニーへ向かう列車は朝夕の二本しかなかった。
夕闇迫るミタゴンの駅に彼女を送っていく。
陽が丘の向こうに隠れると、辺りは急に寒くなって二人は自然に肩を寄せ、手を握り合って歩いていた。
ほんの半日ほど一緒にいただけなのに、何か一ヶ月も二ヶ月も一緒にいたような気がした。

ホームには誰もいない。
風が吹き抜けて一段と寒く感じた。
昼間もう少しで「別れよう」と言いかけたのに、いざ離れるとなると寂寥の思いが込み上げてきた。
お互いに同じ想いだったのだろう。
握っている手に一層力が入った。
電車の警笛が聞こえて、4両連結の車両が入ってきた。
「じゃあ、また来るから…」
「待ってるよ…」
電車に乗る直前、二人は震える唇を合わせた。
それは麗蘭のファーストキスであり、路男磨にとっても初めての心のこもったキスだった。

麗蘭が過ぎてゆく窓から手を振っている。
路男磨はホームの端まで走り、電車のテイルライトが見えなくなるまでそこに立っていた。


麗蘭の去った後、路男磨は足早に駅のトイレに入った。
麗蘭は一度もトイレに行かなかった。
だから自分だけ行くのは格好悪いと思って実はずっと我慢していたのだ。
用を足した路男磨は手を洗いふと鏡を見た。
「な、なんだこの顔は!!!」
顔の下半分が赤い口紅で覆われ、それが汗で少しハゲ、見るも無残な姿になっていた。
「麗蘭は、この顔とキスをしたのかっ!?」
ガーンと脳天を殴られたような衝撃を受けた。
堪らなくなってまたホームの端まで走った。
線路が夕闇の中に消えていく―。
「レイラ…」
路男間は線路に飛び降りた。
「うおおおお…」
彼はその線路をシドニーに向かって全力で駆けていった。


*トゥーレットバイポーラー : 路男磨の持病。発病するとトゥーレットシンドロームとバイポーラディスオーダーの交錯した態を為す。奇言を吐き、異常なハイテンションによる多重人格症となる。大抵の場合、狂ったレイピストとなる。
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これから豪に来る人の為に その三 『差別はある』

2012/07/27 22:20|これから豪に来る人の為にTB:0CM:0
当たり前じゃないか。
人間は人種、皮膚の色、宗教だけでなく、同種であっても不細工、チビ、デブ、ハゲ、腋臭、馬鹿、貧乏、ケチ、ETC、ありとあらゆることで差別する。
それは日本でも豪でも世界中どこへ行っても同じであり、その忌避の感情が、シカト、仲間はずれ、イジメを生み、さらに憎悪が嵩じれば暴力、殺人、戦争へとエスカレートする事もある。

例えばここ豪でも、近年インド人学生が相次いで殴られる、刺される。フィリピン人が日本人と間違えられて殺される(日本人と間違ってフィリピン人を殺した男に非故殺人罪参照)といった、血なまぐさい事件も起こっている。
だからたとえ豪法律で人種、性別、宗教その他の差別が禁止されているからといっても、油断していれば人種差別に起因した思わぬトラブルに巻き込まれ、時にはぶっ殺される事もあるんだよ。

「そんな事は当たり前だ!」
と常識ある方なら言われるかもしれない。
実は私もそのわかりきった事を、元々は書く気はなかった。
しかし、この間会った日本人の知り合いが
「ゆとり世代以降はスゲー馬鹿だぞ」
と言い、その一例として、
「大学の講義中に携帯で話している学生に講師が注意した。だがゆとり学生は何故それが駄目なのかわからない。だから講師は“何故駄目なのか”その理由から説明しなければならなかった」
と語った。
「そ、それはまことか!?」
あまりの低レベルな話に、私はその真偽を疑ったのだが、他の日本人も一様に「ゆとり以降は想像を絶する馬鹿」と言っておられるから、ゆとり世代の若者が豪へ来てエヘラエヘラと街を無防備に彷徨う姿を想像して、この載せる予定でなかった『差別はある』を“その三”として載せたのだ。

ゆとり世代諸君!
私は日本を離れているから、諸君らの馬鹿さ加減は知るよしも無いが、もしぶっ殺されそうになったら「ゆとり」とか言ってないで、とっとと逃げるんだよ。

インド人学生バッシングの記事
http://www.theage.com.au/national/india-fury-on-student-bashings-20090528-bozs.html

これから豪に来る人の為に その二 『差別かな?と思ったら』

2012/07/25 01:58|これから豪に来る人の為にTB:0CM:0
外国に住むとですね、まず人々のリアクションに戸惑うものです。
特に来て間も無く、英語も話せない内はちょっとした事で人種差別に結び付けたりします。
以下は実際にこっちで知り合った日本人が『差別』と受け取っていた一例です。

スーパーのレジで冷たくされた。
予約をすっぽかされた。
生卵を投げつけられた。
横に止まった車の窓が開いていきなり酷い事を言われた。
車の修理が予定より遅れた。
タクシーに乗車拒否された。

なるほど…でもそれは日本人に限った事ではありません。
生卵なんてオージーでも投げつけられるし、私の嫁はいきなり横に止まった車に「デブ」って言われて、「殺してやる!」と怒り狂ってました。

私は昨日、差別をされた事は無いと言いましたが、上記を含めれば毎日差別されている事になります。
まず、豪人は喜怒哀楽が日本人より露骨です。
あまり感情を隠そうとせず、機嫌の悪い時はムスッとしてます。
そんな時「私、何か悪い事したのかしら…」なんて心配したら損ですよ。
どうせ次会ったらケロッとしてるんですから。
また彼らは時間に超ちゃらんぽらん。仕事でも遅刻ドタキャン当たり前なのに、遊びの約束に時間通りに来るはずがありません。
レストランのパーティー等では30分、中には平気で一時間遅れてくる人もいます。
それももう当たり前として怒ってはいけません。
その代わり自分が遅れようとすっぽかそうと理由すら聞かれないのですから。

