笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
http://melozy.blog.fc2.com/ presented by おーあお

プロフィール


おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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ネット“トロール”とFC2ブログのコメント管理機能

2012/02/28 23:25|未分類TB:0CM:1
今日のニュースドットコムで、トロール(ネット荒らし)が記事になっていました。
暇な方は下の原文を読んでいただければいいのですが、相変わらず長いので、簡単にまとめますと―。

ネットに誹謗中傷を目的として書き込む根暗なトロール達がその本音を語った。

19歳無職のベン君は
「人を怒らせるのが楽しくって仕様が無いんだ。今や生きがいさ。相手が怒れば怒るほど僕はハッピーになるんだ。少しは責任を感じるけど、もーどーでもいいのさ。人類は絶望的だよ。救う方法なんて無いね」
と話し、2008年より始めたその生きがいに今や週70時間費やしている。

23歳のママ、セーラさんは
「ターゲットは適当よ。理由もなく恥をかかせてやるの。ただのビッチ精神ね。今振り返るとケチな話…後悔してるわ」
と彼女は関係ないのにしゃしゃり出ては多くの人を傷つけた事を多少は反省し、自らを「ケツの穴」と表現した。

シドニーの学生ジェームス君は
「例えばターゲットが貧乏地区出身だったら、“そこ出身、それだけでお前の人生は終わってる” みたいな事書いてやるのさ。別にいいじゃん。みんなマジに取り過ぎてんだよ」
とソーシャルネットワークサイト(ブログ、フェイスブック)などで、嫌がらせに悩む人たちを逆に非難した。
また彼は「ゲームサイトでトロールしなかったら“いい子ちゃん”と見なされてしまう」とも言っている。

―というもの。

私は、フェイスブックはアカウントは作りましたが2,3回アクセスして「合わんわ」と思ってその後ほったらかし。
だからどういう機能があるか良く知りませんが、FC2ブログではコメント管理で、削除、拒否、また承認してから公開のオプションもあり、嫌がらせ対策として便利な機能がついています。
従ってムカつくコメントが来たら公開せず、削除、ブラックリストに入れて無視しておけばいいのです。

最も私の場合は、今日までコメントは即公開に設定していましたが、一度たりとも嫌がらせコメントは来ていません(コメントそのものが少ないのも大きな要因と思われますが…)。
過去削除したコメントは僅かに1。
その理由は嫌がらせであったからではなく、記事に全くマッチしない内容だったからであります。
ブログを始めて一年、意外と来ないもんだなあ―と内心驚いております。
ま、アクセス数も知れてるし、馬鹿な内容も多いから、仮に読まれた方も真面目にコメントする気にならんというのも一因でしょうね。

ただその私も、今日コメントの設定を、「承認してから公開」に変えました。
やっぱり、嫌がらせコメントが来た時のことを考えてみると、あまり気分のいいものではないし、そんな根暗なトロールの生きがいに寄与するのも馬鹿馬鹿しいですからね。
ですから今後は、もしコメントを下さっても公開されるまでに時間がかかります。
また、拍手コメントについてですが、他の方のブログには返信できると書いてありましたが、私はできません。
拍手の上にコメントまで頂いて恐縮ですが、返事は書けませんのでご了承ください。

ところでFC2以外のブログではたまに酷い事書かれている人見かけますが、他のブログサイトにはFC2のようなコメント管理機能がないのでしょうか?
もし無いのなら、FC2に変えればいいのに。
おかしくなったり、アクセス不能に陥る事もよくありますけど悪くはないですよ。
何よりも自由だし、アダルトサイトに寛容なポリシーも大いに賛同できます。
私がFC2を選んだのは常日頃よりそのアダルトサイトに大変お世話になっているからであります。

引用記事
http://www.news.com.au/technology/it-just-makes-me-happy-when-i-can-make-someone-angry-a-special-investigation-into-the-dark-world-of-trolling/story-e6frfro0-1226278282934
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UFOキャッチャーに入り込み玩具をばら撒いた幼児

2012/02/27 16:01|メルボルンのニュースTB:0CM:0
バララット市(メルボルンから西北西約100Km、人口約10万の街)にあるザガミレストランでノア ジェフリー君(3歳)が「絶対玩具をとる!」との固い決意の元、UFOキャッチャーの取り出し口から逆入した。

ノア君は中に入ると、まず回りに集まってきた子供達に玩具をガンガン投げ落として与え、飴を食った。
992433-kid-in-vending-machine.jpg

中は密閉高温でノア君は汗だくになって施していたが、駆けつけた母親に足を引っ張られて、取り出し口から無事救出された。
マシーンの制作会社は今後シュートにバーを設置する等して再発を防ぐと言っている。

(写真はヘラルドサンより)

コメント
ゲーセンでこんなん見たらビビッちまうよな。

記事原文
http://www.heraldsun.com.au/news/more-news/ballarat-toddler-squeezes-inside-vending-machine/story-fn7x8me2-1226263704070

ワーホリの覚醒2夜のハイウェイ3

2012/02/25 23:02|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:0
アデレードの市街を抜けてからもう5時間以上走っている。
まわりは漆黒の闇で対向車はここ半時間ほど一台も見ていない。
ガソリンスタンドもガス欠になったらどうするのかと不安になるほどに見かけず、飯屋一軒すらもない。
その代わりおびただしい数のカンガルーが道の両脇にマラソン見物のように並んでいた。
それがたまに飛び出してきて、トラックはそのカンガルーをボッコンボッコン跳ね飛ばしながら進んでいた。

州境を越えビクトリア州に入りミルドュラという内陸の町を抜け、ハイウェイ20を東へ。
助手席のベックとスリーパーのクレイグは既にぐっすりと眠っていた。
路男磨は乗り物の中で眠れない性質であるから、ずっと窓を開けて外を眺めていた。
見えるものは満天の星以外に何も無い。
この世にこんなにもあったのかと思うほどの星群が夜空を埋めつくし地平線との境目をくっきりと塗り分けていた。
「ああ、俺はオーストラリアにいるんだ…」
改めてその感慨に浸っていると、スポッと一匹の羽虫が口の中に入ってきた。
「ゴクリ…」
感触から言うと銀蝿だったが、それはあっという間に喉の奥に消えた。
〈確か蝿一匹は7カロリーと聞いたが…〉
と静かに窓を閉めると、フィルが鼻くそをほじりながら、
「お前はチャイニーズか?」
と聞いてきた。
これまでに何度もされた質問である。
今でもそうだが、この当時は今よりも、アジア人を一まとめにチャイナマンと呼んでいる者が多かった。
「いいえ、ジャパニーズです」
もう一度ゴクリと唾を飲み込んでから答える。
まだ変な感触が胸の辺りに残っていた。
「そうか、ワシには見分けがつかんよ」
「そうでしょうね。俺にもヨーロッパ人の見分けはつきません」
「じゃがな、ワシは日本人が好きじゃ。大好きじゃ」
と思わせぶりに言った。
〈まさか…〉
と斜めに彼を見る。
間抜けな横顔だ。
どう考えてもその雰囲気は感じられないが念のためシートベルトを外した。


ウインドスクリーンにはさっきからおびただしい数の羽虫が叩きつけられていた。
窓も開けられない状態で、フィルが「ファーック!」と言いながらワイパーを何度動かしても、ガラスはすぐに汚れていった。
春先は毎年こうだ―と彼は憎憎しげに言う。
その間にも羽虫は灰色の雪のように窓に累々と積もっていく。
〈もし霊魂なんてモンがあったら、オッサンとっくに地獄行きだぜ―〉
と消えていく小さな命を儚んでいると―
重なり合った死骸の向うに、何かボーッと鬼火のような光が見えた。
〈虫の怨霊か!?〉
とは無神論者の路男磨は思わないが、真っ暗闇にポツリと浮かぶその光が不自然で、ずっと注視していると近付くに連れて輪郭がハッキリしてきた。
どうやらガソリンスタンドらしい。
小さなスタンドで見かけもみすぼらしいが何故か多くのトラックが赤土の駐車場に止まっていた。
数にして優に20台はあるだろう。
フィルのBダブルもこのスタンドのディーゼルの方に滑り込んだ。
ん?と、首を伸ばしてチラッと見ると燃料ゲージは依然4分の3より上を指している。
〈何故給油するのだろう?〉
と疑問だったが、フィルには聞かず、気を利かせてキャビンから降りてウインドスクリーンのワイピングを始めた。
バウザー横に置いてあるハンドワイパーでこびり付いた虫をゴシゴシと落としていく。
だが一度乾いてしまった残骸はなかなか落ちない。
何度もハンドワイパーを洗ってとりあえず運転席の方だけきれいにした時、フィルが給油を終えてトラックを駐車場のほうへ移動させるべく運転席に座った。
もう終わったのか?とバウザーのメーターを見ると300リッター、210ドル分しか入っていない。
このトラックの燃料タンクは450リッターが4つで1800リッター。シドニーまでノンストップも可能と彼は言っていたが…。