さらにこの国では何も予定通りに行きません。
工事はいつも予算も期限もオーバー。
電車もバスも飛行機も時間通りに動きませんし、キャンセル、ストはしょっちゅう。
電車なんて停まらない時があるんですよ。
だから電車を使ったアリバイトリックなんて不可能ですし、十津川警部でさえ推理のしようがありません。

タクシーの乗車拒否はワーホリの女の子が言っていたのですが、私と一緒に飲んだ後(残念ながら特別の関係ではなかった。友人から面倒見てやってくれと頼まれたのだ。いい女だったので惜しい事をした)、街中でタクシーを拾おうとしたのですが、
「ほら、あのタクシーも拒否した…」
と指差したタクシーのルーフトップライトは消えてましたよ。
「そりゃ、あんた、先約があるんやがな…」

ということで、よほどはっきりと差別されない限り一々気にしてたら損ですよ。

ま、テキトーな人にはぴったりの国だと思いますけどね。
人種もぐっちゃぐっちゃだし。
ガンダムワールドですよ。
ブスなのにもてるミライさん。ララァの黒まんこが好きなシャア。何人かわからないアムロ。
そういや最近あまり差別って聞かなくなったなあ。
人口の四分の一は移民でね。
シティー?
半分アジア人。
チャイナタウン?
9割アジア人。
将来差別の心配をしなきゃいけないのはオージーじゃないかなあ?
「オージーだけは雇わない」
って言ってる経営者結構いますよ。

豪人口統計
http://en.wikipedia.org/wiki/Demographics_of_Australia

これから豪に来る人の為に その一 『差別』

2012/07/24 06:00|これから豪に来る人の為にTB:0CM:0
人間と言う動物に好悪の感情あり、またそれを表現する能力を持つ以上、差別は世界中どこへ行ってもあるのが当然であろう。

ここ豪も1973年まで『白豪主義』を貫き、有色人種の移民を事実上拒絶していた。

しかし私は1990年以来ずっとオーストラリアに住んでいるが、『差別』というものをされた事が一度も無い。

私は冷静に見てかなりのブ男で手足も奇形に近いほどに短く、英語だってアクセントは関西弁であるのに言いたい放題。

かなり嫌われるタイプだ。

その悪条件をフルに備えた私が、20数余年一度も差別をされた事が無い―と言う以上、それほど気にする必要は無いんじゃないかな。


おわり

ミリアラモール 月一マーケット

2012/07/22 23:56|メラちゃんのジュエリーマーケットTB:0CM:4
ウチの嫁は三つの小規模マーケットに出店しているんですが、今日はその内の一つミリアラマーケットの日だったんですよ。
今日は私も半日つきあいましてね。
場所はですね、メルボルン北西地区、ミリアラショッピングモールの中でして、その通路に手作りのジュエリー、衣類、クラフト、革製品、食品等を売る小店が並ぶんですよ。
P7220116.jpg

嫁の店は大抵野菜屋の前に位置していましてね。
これが嫁とその店ですわ。
P7220101.jpg

どうですかな、驚かれましたか?
「え、若い?」
いやいや、何か勘違いされておるようですねえ。
私の嫁は中央の女の子ではありませぬ。
右端にちょこっと薄緑色のTシャツが写ってますでしょう。
それなんですよ。

このマーケットは条件がよろしくってね。
地区も高級住宅街ではないが中の上。
インドアだから天候は関係ないし、モールの中には大きなスーパーもあって駐車場も完備。
客も下の写真のようにひっきりなしに来るんですが…。
P7220104.jpg

なかなか買ってくれないんですよ。ここは。
条件から考えると売り上げは三つのマーケット中最高であるはずなんですが、いつも最低でね。
ひどい時は朝9時から午後3時まででゼロの時もありますわ。
そんな時はどっと疲れると嫁は言ってますねえ。
でも今日はまずまず売れましてね。
こんなんが結構売れましたよ。
P7220106.jpg

とはいえ$200にもならなかったそうですよ。
場代の$25に材料費とか真面目に計算すると純利益は雀の涙…。
ま、トントンで趣味が続けられれば御の字でしょうか。

ワーホリの覚醒2赤い唇3

2012/07/21 22:24|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:0
寮舎まで歩いてきたがその間会話は弾まなかった。
食堂には誰もおらず中は静かだった。
「コーヒーでも飲もうか?」
路男磨は麗蘭のご機嫌を取るように言い、連れ立ってキッチンに入っていった。
「あ…」
中ではヒラリーが背を向けて林檎の皮を剥いていた。
お尻がプリンプリンと左右に揺れている。
〈もう帰ってきていたのか…〉
と驚いたが
「ヒラリー、フレンドのレイラ―」
と感情を殺した蝋人形面で紹介した。
本当は、ガールフレンドと呼びたかったが、それは基本的に肉体関係のある恋人の事を指す。
だから敢えてフレンドと紹介した。
ヒラリーはナイフを置き二人を見て大仰な笑みをうかべた。
「ハァイ…」
「レイラです」
その時、麗蘭の目が一瞬カチリと光ったが路男磨は気がつかなかった。
〈赤い口紅…赤い髪…間違いない…それに何なのその胸は…〉
麗蘭はタンクトップからはみ出したヒラリーの巨乳に眩暈を覚えそうになった。

「シドニーから来たの。ゆっくりしてってね…」
取ってつけたように言ってキッチンから出て行ったヒラリーはすれ違いざま訴えるように路男磨にウインクした。
路男磨は少し迷惑そうにそのウインクから目をそらす。
〈ヒラリーあれは火傷の治療だったんだ…君もそう言ったじゃないか…〉
その路男磨の表情をインスタントコーヒーを作りながら麗蘭は氷のような目で観察していた。
後ろめたい事があるだけに、その冷たい視線を路男磨は敏感に感じた。
「彼女、若いけど結婚してるんだ…相手は53歳のジジイさ、毎晩バイアグラかな…ハハ…」
言ってからすぐ後悔した。
人のプライベートを笑いものにし、下ネタに走るなどはおよそいつもの路男磨らしくないが、今の彼は何かしゃべってないと落ち着かない気分だった。
「そう…魅力的な人ね。胸も凄いし…」
と麗蘭は自分の胸を見下ろした。
彼女はスタイルは抜群だが胸は小さめだった。
「そ、そんなことないよ。貧乳も悪くないよ…」
「あら、私のこと言ってんの?」
「ち、違うよ、ちっちゃいおっぱいが好きなんだ…」
「小さいのが好きなんてロリコンね―」

―とそこへまだ膨らみかけのエマが現れた。
寝ぼけ眼で路男磨と麗蘭の顔をかわるがわる見つめている。
嫌な予感がした。
最も麗蘭に会わせたくない相手だ。
そのエマが路男磨を見てニッと笑った。
ゾッと悪寒が路男磨の全身を電流のように走る。
「ローマ、朝起きた時一人で寂しかったわ。“フレンド”が来るのなら一緒に迎えに行ったのに…」
「な、何言ってんだよ!一緒になんて寝てないじゃないか!」
「フレンドの前だからって、隠さなくっていいのよ。いいわ、今日一日くらい大目に見てあげる…でも夜はあたしのベッドに帰ってくるのよ」
と彼女もウインクして自分の部屋に引取っていった。
彼女は麗蘭には声をかけず、完全に無視して、ダボダボのパジャマ姿で廊下を歩いていく。
そして、半ばまで行った時―
「キャハハハハハ……」
と狂ったように腹を抱えて笑い出した。

「彼女思春期だから情緒不安定なんだ…ある事無いこと言っちゃって…ハハハ…」
と取り繕ろうように麗蘭を見たが彼女の目は笑っていなかった。
彼女の整った横顔が引き攣っていて、暫く沈黙が続いた。
明らかに彼女は不機嫌だった―。

「帰る!」
その言葉を路男磨は予感した―。
麗蘭は先に立って歩きだし、外へ出た。
路男磨はスゴスゴとその後ろについていく。
やはり帰るのか…と思っていると、くるりと振り返った
麗蘭の美貌からはさっきまでの怒気が消えていた。
「馬に乗りましょう。二人だけで―」
彼女は以前の包み込むような微笑で言った。


午後からは少し風が出てきて、灰色の雲が東に流れ、西には点々と青空が覗いていた。
麗蘭はシドニーのセンタニアルパークで週一回乗馬レッスンを受けているのと、元々運動神経がいいのとで路男磨に遅れをとることは全く無かった。
腕は互角かそれ以上だろう。
風に流れる長い髪、背筋の伸びた華麗な乗馬姿。
朝はどうなる事かと思ったが、こんな美人と二人だけで春の野山を駆けるのは幸甚この上ない気分だった。
二人は馬を横に並べて駆けさせ、なだらかな丘の頂上に立った。
そこからはミタゴンの町とその先に続くサザンハイランドの丘陵が遠くまで見渡せた。
mittagong-36358.jpg

黙れビーバー!お前に俺の気持がわかるかや!

2012/07/19 18:05|未分類TB:0CM:1
KS寄稿
ジャスティン ビーバーとかぬかす18歳の糞ガキが
「愛が無いならセックスなんてするな!」
とか講釈をたれている。
加えて女の喜ばせ方として―
髪型が変ったら「前よりよくなったよ…」爪塗ったら「センスのいいマニュキュアだね…」とか褒めたおし、毎日のように「かわいいよ…」「ゴージャスだ…」と声をかけ続ける―と女たらし論も述べている。

俺はこういうスカした野郎が大嫌いだ。
「愛が無いならセックスなんてするな!」
だと!?
聞き捨てならねえことを言ってくれるじゃねえか…
俺はなあ、数限りない女を愛してきた…だが、俺がどんなに愛しても向こうが愛してくれねえんだよ。
このつらさがわかるか!えええ!?

てめぇの場合、女を愛したら向こうも愛してくれるだろ?
世の中のもてない男は違うんだよ!
下手なてっぽを100発うとうが200発うとうがかすりもせん奴はいっぱいおるんじゃわ!
自分本位にものを考えやがって…俺達に一生童貞でいろっていうのか?!
それは死ねといっているのと一緒じゃわ…。

もてなくてもセックスはしてえんだよ。
だから札を握り締めて売春宿へ行く。
愛はなくても気持ちいいいぜ!
文句があるならかかって来やがれ!ガキが…。

おまけになんだ?
毎日「かわいいよ」とか「ゴージャス」とか声かけろだと?
やはりお前は“気”を感じる事のできない外人だな…。
そんな、いちいち言わんとわからんような鈍感女はこっちから願い下げジャ。
敏感な女は態度で理解するんじゃわい。

ジャりタレが調子こきやがって…
ぶっ飛ばすぞ、コラァ!

ジャスティン ビーバーさん(18歳)
539244-justin-bieber.jpg

記事元
http://www.news.com.au/entertainment/music/manly-justin-biebers-dating-and-sex-advice/story-e6frfn09-1226429993656

消えていくブログ

2012/07/18 22:43|未分類TB:0CM:8
三日あいた。
良くない兆候だ…。
こうやって三日あき、四日あき、それが一週間、一ヶ月となってやがてほったらかし…。
ブログをやめていく奴の典型的なパターンではないだろうか。
そのパターンに見事にはまってしまう予感が私には大いにある。
このままではいけないっ。

「頑張るのよ…初心わすれないで…継続は力…」
と右耳には天使の励ましが聞こえてくる。
しかし左耳には
「やめちまえ…めんどくせー…誰も読んでネーよ!」
と悪魔の囁きが聞こえてくるのだ。
「うわああああああ……」
私はどうすればいいのだ?