その後彼に誘われて一緒にロードハウスに入った。
二人だとどうも…と思いトラックで寝ているクレイグとベックを起こしにいこうとすると
「寝ているやつは放っておけ」
と彼は言い、結局二人だけで食事する事になった。
中は自家製と思われる丸太を削ったテーブルが並んでいて多くのトラッキーがハンバーガーやチップスを食っていた。
トラッキー達は大声で大きな腹を揺すって話しているが、さすがに誰もビールは飲んでいない。
ただ何人かは白い錠剤を服用していた。
その錠剤、フィルに聞くとアンフェタミンと言い不眠効果があるという。
彼の知り合いにその薬を飲み続けて一週間不眠不休で働き、薬の効力が切れた途端コテと寝てしまって大事故を起こした奴がいるとも教えてくれた。

フィルはカウンターでステーキとチップスを二人分注文した。
値段は二人で$10とべらぼうに安い。
「そのくらい俺が払います」
と路男磨が財布を出すと、彼は手でそれを制止し、カウンターのオヤジに向かって
「いつもみたいにレシート2枚頼むわ」
と意味ありげにいった。
中の親父は心得たもので、「あいよ」と既に用意してあったかのようにすぐレシートを出した。
乱雑な手書きのレシートだがそこに書かれていた額は、なんとディーゼル$1000、晩飯$100であった。
路男磨がポカンと口を開けていると、フィルはニカリと彼にウインクした。
「そんなにキリがよくていいんすか?」
「ええんじゃ、キリのいいとこまで負けさせたと言うんじゃ」
「バレないんすか?」
「相手は日系企業じゃ。だから日本人が大好きなんじゃ。わはははは…」
と歯の抜けた口をあけて笑った。
どうやら荷主は日系の自動車メーカーであるらしい。
この頃、日本はバブルの絶頂期で、オージーは日本企業も日本人も皆大金持ちと思い、メディアも日本人を相手にすると得をするといった風潮を伝えていた。
得というよりはこの場合詐欺であるが路男磨はその実践を目の当たりにしているのである。
「日系以外は?」
「あんまりぼれんなあ。欧米系は人を信用せん。他は金が無い。日本がベストじゃ、コンニチハ、アリガトー、ハイッ― ガーンッ!」
フィルは日本人の真似をして頭を深々と下げようとして派手に頭をカウンターの角にぶつけた。
「あ、いってぇ…」
彼は目を白黒させ、ハゲ頭を手で押さえた。
その指の間から血がタラタラと流れ出ている。
「……」
この程度のオッサンにぼられるようじゃ……
路男磨は日本の将来に不安を抱いた。

当時(1990)はアナログ時代の終焉前で、まだ携帯もインターネットもなくカードの普及率も低かった。
であるから田舎のガソリンスタンドはキャッシュ取引のみで、多くのトラッキーは、それをいい事にその都度会社をリップオフしていた。
彼らはあの頃をGood Old Daysと呼んでいる。

私の愛した猫4

2012/02/23 17:56|ウチの猫TB:0CM:0
その次の週も私はトービィーの面会に行った。
すると今度は、隔離病棟ならぬシックルームに移されていた。
PC130555_convert_20120223165918.jpg

「また病気かい?」
とスタッフに尋ねると
「軽い風邪」
と言う。
うちにいた時はただの一度も病気なんてしたことなかったのにまったく難儀な話である。
他の猫からもらうのか、それとも狭い所に閉じ込められているストレスからくるものなのか?
最も、病気になってもここはメルボルン一の犬猫病院であるからここより安全な所は無いのだが。

その部屋にはトービィーの他にも10匹ほどの猫がいた。
少し気になって
「もし、猫が不治の病だったらどうするの?」
とスタッフの女性に聞いてみると
「最期までここにいるか…でも大抵誰か引き取ってくれるわ。例えばそこの猫―」
と彼女は奥の部屋の下段にいる黒い猫を指差した。
「猫エイズなんだけど、心優しい獣医さんが貰ってくれたのよ」
と言う。
彼女曰く―子猫は確かに人気があるが、中にはアダルトがいいという人もいるし、病気の猫に幸せな余生を送らせてあげたいと言う人もいる。だから相当に条件が悪くても最終的に里親は見付かる―とのことだ。

ところで少し前のニュースでメルボルン北地区、特にソーンバリーやグレンロイの辺りで猫エイズ(FIV)が流行っていると聞いた。
ロートスミスの案内には猫エイズの感染率は豪では14%から29%。
数字は州によって異なるがビクトリア州は26%、以下WA29%、QLD28%、SA18%、TAS15%、NSW14%、NT14%となっている。
その案内には、喧嘩の際の噛み傷、つまり唾液による感染が多く、アウトドア派の猫は予防接種を受けるべきと書かれてあり、獣医さんもまた同じことを言っていた。
但し、飲み水やブラシのシェアからうつることは考えにくく、また人間、犬に感染する事も無いとのこと。

以下猫エイズに関するサイト
http://www.aids-osaka.com/cataids.html
http://love.ap.teacup.com/seri_ai/366.html
http://www.cat-fiv.com/fiv_infection.html

豪で過去最大のピンクダイア発見される

2012/02/22 23:52|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
西豪州キンバリー地区にあるリオティントのアーガイル鉱区で過去最大のピンクダイアモンドの原石が発見された。
同鉱区は世界のピンクダイアの90%以上、天然ダイアの約30%を産出し、過去26年に渡って採掘が継続されている。
天然ダイアとしてはシャンペン、コニャック、希少な青ダイアも産出する。

発見されたピンクダイアの大きさは12.76カラット、リオティントの発表ではピンクダイアの価格は同サイズの白ダイアの20倍で、相場は1カラット=$1ミリオンである事から最低でも$10ミリオンの値がつくと考えられている。

578300-pink-diamond.jpg

コメント
なんでこんな食えもせず、ハナクソみたいな石に10億円もの価値がつくのだろう。
僕には理解できない。
僕は好きな女性とは石じゃない、意思でつながっていたいんだ。
だから何もあげないよ。
世間では僕をケチと言うけどさ、いりもしないものを無理して買うほうがおかしいと思うよ。

ところで、Diamond って普通に読めばダイアモンドだから、ヤじゃなくてアにしたよ。
どーでもいいけどさ。

引用記事
http://www.perthnow.com.au/news/western-australia/rios-biggest-pink-diamond-gets-the-cut/story-e6frg13u-1226277577804
http://www.news.com.au/business/pink-diamond-set-to-fetch-10m-for-rio-tinto/story-e6frfm1i-1226277750422
http://en.wikipedia.org/wiki/Argyle_diamond_mine

天使の刺青

2012/02/21 20:10|未分類TB:0CM:1
晩飯は近くのフィッシュアンドチップスだった。
店に入るといつものように愛想のいいギリシャ系のお兄さんがいる。
ここは小さな魚屋も兼ねていて、鯛や鮭など新鮮な魚をはじめ烏賊や牡蠣も氷の上に並べられている。
それはいつもと変わらないのだが、目に留まったのはレジの所に立っている少女だった。
新顔だ。
多分十代だと思うが、美しい顔立ちだけでなく、ポニーテイルに束ねた金髪、イノセントな瞳はまさに天使そのもので、微笑みかけられた私は、年甲斐もなく、彼女の顔を瞳孔に焼き付けるように凝視した。

「美しい―。この目、この唇、このうなじ…」
と変態オヤジ丸出しで視線を這わしていくと何か黒いものが目にはいった。

なんと、その細く白いうなじには黒い∐の刺青があったのだ…。
なぜ?と思いながら代金を払うと、それを受け取る時に伸ばした手首の裏側にも同じく黒いのが…。
私は夢を壊されたような衝撃を受けた。

彼女はイノセントでは無い…。
エンジェルは地に堕ち、私の視線は彼女から魚にうつった。

別に誰が刺青をいれよーがいれまいがその人の勝手だが、私は刺青の入った女にはちんぽがたたない。
私の世代は、刺青イコール遠山の金さんかヤクザ。つまり片肌脱いだ杉様の桜吹雪や小指の無いヤクザを連想してしまうのだ。
だからどんなに綺麗な女でも、その女が刺青を入れていると
「背中に咲かせた遠山ざくらぁ~」
とか
「小指だせいっ!簀巻きにして東京湾だっ!」
といった声が聞こえてくるのだ。
頭の中がそんな状態で、ちんぽは当然立つはずが無い。
金さんやヤクザで勃起しろと言われても無理な話である。
つまり、以上の理由から、私は刺青の入った女性には興味が失せてしまうのだ。

ただそのシンドロームは多分私だけではないはずだ。
なぜなら日本のAV界に刺青の入った女優はいないに等しい。
桜吹雪のAV女優。
あなたは抜けますか?