最近は、とうとうネタが尽き、頼りのニュースもくだらん記事ばかり。
日本関連の記事もめっきり減って、あっても日本発のを英語に訳したものばかり。
一昔前は多かった豪発の日本記事は皆無に等しくなった。
もはや私も年貢の納め時か…。

「ああ、毎日アクセスしてくれている方々に申し訳ない…」
しかし今日もお伝えしたい事が何も無いのだ。

ネタが無い。
アクセスが下がる。
無理してカス記事を載せる。
さらにアクセスが下がる。
やる気がなくなる。
やめる。

そうやってみんな消えていく―。
私もわずか一年半でブロガーズの墓場に墓石を置く事になるのかっ!?
「くっ、苦しい…」
私は今、底なし沼でもがき苦しんでいる。
ああ、体が沈んでいく。
「誰かたすけてくれっ、ネタをくれ~!」
こ、この泥沼に消えゆく手首にネタを…。
IMG_3087.jpg


この手は、嫁がスーパースカルピーで作った。
石はアメジスト、クリアクオーツ、アクアマリン等、化石も本物で台は大理石。
大理石は近所のイタリア人のおっさんが捨てるといったテーブルトップをもらってきてかち割って使っている。
加えて手のひらには水晶玉がのる。

これが…なんと$180で売れたんだとさ。
世の中には色んな人がいますなあ。

ブログ?
やめたらヒマだろな…。
友達いないし…。

ワーホリの覚醒2赤い唇2

2012/07/14 01:33|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:0
「ひ、ヒラリー!」
だがヒラリーは止めない。
その赤い肉棒にゆっくりまったりと薬を塗るように舌を絡ませた。
「これは薬なのよ~。こうすれば痛みは半減、治るのも早いのよ~」
「うっ…」
その初めての感触に路男磨は思わず声を漏らした。
赤い肉棒がピクンとした。
「ほうら効いている証拠…私達は何も悪い事をしてないのよ…ただ火傷の治療をしているだけ…」
ヒラリーの舌使いが一層激しくなった。
さすが人妻だけにそのテクニックは凄いものがある。
それに路男磨はここに来て以来、ズリを殆どしていない。
「あああああ~も~だめだ~」
一週間もズリをしていない若者は同じ19歳の人妻にあっという間にいかされた。
それをおいしそうにヒラリーは口に留め、
「まれるともっろひくのよ~(混ぜるともっと効くのよお~)」
と、しぼみかけた肉棒に唾液と精液のカクテルを膏薬のように塗りつけていく―。
すぐにムクムクと復活した。
この世のものとは思えない気持よさだ…。
「あああ~」
大きく開いた路男磨の口からかすれた声が洩れ、舌の上に再びドクドクと大噴射する。
「はら、くひのはかもやけろひてるはね~ひろーしないと(あら、口の中も火傷してるわね~治療しないと…)」
ヒラリーは立ち上がると両腕を路男磨の首に絡め、赤い唇を路男磨の口に押し付けた。
蛇のような舌が路男磨の唇を割り、上の歯と下の歯をチロチロさせて開き、獰猛に侵入して火傷した舌に絡みつく。
それは路男磨のファーストキスだった。
〈ううう、何だこの味は…〉
キスとはこんなおぞましい味のするものなのかっ!?
彼は人生初のキスで自分の精子を飲まされた―。
ちょっぴり辛い。
しかしその味はすぐ喉の奥へと流れ去り、代わりにヒラリーの唾液が蜜のように注がれてくる。
〈うむ、これは悪くない…〉
路男磨の目が恍惚と潤む。
「うふふ、気持ち良さそうね、この分だと火傷もすぐに治るわ…」
ヒラリーは舌を絡めたり抜いたりしながら、路男磨の顔を貪るように濡れた唇を鼻から口、口から耳、耳から顎へと這わせ、彼に息付く間も与えなかった。
「あなたの火傷は重症よ…もっと、もっと舐めないとよくならないわ…」
路男磨の頭の中は快感で白濁としていた。
本能の赴くままに…再び彼の股間は屹立し、それまで以上に何かを求めピクついていた。
それをヒラリーの指がサワサワと撫でる。
その指は少しガサついているが柔らかく、そして異常に熱かった。
その熱に溶かされた我慢汁が滝のように膝下のズボンに流れ落ちている。
「もっとよく効く薬があるのよ~」
彼女はピチピチのショーツを穿いていた。
そのショーツを、あっという間に脱ぎ捨て、路男磨に彼女の言う火傷の特効薬を見せた。
マン毛も赤だ。
「ロオマ、ここよ、ここにいれるの。そしたら火傷なんてイチコロよ~」
と、また路男磨の唇に吸い付き、腰を押し当てその特効薬をヌラヌラの肉棒にあてた…。
「ああロオマ!あなたをはじめて見た時から、この時をどれほど待ち望んでいた事か…」
ヒラリーは狂ったように路男磨の舌を吸い上げつつ腰をくいっと動かした。

あわや合体…という時、路男磨の目に壁時計が虚ろに映った。
針が…10時を指している…。
「あ~~ッ!」
路男磨は頓狂な声を出した。
「しまった!」
路男磨はヒラリーをかわして走り出そうとして派手にこけた。
ズボンが膝まで下がっていたのを忘れていたのだ。
コンクリートの床で手とハンダチの股間を擦りむいた。
少し血が出ているがそんな事を気にしている暇は無い。
「ヒラリー、お陰で火傷は治ったよ―」
そういい残して厩を去り、全速力で駆け出した。
「ロオマちょっと…」
ヒラリーの手が虚しく宙を泳いだ…。
「悪い事しちゃったかな…」
泳いだ手に路男磨のちぢれ毛が二本残っている。
彼女はそれを…よく噛みしめてから飲み込んだ。


路男磨は30分間駆け続けた。
汗が顔から噴出してきた頃、やっとミタゴンの駅が見えた。
駅の改札の前に麗蘭が立っているのが見えた。
時間を見ると10時半だ。
「ごめん、仕事が手間どって…」
久しぶりの再会も外人のように抱きついたりはしない。
手を伸ばせば届く位置で、まず最初に路男磨は謝った。
「いいのよ、この国で30分なんて当たり前…」
とまで言って麗蘭は口ごもった…。
「どうしたの?」
「ううん、何でもない…」
「きっと疲れてるんだ、朝早かったんだろ?」
「そんな事も無いわ…」
久しぶりに見る麗蘭は一段と美しくなっていた。
長い茶色の髪からは仄かな香水の匂いが漂ってくる。
〈こんな美しい娘が俺に会いに…〉
そう思うだけで天にも昇る気分だった。
「今からどうする?食事に行こうか?」
白い歯を見せて麗蘭に微笑みかける―。
「乗馬学校を見に行きたいわ」
麗蘭は少し棘のある声で言った。
〈顔いっぱいの口紅、肩に三本の赤い髪…それに何なのこの匂いは…〉
それは記憶のある匂いだった。
〈コーヒーと何かが混じってる…〉
どこかで嗅いだ懐かしい匂い…。
〈そうだ、かっぱえびせんの匂いだわ…〉
彼は朝っぱらからかっぱえびせんを大量に食べたのだろうか?
しかし匂いは口からではなく下から上がってくる。
麗蘭は、はしたないと思いつつも路男磨の股間に視線を向けた。
そこはコーヒーと何かが混じってゴワゴワになっていた。