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売春婦は女神様

2012/02/20 18:19|オーストラリアの風俗TB:0CM:2
KS寄稿
もう大分前になる。
俺はかつてエロスターンウィックにある、デイリープラネットという店によく行っていた。
でもよ、もう三年以上ご無沙汰なんだ。
あそこは、質はよかったけどよ、あのシステムが嫌だったんだ。

その店はまず入る時に半分金を取られるんだ。
だから入場するだけで確か…$90とられたと思うな。
中に入るとバーがあって酒は飲み放題、ビリヤード台とかもあったけど、やりたくてうずうずしてる時に、酒も飲みたくなえし、ビリヤードもしたくねえ。
たまには打ったけどよ、チミポが台に当たって痛え。
よく空振りしたぜ。

で、そこには20人ほどのねえちゃんが普通に歩いててさ、その中から好みのを物色して、声をかけてから部屋にしけこむわけだけど、大抵の場合気に入った女は他の男と話してるんだな、これが。
だから、その間、俺は我慢汁をダラダラ流しながら、待っとかなきゃならねえ。
なかには一時間ほども話しこんでいる奴もいて、そんな時は思わず殺してやりたくなったよ。
だから俺はそこが嫌いになって行かなくなったんだけど、今はどうかわかんねえ。
ここは日本人もよく行っていたから、もしシステムが変わっていたら、日系企業の駐在さん、教えてくれよ。

ところでさ、そこは株式上場もされている健全な店なんだけど、客層もよかったんだ。
金持ちっぽいやつが多かったけど、中には身体障害者もいたなあ。
二回ほど見たよ。
うち一人はお父さんと一緒に来ててさ、言葉も表情も自由にならない重度の障害者だった。
その彼が虚ろな目で同じ女を見ていた―。
俺は心の狭い男で、譲り合うのも、分け合うのも大嫌いで、好きな言葉は「独占」なんだけどよ、その時だけはついゆずってしまったよ。
可哀想に性欲はあるのに、彼女も作れなければ、オナニーすらできないなんて…。
そう考えていたら待つのが苦にならなかったよ。

三十分して彼は父ちゃんと娼婦さんに伴われて出てきた。
その彼の花の咲いたように晴れ晴れとした顔―今でも忘れられないね。
あの笑顔は医者や看護婦がどんなに努力しても無理だろうなあ。
父ちゃんは車椅子を押しながら涙を流して娼婦さんにお礼を言ってたよ。
「ヴィーナス…」
その時、俺は彼女の後ろに後光を見たのさ。
「女神様わたくしにもお恵みを―」

帰る時には、俺の顔にも満ち足りたほほ笑みが浮かんでいたよ。
「ありがとう、心から祈りを捧げます。ザーメン」

そんな、心温まる思い出があの店にはあるのさ―。
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写真はヘラルドサンより

デイリープラネット 
7-12 Horne Street, Elsternwick 3185
Melbourne, Australia
Phone 03 9528 1766
http://dailyplanet.com.au/website/services/

ワーホリの覚醒2夜のハイウェイ2

2012/02/17 18:15|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:0
「じゃ頼んだぜ」
クレイグは路男磨の肩をポンと叩いてトラッキーに交渉するように言った。
「俺が!?」
「当たり前じゃねえか。俺たち中で待ってるから―」
彼らはスタンドの中にあるカフェの中に入っていった。
一人外に残された路男磨は恐る恐るトレーラーのプライムムーバーに給油しているトラッキーに声をかけた。
「あのーすみません。どこに行かれますか?」
スキンヘッドで両腕にヘビの刺青のある男はそれには答えずギロリと路男磨を一瞥しただけだった。
マトモに会話のできる雰囲気ではなかった。
〈ウワァ~〉
路男磨はニカリと愛想笑いを浮かべると後ろ歩きにその場を去った。
〈なんでわざわざヒッチなんだよう。普通にバスか電車で行きゃあいいじゃん!〉
路男磨はどこに行くかもわからないヒッチハイク等できることならしたくない。
だが、つかまらねえよ―と弱音を吐くのも芸が無いと思い渋々トライし続けた。

何人かに当たったが結果は同じだった。
みんないかつい顔をして腹は妊娠8ヶ月、体中に柄の悪い刺青が入っている。
彼は比較的優しそうなトラッキーを探したが、そんな奴は一人もいなかった。
そこへクレイグとベックが出てきた。
「まだ見付からないのか?」
「もうちょっと待て。慣れてきたところだ」
路男磨は諦めず目の前に止まったトラックから出てきた男に声をかけようとした。
「無駄だよ。お前がやっても、俺がやっても。だからこいつがいるんだよ」
とクレイグは路男磨の肩を押さえ、逆にベックの背を送り出すように押した。
「オジサンどこに行くの?」
ベックは思わせぶりな声でトラッキーに話しかけた。
「わ、わしかい?わしはシドニーに行くんじゃ」
ツルッパゲのオヤジはベックの足を嘗め回すように見ながらほとばしるような笑顔で言った。
「何なんだ、この態度の差は!?」

そのトラックは前に20フィート、後ろに40フィートのトレーラーがついたBダブルと呼ばれるものだった。
フロントにものものしいカンガルーバーがついている。
「ショートが二つにロングが一つだとBトリプル。ロング3つ以上はロードトレインじゃ。わしは昔クイーンズランドでロードトレインに乗っとったんじゃ」
フィルと言う初老のトラッキーは自慢げに言った。
彼は長身で白い口髭を生やしていたが、トラッキーにしては珍しく腕や首筋に刺青は無い。
頭はスキンヘッドではなくただ単にハゲで、べらべらと良く話した。
彼はその話す間にも小ぜわしくギヤを変える。
なんでもギアは18速とかで、変速の度にクラッチを二度踏むのが気になった。
「何でクラッチを二度踏むんですか?」
窓際に座る路男磨が聞いた。
助手席にはベックが座り、クレイグは後ろのスリーパーに寝転がっている。
「このギアボックスはロードレンジャーと言ってな、ノンシンクロなんじゃ。だから一度クラッチを踏み込んでニュートラルに戻して回転数を合わせてからギアを入れなきゃならん。最もエンジンの回転数がピタッと合ってれば一度もギアを踏む必要は無いがの」
と、ブオーンとアクセルを吹かして今度はクラッチを踏まずにスパッとギアを入れた。
路男磨は「クール!」と大仰に驚いて見せたが、頭の中では〈めんどくさ〉とも思っていた。
彼は教習所を出て以来オートマ車にしか乗った事が無くマニュアル車は運転できない。


Bダブル
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ロードトレイン
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私の愛した猫3

2012/02/16 16:42|ウチの猫TB:0CM:0
一週間後、私と嫁はトービィーに面会に行った。
「さて、元気でやっとるかな」
と中に入ると前回来た時に話したノリのいいお姉さんが、
「トービィーは結膜炎で目が痛いのよ」
と言う。
奥の部屋のドアを開けると散歩の時間だったのか彼は床を自由に歩いていた。
PC050455_convert_20120216001220.jpg

一見元気そうだがやはり近くで見ると左目が赤い。
「おおお、かわいそうにのう」
「かゆいよう」
PC050460_convert_20120216001136.jpg

しかしその結膜炎は悪性では無いので一週間で治るとお姉さんは教えてくれた。
持参のツナカンもあっという間に平らげ、結膜炎はともかく健康そうである。

預けられた猫は通常、健康性格診断の後、アドプション(里親募集)の部屋に移されるのだが、トービィーはその目の為に依然アセスメントの部屋に居残っているとのことだった。
トービィーの診断結果は全て良好で、結膜炎が治り次第アドプションのほうへ移されるとお姉さんは言った。

30分ほど滞在して、「トービィーまた来るぜ」と頭を撫でて去ろうとしたとき右側から訴えるような鳴き声が聞こえた。
見るとまあかわいらしい子猫が小窓をガリガリ引っかいて鳴いている。
PC050452_convert_20120216001301.jpg

その声はさも「連れてってくれよう」と言っているように聞こえた。
トービィーでさえ手放さなかった私に子猫は引き取れない。
せいぜい小窓をトントンと叩いて相手してやるくらいだが、お姉さんが言うに、こういう子猫はあっという間に引取られていくらしい。

回りには他にも愛嬌のある子猫がいっぱいいた。
こんなかわいいのが周りにいて果たして誰かトービィーを引取ってくれるのだろうか?
と心配になりながらそこを後にした。

生活費の高い都市トップ20に豪5都市、東京は2位

2012/02/14 23:50|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
エコノミスト インテリジェント ユニットの世界130都市を対象にした調査に置いて豪の5都市が生活費の高い都市トップ20にランクインした。
調査は食料品、衣類、家賃、交通費、光熱費、趣味娯楽など160の多岐にわたる商品、サービス料金を比較し、ニューヨークをベースとして対比されている。

それによるとシドニー7位、メルボルン8、パース12、ブリスベン13、アデレード17と何れも上位にランクされ、メルボルンは10年前には対ニューヨーク比マイナス25%だったのが今やブラス50%となった。
それらの豪都市の生活費は、世界的大都市である、ロンドン、ローマ、ニューヨーク、ベルリン、香港、北京、上海 リオデジャネイロをも上回る。
要因には10年前の2倍の水準にある豪ドルの対米ドル為替レートが最も大きいが、国内のインフレも大きく影響している。

今回の調査における、生活水準の高い都市一位はスイスのズーリック(チューリッヒ)、二位は前回トップの東京、三位はこれもスイスのジェニーバ(ジュネーブ)と大阪神戸(ジュネーブと同ポイント)とトップ4をスイスと日本の都市が占めた。
最も生活費の安い都市トップ3は、オマーン マスカット、バングラデッシュ ダッカ、アルジェリア アルジェとなっている。

The 10 most expensive cities are:
1. Zurich (Switzerland) 
2. Tokyo (Japan)
3. Geneva (Switzerland)
4. Osaka Kobe (Japan)
5. Oslo (Norway)
6. Paris (France)
7. Sydney (Australia)
8. Melbourne (Australia)
9. Singapore
10. Frankfurt (Germany)

The 10 least expensive cities are:
1. Muscat (Oman)
2. Dhaka (Bangladesh)
3. Algiers (Algeria)
4. Kathmandu (Nepal)
5. Panama City (Panama)
6. Jeddah (Saudi Arabia)
7. New Delhi (India)
8. Tehran (Iran)
9. Mumbai (India)
10. Karachi (Pakistan)

コメント
今日はバレンタインデー。
何故バレンタインなのか? 何度か聞いたが全く覚えていない。
家に帰ってきて嫁に「予約しないと席無いわよ」と言われて嫌々予約。
ああ、台所は火の車だってーのに落城寸前に節句の準備してたとかいう淀君みてーだなと思いつつ、安いイタリアレストランへ。
ところが、席は7割がたしか埋まっていなかった。
以前には無かった事だ。
もしや、みなさんも落城寸前なのか?

メルボルンは同じくエコノミスト インテリジェント ユニットの調査で住みやすい都市1位にランクされているが、高い都市8位でもある。
つまり金が無いと住みやすくない。

その金があると住みやすいメルボルン、これが2009年に登場した新ロゴだが、このデザインとプロモートに役所は一体いくらかけたか?
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$240,000(2400万円)。
どーでもいいけど、なんかムカつく。

ところで、ご存知とは思いますが欧米ではバレンタインデーに女性がチョコレートを贈る慣習はありません。
当然義理チョコも無く、基本的に恋人同士が相手にプレゼントを買ったり、花束を買ったり食事に行ったりします。
バレンタインデーが女性に限られた事では無いので、当然ホワイトデーもありません。

記事原文
http://www.theage.com.au/victoria/think-melbourne-is-expensive-youre-right-20120214-1t3em.html
http://www.news.com.au/money/cost-of-living/melbourne-ranked-8th-most-expensive-city-in-the-world/story-fnagkbpv-1226270921915
http://www.theage.com.au/national/melbournes-240000-makeover-20090722-dt0o.html

最近やたらと多い解雇のニュース

2012/02/13 23:57|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
今日もまた解雇のニュースが流れている。
ANZ銀行が10月までに1000人首を切るそうだ。
理由は世界金融業界の環境変化に対応する為と発表されている。
それに対して組合側はストに踏み切る可能性を示唆しているが、果たしてどうなるか…私には時代錯誤の歌声が聞こえてくるのだが…。

昨日まではアルコアのアルミニウム精錬所で600人解雇の有無が取り沙汰され、その前はトヨタの350人、その前はカンタスのゴタゴタをはじめ、殺虫剤モーティンのRB、ブルースコープ製鋼、フォード、食品のSPCその他、大手企業の大型解雇が相次いでいる。
政府は相次ぐ製造業の解雇に対し、理由として強い豪ドル(本日AU$1=US$1.07)と国際的競争力の欠如を挙げている。

トヨタの解雇の際も同じ理由が挙がっていたが、不思議な事に政府もメディアもユニオン(組合)や、高賃金、好条件の豪労働条件については殆ど触れない。
例えば豪トヨタの組合は昨年九月、同社が先のリコール騒ぎ、日本の震災、タイの洪水で大打撃を受けているにも関わらずストに踏みきった。
ストによる損失は一日数十ミリオンドルと言われていたにも拘らずである。
そして今年になって350人が首を切られ「酷い話」と嘆き、政府に「何とかしろ!」とメディア共々訴えている。

他も概ね変わらない。ストや協議で好条件を勝ち取ったはいいが、結局会社が国際的競争力を失い、倒産、もしくは撤退縮小と言ったシナリオに陥っている。
要するに一時的に得をしても長期的には自分にその付けが回ってきているのだが、大衆迎合のメディアは間違っても「自業自得」と民間に反省を促さず、むしろ会社が悪いと雇用を生み出す側を徹底的に非難する。

例えばトヨタのときも
「政府からの補助金として$100ミリオンも貰っておきながら首を切るとは何たることか!」
そしてANZの1000人切りも
「銀行はギャングだ!昨年過去最高の利益を上げながら、RBAの据え置きにも拘らず各社0.1%前後の利上げに踏み切り、人員を整理しようとしている。その強欲許すまじ!」
といった一方的な感情記事を打つ。
その根本が何であるかは度外視してである。

灯台下暗しとはよく言ったもので、豪人の中には「豪人は世界一の働き者」と本気で思っているものもいる。
鳥肌がたつくらい恐ろしい話だが、世間、特に他国を知る移民者はもちろんそうは見ない。
以前一緒に働いていたアメリカ人は「これほど仕事せずに金のもらえる国は無い」と豪の労働環境を描写していたが、一部の例外を除いてこの言、的を得ているであろう。
豪は組合が強く、政府の労働規制が厳しい為、最低賃金は各職種ごとに保証され、安全厚生面も経営者が胃が痛くなるほどに厳しい。
つまり、雇われるほうはいいが雇うほうには非常に辛い条件のそろった国なのである。
普通に考えればこの国際化の時代、それで生き残れるはずが無いとは常識のある人間なら思うだろう。

だが世の中この期に及んでアンビリーバボーな事をほざく政治家もいる。
なんと、今日のテレビで緑の党唯一の下院議員アダム バンドが
「12ヶ月働いた人には自由に労働時間を選べる権利を与えましょー」
と言っているのである。
一体この人は正気なのだろうか?
企業側にさらなる負担をかけよと?
まさか国民は、この馬鹿げた提案を「こりゃ都合がええわい」と支持するのだろうか?

思うに、豪から仕事が逃げていくのは単に通貨高のせいだけでなく、この労働者贔屓に過ぎる法律と労働者の姿勢、それに組合バックの労働党と上の様な馬鹿政治家のせいであろう。
このグローバル化の時代に誰が好き好んで、働きもせず、高給で、事ある毎にストばかりしている国に工場を作るだろう。
その根本的問題を看過して、やれ介入だ、やれ補助金だ、雇用を守れ、と騒いで見ても長期的には何も改善されるはずはない。
雇用を守れと言っても、雇用者がケツまくったら守りようが無いってことが分からないんですかねえ。
それとも政府が雇ってくれるのでしょうか。

―と今日は一人ぼやいてみました。

以下ヘラルドサン、トヨタ解雇発表時のもの
「俺は17年間トヨタで働いている。これが最初の仕事さ。俺には4人の子供がいる。俺はもう50歳、首になったら仕事なんてねえよ。何が起こるのか誰にもわからない。みんなパニックさ。」
と右のハサンさんは語っておられます。
しかし、ではこの方33歳まで一体何をしていたのでしょう?
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関連記事
http://www.theage.com.au/business/anz-to-cut-1000-jobs-20120213-1t0uc.html
http://www.news.com.au/business/mortein-and-dettol-factory-shutdown-will-leave-nearly-200-without-jobs/story-e6frfm1i-1226259544275
http://www.news.com.au/business/toyota-axes-350-australian-workers-due-to-dollar-pressures/story-e6frfm1i-1226251811544
http://www.news.com.au/business/premierted-baillieu-in-crisis-talks-to-rescue-600-alcoa-workers/story-e6frfm1i-1226266318832
http://www.theage.com.au/small-business/managing/greens-propose-more-flexible-work-hours-20120210-1s909.html
http://www.abs.gov.au/ausstats/abs@.nsf/mf/6202.0