韓国『調査捕鯨再開、やめる』

2012/07/12 18:08|調査捕鯨TB:0CM:2
韓国は「環境を考慮し、世界のグリーンパワーを目指す」として調査捕鯨再開プランを放棄した。

「ちゃんちゃん…」
もう少し引っ張ってから
「南半球をはじめとする世界の人々の意を汲んで調査捕鯨を断念します」
と恩着せがましく言うのかな…とか思っていたんですが呆気なかったすね。
ま、韓国はね、豪反捕鯨の総本山とも言うべきタスマニアのホバートに韓国人村をつくる計画もありましてね(下記事参照)。
しかし、ま、これが今の日本と韓国の違いでしょうな。
損得勘定して損とわかればすぐにやめる。普通でしょう。

ただ情けなくもある。
韓国の猟師は鯨が増えすぎて困るといっているようですが、自国領海内まで他国の意を汲み遠慮する。
そんなこっちゃから植民地にされるんじゃわ。
日本は、領海内のことは日本が決める…はず。(そうでなければいかん!)
鯨やイルカが増えすぎれば間引きも仕方ありますまい。

ただ、公海に置いては国際世論、日本のイメージを当然考慮すべきでしょうな。
まだわかっていない日本人も多いようなのでリピートしてあげよう。
毎年毎年、南極海までノコノコやってきてシーシェパードのプロモートをし、たかが200頭かそこらの鯨を捕り、世界の心証を悪くする。
軍事的に関係の深い米豪は反対。
経済的には製造大国日本に欠かせない資源大国、豪、ブラジル、チリ、南ア等も反対。
つまり軍事経済的になんのメリットも無いどころか大いにマイナスなのだ。
であるのに日本は国を挙げ税金を使って調査捕鯨に拘泥する。
得をするのは日本と軍事経済的にライバルである中韓。

「フヒャヒャヒャヒャ、フヒャヒャヒャヒャ…」
世界史上稀に見る愚行として、世界の有識者諸君は笑い転げておりまするぞ!

その程度の判断もまともに出来んから日本は落ちぶれて行くんじゃわ!

泰安港に水揚げされる偶然網にかかったミンク鯨(以下ABCサイトより)
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関連記事
http://www.abc.net.au/news/2012-07-12/south-korea-backflips-on-whaling-plan/4126976
ホバート韓国人村記事
http://www.news.com.au/money/property/hobart-set-to-get-korean-suburb-after-green-light-given-on-900m-development/story-e6frfmd0-1226260664265

メルボルン不動産『原価割れ時限爆弾』の警告

2012/07/12 00:27|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:5
6月の統計によるとメルボルンの不動産市場物件数は55,290と過去最高に及んだ。
にも拘らず多くのデベロッパー(建設屋)は依然100%の融資をオファーし、予備銀の金利緩和を受けてVIC州の建設許可数は4月から31.8%と他州に抜きん出て上昇、売れ残り物件の更なる増加が見込まれている。

また新築物件が低品質、かつ郊外の不便な立地条件にあり、加えて新築購入者の多くが経済的に脆弱で債務不履行の可能性が高い事から、エキスパートは米国のサブプライムに酷似した『原価割れ時限爆弾』と警告を発している。

その傾向は既に昨今の競売結果に証明され、以下の写真(下The Ageサイトより)のようにリザーブ(最低競売価格)を大きく下回り、パスト イン (売れ残り)される事が多くなっている。
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上から住所、次の黒字は購入価格、赤字はオファー、一番下は売り手の設定した最低競売価格である。
真ん中のフランクストンの物件に至っては2009年に$600,000で購入、最低競売価格は公開されていないが、競売ではほぼ半額の$325,000しか付かずパストインされている。

しかし、マスタービルダーアソシエーションのブライアン ウェルチ氏は2008年以降の購入者は好条件に踊らされて土地に高額を払いすぎた―としながらも現状は危機的状態でなく移民の受け入れと投資により不動産価格はバランスを見るであろうと予想している。

メルボルン不動産価格は6月に1%の上昇しものの、依然一年前と比べマイナス6.6%、平均価格$480,000となっている。

コメント
上の三つ、メルトン、フランクストン、トーマスタウンは地価の安い地区の一つで評判は良くないですが、住めないほどではないですよ。
フランクストンなんて釣りやゴルフ好きな人には便利だと思いますがね。

ただトーマスタウンはヘルズ エンジェルズという性質の悪いバイキーギャングのアジトがありましてね、同じ通りにプレジャープラネットという売春宿もあるんですが、やっぱりそのご近所には買わないほうがいいんではないですかね。

ネットで見てジーロング北郊のコライオ、ノーレーンが安い!と思うでしょうがその辺もバイキーギャングが多いからとオージーは言っています。

ま、安いところはそれなりに理由がありますよ。

最も、将来的には彼らも丸くなっていくかも知れませんが…現時点では見た目ヤバすぎ…。

へんなとこ買うとこんなんが
081474-hells-angels.jpg
「芝刈り機貸してくだせえ」とか言って来るかもね。

ヘルズ エンジェルズ トーマスタウン アジト
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(写真は3AW,NEWS.COMより)

関連記事
http://theage.domain.com.au/real-estate-news/home-owners-facing-loan-repayment-disaster-20120708-21pkl.html
http://www.theage.com.au/business/property/record-number-of-houses-for-sale-in-melbourne-20120704-21guk.html

ダレル リーもなくなってしまうのか!?