庭の林檎

2012/02/12 21:59|未分類TB:0CM:0
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昨年は冬から春にかけて雨が多かったせいか、林檎の育ちが良くってですね、今年は鈴なりに近い出来ですわ。
写真の種はバレリーナ。春先には白い花を咲かせ、ちょっと酸っぱいけど食えますよ。
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ネットかけてないし、薬もまいてないから鳥はつつくは虫は湧くわで傷んでるのも多いですが、鳥に食われたのは鳥に責任とってもらいましょう。
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豪はトロピカルか赤砂漠のイメージがありますが、メルボルンの位置する南東部は穏やかな西岸海洋性気候。
四季も比較的はっきりしていて、春は風が強く、夏は時には40度を越える猛暑、秋は目の覚める…ほどではないが紅葉、冬は雨が多く高山部では雪も降る。
その点日本と似ていて、植物の栽培も日本と同じく物なりが良い。
林檎、洋梨、レモン、スモモ、びわ、みかん、ぶどう、なんでもようなりますわ。

友人の家のビワ
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近所の家の洋梨
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ワーホリの覚醒2夜のハイウェイ1

2012/02/11 20:43|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:0
路男磨とクレイグは随分と長い間話していた。
既に辺りは明るく、ビルの隙間から差し込んでくる太陽が白いテーブルに反射して寝不足の目に眩しかった。
「じゃあ、これからずっとホストとして生きるのか?」
「さあな、別にそれでもいいが、実は今夜ミタゴンに向かって立つ」
「ミタゴン?」
「ニューサウスウェールズのサザンハイランドにある田舎町さ。そこで乗馬学校に入る事になっている」
「乗馬?」
今の彼のイメージと随分違うのでつい聞き返した。
「そうさ。費用は全額政府持ちな上に小遣いまでくれるんだ。ちょっとしたホリデーさ。一緒に来るかい?」
「誰でも入れるのか?」
「ノーウォーリーズ!」
クレイグは軽く即答した。


路男磨は今、宿泊先であるパブの2階へ戻る所だった。
さっきクレイグの言った「一緒に来るかい?」がずっと頭の中を回っている。
出立は今夜6時という。
近くのペトロステーションで長距離トラックを捕まえるらしい。
路男磨ははっきり「行く」とは答えず、「もし行く気になったら6時に会おう」と一応スタンドの場所を確認しただけだった。

部屋に戻ってダブルベッドの上に転がり色々と思い巡らす。
さて…行くか行かないか…。
行けば…うまく運べば理想の環境で生活できるかもしれない。
行かなければ…シドニーに帰ってジャパレスコースか…。
彼はもうナラボーを越えてパースに行こうという気はなくなっていた。アデレードは退屈だからやはりシドニーへ戻る事になるだろう。
しかし行けば…また騙されて今度こそ垂れ流しになるかもしれない。
では行かなければ…ケツの穴は一生小さなままか…。
クレイグは乗馬学校では寮生活になるという、馬はどーでもいいがオージーの若者との共生は魅力であった。
あれこれと思案しているうち昨夜から疲労がどっと出て彼は服を着たまま深い眠りに落ちた。

瞼の裏に赤い温もりを感じて目を開けると枕もとの時計は既に午後5時を表示していた。
熟睡したせいか頭がスッキリし、体の奥底から力が湧いてくる様な気分だった。
さて籠城か、突撃か…。
籠城と言っても大学を中退して既に落人(おちゅうど)となっている路男磨にそのオプションは無い。
「玉砕!」
彼は顔をバサバサと洗うとスーツケースを抱えて下におりた。
まだ客が数人しかいないパブを慌しくチェックアウトし、歩いてクレイグの指定したスタンドに向かう。

そこは大きなペトロステーションだった。
駐車エリアには2両、3両連結の大型トレーラーが群を成した大蛇のように並んでいた。
時間は5時45分。
クレイグはまだ来ていない。
スーツケースをガラガラと引っ張って来たので喉が渇いている。
路男磨はスタンドの中に入りコーラを2本買おうとしたが、値段がスーパーの倍だったので1本にした。
時間は6時を過ぎたが彼は現れない。
「オーストラリアだから…」
オージーは滅多に時間通りに来ない。だから少々の遅刻は当たり前なのだが、それから20分、30分たっても彼は現れなかった。
場所を確認したがどうやらここで間違いない。

6時40分。もう陽が沈み街灯には明かりが灯っていた。
「気が変わったのかな?」
と諦めて帰ろうとした時、道路の向こうの街灯の下にクレイグの姿が浮かんだ。
彼は一人ではなく隣には同じ年頃の女の子がいる。
クレイグが路男磨に手を上げると彼女も同じように手を上げた。
「よお」
ケロッとした顔でクレイグが言った。
待ち合わせの時間など忘れ去っている表情だった。
もっとも路男磨も気が向いたら行く―と返事しただけだから、この場合非難する権利は無い。
「彼女かい?」
路男磨は彼の隣にいる少女を見ながら言った。
モデルのような美人でミニスカートから伸びた足がセクシーだった。
「いや同業者さ」
彼は彼女を紹介した。
何でも彼女がクレイグにレイディースを、クレイグが彼女にジェントルメンを紹介してお互いのビジネスを繁盛させているらしい。
名前はレベッカ。クレイグはベックと呼んでいる。
彼女はなったばかりの18歳とのことだった。

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市場価値$630,000の家が$1000で落札される

2012/02/10 21:31|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:0
メルボルン西地区ブレイブルック在住のジッピング ザウさんの家がシェリフ(法執行官)によって僅か$1000で売却された。
家はザウさん自身で建てたもので市場価値は$630,000(約6千3百万円)であるが、借金の不払いにより差し押さえとなり、2010年12月シェリフのカールトン事務所で競売され、ロナルド ジェフリー コウサルさんにより$1000(約10万円)で落札された。

ザウさんは当然その価格を不服とし、競売の違法性を唱え、落札の破棄を求めて裁判に訴えた。
法廷に置いて法律家のポール ヘイズ氏は
「これは非常に珍しいケースである。ザウ氏の物件に対するモーゲージ(借金)は$460,000、エクイティ(純資産)は$170,000(評価額が$630,000のため)。従って$1000はアンダーバリューも甚だしく、シェリフは現実的価格売却の義務に違反しており、慣習法において売買は成立しない。よって取引は破棄されるべきである」
と主張した。

しかし、シェリフサイドのアンソニー ストレイハン氏は「シェリフ側に、その競売結果に対する責任は法的に存在しない。従って落札者の権利は保護されるべきである」
と主張している。

ザウさんは英語が苦手でシェリフからの売却に関する書類を細部までよく理解していなかったと法廷で語ったが、問題の物件以外に建設中の$1.5ミリオンの物件を含む4物件所有している事も認めた。

その後のヘラルドサンのインタビューでザウさんはブロークンイングリッシュで
「シェリフの事務所に伝えたい。俺の家を売らないでくれ!何か間違ってるぞと既に伝えた」
と言い、妻と3人の子供共々、家の売却と強制退去に反対して居座る決意を強く示した。

落札者のコウサルさんは同紙の問いに対し、「私は競売で正当に物件を落札した」と答えたが、既に裁判費、スタンプ税その他諸費で$119,000(約千百九十万円)支出したという。

尚、裁判は本日も継続する。

コメント
差し押さえ物件の競売は市場価値相当でなければならないとは、これまでも不動産関連の記事によく書かれていますが、$1000とはこれまた法外な、普通はリザーブプライス(最低落札価格)を設定するものですがこの役人はしなかったのか、する義務がなかったのか?
もし設定しなくていいのなら、自分、それが駄目なら親戚にでもタダ同然で売れるわけですよね。

またこの中国人は英語が苦手とか言ってるいるが、弁護士に書類を見せなかったのか?
普通に家を売買する時でも、一通り目を通した後ソリシター(弁護士)に見せて、そのゴーサインの元でサインするんですけどね。
それに推定エクイティが$170,000あるのに、何で差し押さえ食らう前に売らなかったんでしょう?
摩訶不思議。

ま、関係ないといえばそうですが、豪にもこんな非常識な話があるということでお伝えしたかったのです。
ところで、このシェリフ事務所のオークション、行って見たいもんですね。
$1000なら買えます。

記事原文
http://www.heraldsun.com.au/news/more-news/built-with-his-own-hands-valued-at-more-than-630000-sold-for-1000/story-fn7x8me2-1226267191172
ザウさん一家。ヘラルドサンより
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私の愛した猫2

2012/02/09 22:26|ウチの猫TB:0CM:4
最初に行ったアドプション(里親)施設は前にも紹介したロスト ドッグスハウス。
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ここにはこれまで何度か行った事があるが、事務所のカウンターには見たこと無い若い女性が立っていた。
トービィーをカウンターの上に置き、致し方なくスレンダー(放棄)する旨伝える。
その時点で私も嫁もオイオイ泣いていたが、その女性は全く表情を変えず、「$14ね。それからこの紙にサインしてちょうだい」と冷ややかに言う。
私はその態度が気に食わなくて
「なんじゃい、この紙は?」
と詰る口調で言うと
「殺しても文句は言わないって言う宣誓書よ」
と淡々と言う。
「殺さないって聞いてたけど…」
「今は子猫のシーズンでね。引き取り手がつかないのは殺すわよ」
とこれも感情の無い能面のような顔でさらり。
「ふざけるな!ビッ…」
とまで言ったとき、嫁に袖を引かれて、すぐ外に出た。
するとその私達を追って一人の優しげな女性が事務所から出てきて
「ここへ行きなさい。ここは絶対殺さない」
と一枚の紙を私に手渡した。
見るとロートスミスと書いてある。
メルボルンで犬猫を飼っている者なら一度は行った事があるであろう犬猫総合病院である。

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猫のアドプションは待合室左手の奥にあり、ドアを開けて中に入るとさっきのロストドッグハウスとは全く違う明るい雰囲気が漂っていた。
受付にはノリのいいお姉さんがいて事情を説明すると「私も同じ経験をしたことがある。まかせておきなさい、トービィーにはいい里親を厳選してあげましょう」と自信満々に言う。
「絶対殺さないね?」
と念を押すと
「絶対殺さない!」
とこれも確信の眼差しで即答した。
「もし引き取り手が見付からなかったら?」
「永遠にここにいる」
「どこにも移動しない?」
「しない!」
彼女の表情はあくまで明るく、回りにいた4人の女性スタッフも同じようにニコリとして頷いた。
どう見ても嘘を言っている感じではなく、その事にはホッとしたが、その内の一人が、
「今は空きが無いから、後日、電話で空きがあるのを確認してから連れてきなさい」
と言う。
「仕方ない、また後日…」
トービィーを連れて帰ろうとすると、奥から
「今、一匹貰われて空きが出来たよ!」
と元気な声がした。
「この猫ツイてる!待つ人は一ヶ月以上待たされるんだから。きっといい家が見付かるよ」
と受付のノリのいいお姉さんが興奮気味に言った。
トービィーはここのカプセルホテルの8号室と11号室とを繋いだ部屋に入る事になった。
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見るとどの猫も二部屋ずつあてがわれている。
ロストドッグハウスは撮影禁止といわれたが、ここはフラッシュを焚かなければ撮影可と言う事で写真も自由に撮らせてくれた。
「トービィーすまん。二ヶ月辛抱してくれ、それでいい引き取り手がいなかったらワシがまた拾ってやる」
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と涙で言い残してその部屋を出た。

帰り際受付で「いくら?」と聞くと「無料」と言われたので、少しばかりの寄付をさせてもらった。
それからもちろんトービィーの好物であるツナカンと玩具も置いて行った。
スタッフの女性らはそれらの差し入れを嫌な顔一つせず受け取ってくれ、必ずトービィーに与える旨約束した。
また、里親が見付かった時点で電話をくれるとも言った。

有難う…と言ってその病院を出たものの、帰りは暫く車の運転が出来なかった。
「ああ、これで良かったのだろうか?他にやりようがあったのではないか?」
一度自分の猫として登録しながら放棄しなければならなかった事が情けなく、敗北感に苛まれながらその場を後にした。

ロートスミス アニマル ホスピタル
http://www.lortsmith.com/

タクシー代は体で…そんな女性結構いるんだってさ

2012/02/08 23:25|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
パース在住のタクシードライバー、プラビジッド シン ジルさん(37)が法廷に置いて、
「金が無いから体でって言われたことは何度もある。俺だけじゃなくて知ってるだけでも60人はいるな。多くはやってるが、俺は一度もやってないぜ」と供述した。

彼は25歳の女性をレイプしたとして友人のタクシードライバー アムリット パル シンさんと共に起訴されていたが彼のみは無実が証明された。

友人のシンさんはノースレイクの駐車場にタクシーを止め、パーティー帰りで泥酔(半意識不明)の女性と車内で性交渉を持ち、有罪と判断されたが、その場に居合わせたジルさんはシンさんに飲み物を届けただけで女性との接触はなかったとのことで無罪となった。

しかしジルさんのタクシーライセンスはその事件をレポートしなかった事により取り上げ。
政府運輸局代表のニーナ ライン氏は「ジル氏の行動はタクシードライバーとして不適格である。事件をレポートすべきであった」と話している。

コメント
この記事を鵜呑みにするとして―
同僚のタクシードライバーが、車の中でハメ狂っている。
女性は泥酔していてそれがレイプかどうかは分からない。
その場合、もしあなたがライセンスを失いたくなかったら「やめろ!」と交尾中の二人を引き裂かなければならないのだろうか?
それとも後からレポートしただけでセーフなんだろうか?

子供の頃、田舎で育った私は夏休みによく蝉とりに行ったが、ある日ケツの繋がった二匹の油蝉が木に止まっていた。
「わぁ~一石二鳥だぁ~」
と喜んでその二匹に網をかけようとしたが、その二匹の必死の形相に鬼気迫るものを感じた私はつい網を構えたまま凝固してしまった。
つまり、セックスなんて知らない小学生でも交尾の妨害がいかに残酷なものか悟り、その捕獲を本能的に拒絶したのだ。
蝉の交尾でさえそうであるのに、万物の霊長たる人間の交尾を妨害するなんて…よくよく事情を知らない限り、かなり勇気を要する事では無いだろうか…。
それをせよと?

ま、その事はおいといてですね、今日はあなたがもしタクシードライバーだったら…と一つケーススタディをやってみましょう。
いいですか、あなたは夜の街を走るタクシードライバーです。

その夜、あなたは異常な性欲に襲われていました。
一刻も早く仕事を終えてオナニーしたい―と思っている所へ世にも美しい女性が一人で乗ってきました。
しかも多少酔っていて、ミニスカートから伸びた長い足はだらしなく開いています…。
あなたはゴクリと唾を飲み込みました。
「お客様、どちらへ…?」
「どこでもいいわ。あなたの好きな所へ連れてって…」
「いえいえ、そういうわけには参りません。住所を仰ってください」
彼女は助手席に乗っています。
普段は客と会話しないあなたも相手が好みの女性なら別です。
話題を繋ぎながらその合間に彼女の足を横目でチラリチラリと視姦します。
その手を伸ばせば届く位置にある生足にあなたの股間は不覚にも反応しました。
その変化に気付いた彼女は…
「うふ、あたしだってグショグショ…」
酒臭い吐息をあなたの左耳に吹きかけたのです。
「バッフン!」
もうあなたはたまりません。
鼻の穴をおっぴろげ、運転フラフラ信号無視、無線の声も耳に入りません。
そして彼女のアパートの前まで来た時、
「お金ないの。体で払ってもいいかしら?」

そこであなたは耐えることが出来るでしょうか?
それとも本能の命ずるまま、助手席のレバーを引いて彼女の上に覆いかぶさるでしょうか?
耐えれば家に帰って虚しくオナニー。
本能に従えばクロマニョン人となりて月の下で咆哮。「ウオーッ!」

後者の場合、醒めてから何も起こらなければ、それはかけがえのない想ひで…。
しかし、数日後、ポリスが家にやって来ることもよくあります。
「彼女レイプされたって泣いているぞ!」
「え″え″ーっ」

果たしてあなたなら?
私ですか?
正直に言おう。
アンストッパブルゥー!

記事原文
http://www.heraldsun.com.au/news/more-news/sexual-favours-for-cab-fares-common-practice/story-fn7x8me2-1226265369832

レストラン経営者、セクハラで罰金$12,000

2012/02/07 21:53|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
ローラ コナーズさん(19)は15歳の時、彼女の地元タスマニア、ロンセストンのファースト フード レストラン、プレイティーズでアルバイトを始めた。
そのレストランはキッチンが狭く、経営者のデイビッド リチャード氏は、彼女の横を通るたびにお尻を抓ったり掴んだりし、「俺のやった事は誰にも言うな」と彼女に口止めした、だけでなく彼女のエプロンの紐を解き、上半身裸になれと要求した事もあるという。
コナーズさんは、その態度はおかしいと思ったが、まだ世間知らずの15歳であったため、ボスのハラスメントにどう対処していいかわからず「触らないで!」と言う事ができなかった。

その状態が何ヶ月も続き、耐えられなくなったコナーズさんは2008年に店を辞め、その後ハラスメントが原因によるトラウマ、ストレス障、鬱のカウンセリングを受け、法廷に訴えた。
裁判に置いて、被告リチャード氏はセクシャルハラスメントに対しては強く否認したが、キッチンが狭かった為彼女の臀部に何度も触れたことは認めた。
またエプロンの紐を外し、上半身裸になれと要求した事実も立証され、判事はリチャード氏の行動はセクシャルハラスメントに該当するとし、$12,000の補償金の支払いを言い渡した。
リチャード氏のレストランは、その後閉鎖されている。

裁判は3年を要し、コナーズさんはその費用に補償金の倍近く支払ったが、お金のためでも勝つためでもなく、彼の間違いが証明された事に満足していると語り、同じような境遇にある若者に恐れずに提起するよう呼びかけた。