2012/07/10 23:43|オーストラリアのニュースTB:1CM:0
小売業の不振が伝えられる中、豪の老舗チョコレート屋 ダレル リーが資金繰りの悪化からその身を管財人PPB アドバイザリーに委ねる旨発表した。
ダレル リーは1927年創業、従業員700名、シドニーに工場、店舗は豪NZ米に1800。
同社株式は100%リー家が所有している。
殆どの従業員には寝耳に水で、今朝のミーティングで初めてその報に接しヨヨと涙を流した者もいた。
管財人は買収先を模索中である。

―といったニュースが今日のトップになっているが、日本にいる方は「だからなんやねん?」と思われるだろう。
しかし豪人にとっては、ほら、子供の頃よく行った駄菓子屋がつぶれる―あの衝撃と同じなのだ。
「おのれ、スーパーマーケットめっ!」
と親の雑貨屋を大手に潰されたスクールウォーズの大木君のように憤り狂っている者もいるのではないかな。
スーパーの出現で閉店を余儀なくされる零細店舗―。
それが一店消えるごとに大木君のような人が増えていく―。
「イソップゥー!」
ああ、悲痛な叫び…川浜一のワルも金と組織には適わない。
♪風はひとりで吹いている~♪
時代の流れ…とは言えなんだか寂しいぜ…。

あ、このチョコ屋まだ潰れたわけじゃないよ。

関連記事
http://bigpondnews.com/articles/National/2012/07/10/Darrell_Lea_in_voluntary_administration_770090.html
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眠れる森のブ男

2012/07/08 01:58|メルボルンライフTB:0CM:0
私は子供の頃から美女と王子様系の童話が嫌いだった。

シンデレラがドブスだったら王子様は靴を抱え血眼になって探しただろうか?
探しはすまい。
その靴は、城の掃除婦がゴミ箱へポイ。
それで終わりだ。

白雪姫だってそうだ。
彼女が唯単に毒を盛られたブスだったら王子様はキスしなかっただろう。
つまり死にっぱなしということだ。
しかもあの女、生き返ってからお世話になった小人達ではなく王子様と結婚するだろ。
「短小だからって…恩知らずの俗物がああああ!!」

人魚姫もまた然り。
中出しに憧れて人間に近付く半魚人。
しかし、その顔がもしアンコウだったら…。
王子様に近付いても食われるだけさ―。

お姫様だけではない。なぜ王子様もまたみんなイケメンでなければいけないのだ。
現実社会の不細工な王子や皇太子に対するあてつけのようで、あまり感心できませんな。
子供の教育上も良くない。
ああいう俗物童話ばかり見て育つから、どら息子はパツ金モデルにうつつを抜かし、尻軽女は権力者にすぐ股を開いてしまうのだ。
まったく嘆かわしい事ではある…。

で、何故タイトルが『眠れる森のブ男』なのか?

今年の冬は滅茶苦茶寒くてね、昨夜のメルボルンは2.3度だった。
キャンベラはマイナス6度だったようだ。

メルボルンは森じゃない?
コンクリートの森…フフフ、私は詩人なのだよ…。

寒いと非常に良く眠れる。
もう眠くて眠くて―「頼む、誰かかわりに厠へ行っておくれ…」―その朦朧とした意識の中に『眠れる森の美女』という童話を回想し、つい子供の頃の憤りが思い出しムカつきとなってこみ上げてきたのだ。

それはともかく…
皆さんも冬場は眠くて寒くて起きるのが辛いのではないかな?

そんな朝は目覚めの…
「ブチュウ…」
あ、くさっ…

歯を磨いてからにしような。

ワーホリの覚醒2赤い唇1

2012/07/06 16:00|連載小説ワーホリの覚醒2TB:1CM:0
その日の夜、路男磨はクレイグ、エマその他の生徒達と一緒にプレイルームでビリヤードをしていた。
相手はエマで、彼女は中学生だがいつ勉強しているのかしていないのか毎晩ここへきては遊ぶか、一緒に食堂でテレビを見るかしていた。
路男磨が8番ボールを落とせば勝ちと言う時、珍しくヒラリーがプレイルームに入ってきた。
「ロオマ電話―」
そこにはコードレスなんて無かったから一つだけ廊下に置かれてある電話器の所まで歩いていかなければならない。
「誰だろ?すぐ戻ってくる…」
路男磨はキューを壁に立てかけてヒラリーと並んで廊下を歩いた。
「女の子からよ…」
ヒラリーは探るような目で路男磨を見ながら言った。
「女…?」
ここの電話番号は女であれ男であれ路男磨の友人に知る者はいないはずだった。親にも伝えていないし領事館にもいちいち住所変更届なんて出さないから、調べたって分かるはずは無い。
「誰だろう?」
と首をひねりながら手垢で汚れた受話器をとった。
telephone.gif

「久しぶり路男磨、私よ、元気にしてた?」
受話器からは美貌を連想させる高くて良く通る声が聞こえてきた。
まぎれもなく麗蘭の声だ。
「ああ、麗蘭は?―」
彼女はアスオからここの事を聞いて電話帳で番号を調べてかけてきたという。
〈まだ付き合いがあったのか…〉
とその点が疑問であったが、久しぶりの日本語で路男磨はいつに無く長話した。
彼女の声音は、終始明るく、情愛に満ちていて、路男磨が黙って旅に出たことを咎める風は少しも感じられなかった。
〈俺なんかのどこがいいのか?…〉
路男磨はそれが不思議で仕様が無い。
麗蘭とは肉体関係は無い。
キスすらしていない。
だから厳密には恋人同士ではなく、麗蘭が自分に義理立てする必要は少しも無かった。

実を言うと彼は自分は麗蘭に相応しく無い―と思い始めていた。
ここに来て一ヶ月、慣れれば慣れるほど落ちこぼれの吹き溜まりである乗馬学校の居心地がよくなっていた。
その落ちこぼれの中でも特に型破りなクレイグとエマとは既に親友とも言える仲になり常に行動を共にしている。
逆に麗蘭はその正反対であった。
裕福な家庭に生まれ頭脳明晰、容姿端麗、幸福な一生が保証された典型のような人間ではないか。
我々とは所詮住む世界が違うのだ。
だから一緒にいると疲れる。
クリスマスに再会しよう―と約束したとは言え、もう二度と会わないほうがいいという思いは日に日に強くなっていた。