コメント
いやあ、あの年頃の子はメタメタ可愛いですからな、飲食店を経営される方は気をつけてくださいな。

随分前の話になるが、昔付き合いのあったワーホリの男がシドニーのジャパレスで働いていて、そこの日本人経営者がセクハラで訴えられ補償金$20,000の支払いを命じられたと、彼から聞いたことがある。

彼曰く―
訴えたのは白人の超可愛いウエイトレスで、その態度は明らかに思わせぶりであった。
単純なそのジャパレスオヤジは「こいつ俺に気があるな」と思い込み、彼女だけ理由をつけて後に残し、肉体交渉を迫った―が彼女ははっきりと「NO」、そしてオヤジはレイプ未遂で訴えられた。
―であったかと思う。

何分記憶が曖昧な上に又聞きであるから信憑性は多分にあやしいが、そのワーホリの男は
「いいオヤジだったが、スケベがたたってマンマとはめられた…計画的だったかも?」
と言っていたのが印象に残っている。

別に上の記事の女の子がそうだと言っているわけではないが、今の世の中セクハラにはやたら厳しく性交渉が無くとも相当額の補償金が課せられる。

昭和世代以前の方々、昔の忘年会とか覚えてます?
ハゲオヤジ達が、我が世の春と女子社員のケツは触るわ乳は揉むわ…もーバカ殿状態。
今考えたら、あれみんなセクハラでしたわな。

記事原文
http://www.news.com.au/business/worklife/laura-connors-wins-sexual-harassment-case-against-ex-boss/story-e6frfm9r-1226264576753
ローラ コナーズさん
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OKの語源 あるイギリス人の説

2012/02/06 22:57|言語関係TB:0CM:0
さっきMYTH BUSTERSというアメリカの番組をテレビで見ていると、温度の表示にセルシアスではなくファレンハイトを使っていた。
セルシアスは摂氏、ファレンハイトは華氏で飛行機の中でもモニターに両方交互に表示される事が多いが、他には無いのか?と嫁に聞くとケルビンがあるという。
ケルビンも温度の表示法ではあるが一般には使われておらず、物理学者のような専門家の間でのみ使われていると彼女は言う。

では摂氏20度はケルビンでなんぼじゃ?と聞くと、そんな事は知らんがOKの語源は0Kelvin(ゼロケルビン)から来ていると彼女はその由来を語った。
「ゼロ ケルビン すなわちクール」
クールとは涼しいの意味もあるがオージーの若者が親指を立ててクールと言うように素敵といった意味でも使われる。
だからゼロケルビンはグッドでゼロがをオーと読んでオーケーになったと小学校三年生の時、イギリスで理科の時間に習ったと彼女は言った。

「ほんまかいな?」
と調べてみるとまあ色々な説がある。

一番古いのは920年ギリシャ語のomega と khi (ノミ退治の魔法の呪文)を語源とするものから、一番知られているのは1840年にアメリカ大統領支持派が組織したOK Club。
但し1790年テネシー州の裁判記録にOK は既に使用されているとか。
proved a bill of sale from Hugh McGary to Gasper Mansker, for an uncalled good, which was O.K(Wikiより)

結局の所はっきりとは分からないそうだが、ウチの嫁が語源と聞いたケルビン卿(ウイリアム トンプソン)は1824年生まれで1907年没、彼の主張  On an Absolute Thermometric Scale が発表されたのが1848年であることを考えるとちょっと苦しいか…。
しかもその発表だが、概要を読んでみると、あらまあ 0ケルビン=摂氏-273.15度!!!
「クールじゃねえ!凍え死んでしまうがな!」

ま、一般人にとっては摂氏華氏だけでもセンチインチと同じでややこしいのにケルビンなんていりませんわな。
しかし、たかがOKでこんなに時間を潰してしまうなんて、なんと物好きな暇人かと我ながら呆れてしまったよ。

摂氏華氏ケルビン変換
http://www.onlineconversion.com/temperature.htm
参考サイト OKの語源
http://gogen-allguide.com/o/ok.html
http://eigo.be/etymology/ok.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Okay
http://www.miketodd.net/encyc/okay.htm
ロード ケルビン
http://en.wikipedia.org/wiki/William_Thomson,_1st_Baron_Kelvin
ミスバスターズ 神話の証明。
http://www.yourdiscovery.com/web/mythbusters/about/cast-bios/


豪賃貸物件詐欺、日本人も被害

2012/02/05 22:15|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:0
賃貸物件のテナント候補者を狙った詐欺に対し警告が出された。
豪賃貸空き室率は全国平均で2.4%と低く、供給不足といわれるシドニーでは1物件に30人の競争率とも言われているが、そのデスパレートなレンター心理に付けこんだ詐欺が増加している。

手口としては、大家に成りすまし、GumtreeやFlatmates.comに好条件の架空物件を偽写真と共にアップし、興味を示したテナント候補に「今海外にいるから部屋は見せられない。保証金を払ってくれれば部屋はキープしておく」などといって、海外の口座に振り込ませるという至って単純なもの。

一度海外に送金されると追跡は困難で、被害件数は昨年220件、被害総額は$40,000に上っている。
最近の被害者ではパース在住の男性が$600、また豪入国間もない日本人学生がこれもパースで$1,400騙し取られている。
政府の消費者保護局は、“条件の良すぎる物件”は詐欺の可能性大として、写真を信用せず、保証金等を支払う前に、部屋を実際に見て大家と面と向かって対話するよう呼びかけている。

コメント
豪は家賃が高い。
いつからこんなに高くなってしまったのか、私がシドニーに住んでいた頃、えーっと96年頃はアナンデール1LDKで週$140だった。
91年のワーホリの頃は確かグリーブ一軒家シェアの個室で週$80だった。
それがいまや、ルームシェアは当たり前と聞く。
ルームシェアなんて好きな人はいいけど嫌いな人は気が休まらないだろうな。
屁をこくのにも気を使わなければならないし…。
最近のニュース記事でもシドニー、パースのレンタル市場は依然タイトで豪全体で今年も4-6%上昇すると伝えられていた。
だから貸す方の審査は厳しく条件のいい者を優先して契約する為、収入の不安定な自営業者やシングルマザーはアパート探しも一苦労であるらしい。
あれだけ高い家賃で尚且つ借りるのに苦労するなんてまったく気の毒な話ではある。
金出して借りてるのに貸してやってるみたいな態度取られて、ド高い学費で高飛車な大学と同じですな。

シドニー、パース以外にも空き室率はブリスベン2.5%、アデレード1.9%、キャンベラ1.1%、ホバート2.4%と何れも低い。
但しメルボルンは例外的でその空き室率は2008年3月の0.9%から2011年12月には4.4%と大きく上昇。
メルボルンの家賃は停滞もしくは上昇は鈍化するとも言われている。

豪でどこに住もうかな?
と迷っている方、メルボルンはどうでしょう?
個人的な意見としてはシドニーも良かったですけど、あそこは金が無いときつい。
それで逃げ出してメルボルンに来たわけですが、トラムがうざったいのを除いては気候もシドニーサイダーが恐れるほど悪くないし、住人もなんとなくメルボーニアンのほうが優しげに感じますな。
家賃もシドニーよりは安いと思いますんで、もし長期滞在を予定されている方は以下のサイトでも参考にして騙されないようにしてください。

賃貸物件サイト
http://www.realestate.com.au/rent
http://www.averagerent.com.au/Melbourne

記事原文
http://www.news.com.au/money/property/online-scam-leaves-renters-out-of-pocket/story-e6frfmd0-1226261518883
参考記事
http://theage.domain.com.au/real-estate-news/melbourne-full-of-vacant-properties-20120126-1qido.html

私の愛した猫1

2012/02/04 19:39|ウチの猫TB:0CM:0
話は少し前に遡る。
トービィーの隔離生活は続いていた。
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だが、トービィーと他の二匹の猫、特にブリンブリンという獰猛な猫との仲はよくなることはなかった。
IMG_1845.jpg

一匹だけ中へ入れてもらえず外で暮らすかわいそうなトービィー。
「僕も家族の一員になりたいよう」
私には彼の全身の毛がそう訴えているように聞こえた。
果たしてこのままでいいのだろうか?とある日私はトービィーの頭を撫でながら思った。
PB220108_convert_20120204180309.jpg

このまま長ければあと20年ほどもこの猫はこんな状態で生きていかなければならないのだろうか?
うちには古いがガレージがあるし、空の鶏小屋もある。
だからトービィーをそこに住わせば、喧嘩もなくなるだろう。
でも今まで自由に生きてきた野良猫を鳥篭の中で飼い殺しなんて私には出来ない。
それならばトービィーは野に帰ることを望むだろう。この猫は家の中でベッドの上に寝転がったり膝の上にちょこんと座ったりしたいのである。
PB020182_convert_20120204175619.jpg
PA190099_convert_20120204175250.jpg