その別世界の彼女が、土曜日に会いに来たいと言う。
「ね、いいでしょ?」
「もちろん…さ」
断る理由は無い。
嬉しいといえば嬉しい、面倒くさいといえば面倒くさい、複雑な思いで受話器を置いた。


土曜日―普段はオリバー、ヒラリー、その他2,3人の生徒と一緒に厩のサラブレッドのみ掃除したり餌をやったりするのだが、その週末に限って、オリバーは馬の競にニューカッスルへ出かけ、殆どの生徒は実家に帰省し、クレイグは昨夜飲みすぎて起きてこなかったので、路男磨はヒラリーと二人だけででかけることとなった。

その日は生憎の曇り空で時々小雨がぱらついてだった。
牧場まではヒラリーのスバルの4駆で行く。
隣で運転する彼女はいつになく化粧が濃く、真っ赤に塗られた唇は目に痛いほどだった。
「今日は二人だけね―」
「9時半までに終わるかな―」
路男磨は車の窓から灰色の空を見上げながらいった。
麗蘭の乗った電車はミタゴン駅10時着である。
「そうか、今日ガールフレンドが来るんだったわね」
「うん、ほんの二ヶ月ほどだけどさ、もう何年も会って無いような気がするよ―」
「その子、今夜泊まるの?」
「さあ、そこまでは話してないけど…」
「ふう~ん、別に泊まったっていいのよ」
と流し目で言ったヒラリーの赤い目には怪しげな光が宿っていた。

厩に着くと路男磨はせわしなく手を動かせて馬糞を拾い、水桶に水を入れて、餌箱を満たした。
だがいつもなら最低四人はいるのに今週末に限って二人だけである。
当然負担量も時間も倍以上かかる。
やっと二馬房終えて次へ移ろうとすると、ヒラリーがお茶にしようと言う。
路男磨はいらないと言って作業を続けた。
このままでは10時に駅に迎えに行けないかも知れない。
路男磨はあせっていた。体からは汗が噴出している。
「そんなに慌てなくても大丈夫よ」
ヒラリーは路男磨の腕をつかみ、無理矢理生木で出来た長椅子の上に座らせた。
彼女は湯を沸かし、コーヒーを二つ作るとその一つを路男磨の前に置き、自分はその横にぴたっと寄り添うように座った。
今日の彼女は肌寒いのにタンクトップ一枚で、その剥き出しの肩が路男磨の上腕部に触れていた。
「あら、汗かいてる」
ヒラリーは下から路男磨を見上げハンカチを取り出して彼の顔をふいた。
拭きながら彼女はミサイルのような胸を彼の胸にグッと密着させる。
「いいって…」
顔を赤くした路男磨は、彼女のハンカチを持った手を払うようにコーヒーを一気に飲み干そうとした―
「熱っ!」
舌を火傷した彼はその拍子にカップを取り落とし、股間のあたりが一瞬にして茹蛸のようになった。
路男磨は股間を押さえて飛び上がるように立つと、ハアハアと犬のように舌を出し、小またでテーブルの周りを早歩きした。
「大丈夫?私が応急手当してあげる。じっとして…」
そう言ったヒラリーは路男磨をテーブルにもたれかけさせるように立たせ、その前に屈むと穿いているジーンズとボクサーパンツを一緒に膝の所までずらした。
「な、何をする?…」
童貞の路男磨は、彼女が何をするのか予測が付かずただされるがままになっている。
「火傷にはね、これが一番効くのよぉ~」
彼女は丹念に路男磨の股間を舐め始めた。
「そ、そんなの聞いたこと無い…」
と言いつつもその怪しい舌の動きに茹で上がった股間は雄雄しく反応した。
痛い…痛いがそれ以上に気持ちいい―。
ヒラリーの舌が赤くなった肉棒の周りを蛇がとぐろを巻くように舐めていく。
そして中心の獲物の硬さを舌先で十分確かめてから、パクリと飲み込むように噛み付いた。

『韓国調査捕鯨再開か!?』―調査捕鯨に見る日本の致命的弱点

2012/07/05 18:00|調査捕鯨TB:1CM:1
二日前、パナマで持たれているIWC(国際捕鯨委員会)年次会合に置いて、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、南アフリカによる、南大西洋鯨保護区案が日本を始めとする捕鯨賛成国によって却下される―というニュースがあった。
その記事によると中国、ロシア、韓国も日本側に立ちその案に反対したとある。

そして今日、ABCではトップで伝えられているが、韓国代表は『韓国も調査捕鯨再開の予定』があると発表した。
理由は、ミンク鯨の頭数は回復している。鯨のみを保護すると生態系に破綻を来たし、人間の消費する魚種の減少に繋がる―というもので、韓国代表は捕獲頭数、海域、期間については触れなかったが再開するとすれば操業は日本海であろうと関係者は予想する。

1986年捕鯨モラトリアム採択後、韓国は1シーズンのみ調査捕鯨を行い、現在は“偶然”網にかかった鯨のみ食しているが鯨肉は蔚山(ウルサン)など沿岸地域では人気がある。

韓国発表に対し、豪は首相ギラード、最大野党自由党首アボット共に遺憾の意を表明、与野党の環境担当、緑の党は「時代に逆行するもの」と激しく非難し、シーシェパードも妨害すると声明したが同代表ポール ワトソンは韓国領海内であれば直接の妨害はしないと話している。

尚下の記事内に置いてSea Of Japan(日本海)に韓国ではEast Sea(東海)と呼ぶ―と注釈が付けられていた。

―というものであるが、私が何故この捕鯨記事に拘っているか? 中には『豪在住で自分が嫌な思いをするから…』とクソチンケな考えで読む人もいるだろう。
言っておくが私は日本と豪が戦争になっても一向に困らない人間であると伝えておこう。
捕鯨記事に拘るのはこれすなわち全て日本国の為である。