ああ、かわいそうなトービィー、これまで薄汚い野良猫として犬や人間に追いまわされて、やっと住む家が見付かったと思ったら先住の猫に嫌われる。

私も嫁もなんとか仲良く出来ないものかと複数の獣医やベットナースと話したが、仲の悪い猫同士が仲良くなる事はまず無いという。
「猫は基本的に一匹でいることを好む。トービィーを手放すか先の二匹を手放すか…でないと大怪我をするかもしれない」と獣医さん達の意見はほぼ一致していた。
「そうですか…」
辛いが致し方ない。先の二匹は生後間もなくうちに引き取った猫で、いくら性格が悪いといっても手放す事はできない。
三匹の性格を比較するとトービィーは温厚、トパーズは臆病、ブリンブリンは獰猛であり、私はこのトービィーののほほんとした性格が大好きなのだが、トービィーを選ばざるをえなかった。
信用できる引き取り手を探したが、私は知り合いが少なく、付き合っている者の中にも条件に見合った者はいなかった。
中には「ひきとってもいいよ」と言ってくれたものもいたが、自分の面倒を見るのが精一杯のおじいさんとか、すでに猫を飼っている家庭とかで、申し訳ないがお断りした。

仕方が無い…アドプション施設にお願いしよう。
私は涙を流してトービィーを籠の中に入れた。
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「許せ、トービィー」

ワーホリの覚醒2一人旅3

2012/02/03 18:11|連載小説ワーホリの覚醒2TB:0CM:0
その後―
路男磨はロイヤルアデレード病院に救急車で運ばれ検診された。
「出血も無いし、結果は全て良好だ。但し3ヵ月後HIVの検査を受けてもらう」
担当医師は言い、ベッドに寝かされた状態で警察に聴取もされた。

それが終わり、病室を出て廊下の窓から外を見ると、東の空が白みかけている。
「ちっ、俺としたことが…童貞なのにロストバージンとはな…」
ブツブツ文句を言いながら、長い廊下を抜けてフォイヤーに出るとそこには例の長身の少年が椅子に座っていた。
「どうだ痛むかい?」
路男磨を見て椅子から立ち上がった少年は世間話の如く言った。
言われて見ればヒリヒリしている―が、路男磨は壁に掛かっている絵を見たりしてできるだけ神経がそこに集中しないようにした。
「あんた確か…ブラザーとか…」
「そう、俺はあんたを犯した男の弟さ」
彼は笑顔でさわやかに言った。
その白い歯がフォイヤーのライトをうけてキラッと光る。
兄のネイサンを遙かに凌ぐ美男子だが路男磨にはそのキラッが身の毛もよだつほどに不気味に映った。
「ネイサンは?」
「あいつはやり過ぎた。務所で可愛がってもらえばいいのさ」

彼はクレイグと名乗った。
「あんたもまさか…」
「いや、俺は女にしか興味ねえよ。男のケツ毛を想像しただけで吐き気がすらぁ」
確かに彼からはその雰囲気を感じない。
「俺はロオマだ」
と手を差し出した。
握手の感触はまともだった。兄のネイサンのように柔らかくは無い。
だからと言って路男磨は彼と親しくなろうという気は無かった。
強姦魔の弟など相手にせず、早く宿に帰って眠りたい。
「まあ待てよ。そこのカフェで朝食奢ってやる」
路男磨は露骨に「ウザイ」と表情に出していたが、実はさっきから猛烈に腹が減っている。
そういえば昨夜から睡眠薬入りのビール一杯しか飲んでいない。
旅行に出て以来オージーカフェのまずい朝食には辟易しているが、食えるものなら何でもいいと思い直して、彼についていった。

二人はすぐ近くの洒落たカフェに入った。
中はまだ早朝だからかガランとして、出勤前の客が2人いるだけだったが、二人は歩道横の煙草の吸えるオープンエリアに座った。
「あんたも酷い目に会ったなあ。だがあんな事くらいで挫けちゃいけないぞ」
座ってすぐに、クレイグは鷹揚な口調で言った。
「別に挫けちゃいないさ。ちょっとケツが痛いだけだ」
「そうかい、それはよかった。俺はいつまでもグジグジしてる奴は嫌いだ」
「あんたに嫌われようが好かれようが俺の知った事ではない」
何なんだこいつは?と呆れながら話していると、意外と早く食事が運ばれてきた。
ベイコンエッグサンドイッチにコーヒーのありきたりのものだが、量は多い。
〈とっとと食ってさっさと帰ろう〉
クレイグを無視して黙々と食っていると、彼は勝手に身の上話を始めた。
この男も昨夜は殆ど寝ていないはずだが、その表情は生き生きとして疲れは全く見えない。
〈タフな奴…朝っぱらからよく啼くわ〉
と、疲れやすく口下手な自分と正反対な彼を、まずいサンドイッチを食べながらアマゾンの珍獣でも見るように観察していた。

彼は親の仕事の都合でベトナムに4年間いたそうで、そこで父親は強盗に刺されて死に、母親は帰国してから新たに男を作って再婚。
その男がムカついてクレイグは兄のネイサンと共に中学半ばで家を飛び出したという。
彼の話に嘘はなさそうで、ベトナムにいたと言うだけあってアジア人慣れしているのは確かで、現に路男磨の英語に対して一度も「パードン」と言わなかった。

「それにしても災難だったな」
食べ終わると彼は煙草に火をつけまた話を蒸し返した。
「ま、人生いろんなことがあるよ。ところでネイサン今までも?」
「日本人は世間知らずだからな。いいカモにされてるぜ」
とクレイグは言い、ネイサンがこれまでも日本人男性を犯しまくっていた事実に触れた。
「ジャップのアースはタイトでクリーンだって奴が言ってたぜ」
コーヒーを片手に煙をくゆらせ路男磨にも煙草を勧める。
路男磨は高校の時は吸っていたが今は吸わない。
止めたと言うより持ち歩くのが面倒くさいと言うのが理由であるが、この時は何故か自然に手が伸びた。
「あんた随分若いようだけど、何して生きてる?」
久しぶりに煙を吹かしながら路男磨が言った。
「俺?俺はホストさ。おばさん連中を楽しませてやって金を貰っている。」
「なるほど…で何歳?」
「16」
「そうかい。苦労してんだな」
「ああ、なんかしないと食ってけないからな」
と遠くを見ながら言ったクレイグの横顔は鼻がスキッと通り、鳶色の瞳はミステリアスな光彩を放っていた。
前から見ても横から見ても衆に抜きん出た美男子で、路男磨が今まで見た男の中ではナンバーワンかもしれない。
ホストならば間違いなく売れっ子だろう。
すぐに帰ろうと思っていた路男磨は、何故かこの男に惹かれるものを感じ始めていた。

もしや、彼は別の方に目覚めてしまったのか…。

メルボルンの貸し自転車、あれほど馬鹿げたものは無い!

2012/02/01 23:47|メルボルンライフTB:0CM:2
最近街角でよく見かける青い貸し自転車。
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しかし私はあれに乗っている人を見たことが無い。
誰か見たことある?
あれってさ主に観光客用なんだろうけど、前からヘルメット被らなくていいのかなあって気になってたんですよ。
で、この前試しにその貸し自転車に乗ってやろうと思って、ふとハンドルの間に目をやると
P1031005_convert_20120201223532.jpg
「ヘルメット被んなくちゃ駄目!」って書いてるじゃありませんか。
だけどそこには自転車があるだけで、どこをどう探してもヘルメットなんて置いて無い。
「無いもんどうやってかぶれっちゅうーんじゃい!」
と思ってすぐ横のボードに目を移すと
P1031008_convert_20120201223714.jpg
「ヘルメットは以下のセブンイレブンで$5で売ってまーす!」と堂々と書かれているではないか!
「アホか!旅行者がわざわざセブンイレブンまで歩いていってヘルメット買ってまで貸し自転車に乗る思うんかい!しかも街中で!」
断っておくが豪では自転車は歩道走行禁止。つまり車道を走らなければならない。
ヘルメットにしても、歩道走行にしても違反すれば当然罰金が科せられる。
従って旅行者であっても鬱陶しいヘルメットを被って、なおかつ不慣れな土地で車がブンブン走っている車道走行を強制されるのだ。
だから普通に考えたら誰も借りないだろうが、もし物好きな人が借りたら…
「めっちゃ危ないやん!」

とゆーことで、メルボルン観光に来られて青い自転車に乗られる際は、十分気をつけてください。
いや…街中でサイクリングなんて…とてもそんな雰囲気じゃないっすよ。

ウェブサイトもあるよ。
http://www.melbournebikeshare.com.au/
誰も見ないよね。

なんでもさ、この予算州政府のトランスポートプラン$38ビリオンの中からでているとのこと。
目的は観光客用だけでなく市民の自転車による短距離移動の促進とか。
「トホホ…そんなことより自転車泥棒なんとかしろよ」
税金の無駄遣い、いい加減止めてほしいなあ。
http://www.bv.com.au/general/bikes-and-riding/91698/

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