日本という国は、軍事的に米の庇護下にあり、豪とも日豪共同宣言、日米豪印対話等も取り沙汰され、上記3カ国は比較的利害の一致するいわば日本の味方である。
では日本の敵は…はっきりと敵対はしていないが、潜在敵国としては一に中国、次いで韓国、北朝鮮、ロシアであろう。
中国は尖閣強奪を目論み、韓国は竹島、ロシアは北方領土を不法に占有し、北朝鮮からはいつ核ミサイルが飛んできてもおかしくない。
その点沖縄を返還したアメリカと偉い違いである。

しかるに、この捕鯨問題を見るに、日本の同盟もしくは準同盟国は何れもIWCにおいて反捕鯨、逆に日本の潜在敵国は何れも捕鯨賛成、もしくは中立である。

これをどう見るか?
今回の韓国側の発表は非常に的を得たごく常識的な意見であると私は思う。
しかし、単純に文化価値観が似ているから…と納得してしまっていいものだろうか…。
もし私が韓国のトップであったら…。
「是が非でも日本に調査捕鯨を続けさせたい―」
果たして本当に韓国が調査捕鯨を再開するか、それとも日本に継続させる為だけの手か…それは定かでは無い。

ただはっきりいえるのは、日本は世界から孤立しているということである。
つまり、文化価値観、見た目、言語の似通った、いわば同種の中韓とは歴史的にわだかまりのある潜在敵対関係、味方であるはずの米豪とはその全てを異にする。
そのどっちつかずの中途半端が、日本の致命傷となりはしないか…。

この捕鯨問題が大きくとり沙汰された2007年以降、日本はどうなっているか?
近隣諸国の日本を舐めきった態度がそれを物語っているのでは無いだろうか…。

関連記事
http://bigpondnews.com/articles/TopStories/2012/07/05/Pollies_condemn_South_Korea_whale_move_768300.html
http://bigpondnews.com/articles/Environment/2012/07/03/Whaling_nations_defeat_ocean_sanctuary_767641.html
http://bigpondnews.com/articles/National/2012/07/05/Sea_Shepherd_to_harass_whalers_768352.html

NHK記事
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120705/t10013355371000.html

武道必修、社会人になってするかな?

2012/07/02 22:20|未分類TB:1CM:6
ちょっと前日本の中学で武道が必修になったとか日本人の友人が言っていた。
「日本にいなくて良かった、あんなもんやらんでいい」
と小さい子供のいる彼はどうやら武道が嫌いな口ぶりだった。

私は小学生の頃から格闘技が好きで、矢吹に憧れ中学ではボクシング部に入ろうと思っていたが無かったので柔道部に入った。
その柔道部に肥満体で一見強そうではあるが運動神経の滅茶苦茶悪い奴がいた。
彼は私の親友であったが、その弱さは赤子の手を捻る様で、足払いで嘘のようにコロコロと転がった。
それでも彼は辞めず弱くても毎日練習に励んでいた。
彼は私とは別の高校に進学したがそこでも柔道を続け、ついに黒帯になった。
「ようやった!」
と夏休みに彼の家に集った時、その快挙を皆で大騒ぎして祝った。
だが…
その数ヵ月後…彼は練習中頭から落下して死んだ…。
16歳の若さだった…。
葬式の時に触れた彼の額の冷たさは、今でも私の指に残っている―。

中学高校と本格的にやっていた者でさえそのような事故が起こるのである。
週一時間や二時間やったところで、何も身に付くものではなく、弱い奴は頭を打ったり首をひねったり、ちょっと強い奴は変な自信がついたりして正に「生兵法は怪我の元」の典型であろう。
私は、元々格闘技を好な者が、自らの意志で柔道や空手をやるのは一向にかまわんと思うが、義務教育の一環でそれが好きでない、得意でない者にまでやらせるのは馬鹿げていると思う。
それよりも、同じやるならば何故大人になってからも会社の同僚と楽しめるスポーツを教えないのだろうか。
例えば会社の女子社員に「寝技やろうぜ!」とか社長に「組手しましょう!」なんて気軽に言えたものではない。
なんで代わりにテニスとかゴルフとか卓球とか少人数から気軽に楽しめるスポーツを教えないのだろう。
もうやっているところもあるだろうが、柔道や空手に費やす時間があるのならそれらのソーシャルスポーツに回したほうが、子供達が社会人になって「人つきあい」をしていく上でよっぽどか有意義ではないだろうか。

日本だけでなく、海外に出ても当然ソーシャルスポーツは出来たほうが有利である。
特に豪のようなスポーツ大国では社交の幅が広がって良い。
卓球台は多くの会社が事務所や倉庫に置いてあるし、学校には大抵ある。
テニスもゴルフも激安で、両方とも国を代表する庶民のスポーツであり会社でコンペを催す事も多い。
それに言葉が苦手でも楽しめるし、ちょっと誘われても恥をかかない程度につきあえれば友達も増えるだろうし、ビジネスにもプラス、恋だって芽生えるかもしれない。

豪で話した駐在員には「ああ、小さい時からゴルフやってたらよかった…」と言っている人が多かった。
逆に「柔道やってりゃ良かった」とか言っているのは聞いた事が無いが、武道は本格的にやるなら海外に出ても悪くは無い。
柔道や空手を習っている外国人には当然日本に興味のある者が多く、その分仲良くなりやすい。
まして「日本なんか大嫌い」と言う奴は柔道なんて間違ってもやらんだろう。
だから先生になれるくらい強ければ武道はむしろ良い。

要は中途半端がいけないのであって、同じ中途半端ならば安全で且つ社会に出てからちょっとは役立つ事をやれ!…と私はメルボルンの片隅で最近ろくなニュースが無いから厚かましくも日本の又聞きニュースに関してぼやいているのである。

猫の笑い顔

2012/07/01 00:16|ウチの猫TB:1CM:4
この間ウチのブリンブリンが大爆笑してたよ。

ほら

P6180012Large.jpg

ね。

眉毛の辺がさも可笑しげな…。

何か面白い事があったんだろうなあ…。

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