笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
http://melozy.blog.fc2.com/ presented by おーあお

プロフィール


おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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豪住宅不動産10ヶ月連続の下落

2011/11/30 22:06|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:0
RP DATA-Rismarkの指標によると、豪州都住宅平均価格は10月もまた下落しそれまでの1年では4%下落した。
地方平均価格はそれよりやや下げ幅が小さくマイナス3.4%となった。

下げ幅の最も大きい都市はブリスベンで-8.0%。以下メルボルン-5.4%、アデレード-5.2%、パース-5.0%、ホバート-4.0%、ダーウィン-3.1%、シドニー-1.1%、キャンベラ-1.1%と主要都市不動産は何れも過去一年で下落している。

コメント
11月の豪中央銀0.25%利下げの効果もなく競売売却率も低迷している。
平均売却率は過去平均66-70%であるが、今年に入ってメルボルンは50-55%で推移している。
先週の土曜日は一年で最も物件競売の多いスーパーサタデーであったが、競売885件に対し売却率は53%であった。
売れ残り物件は市場に累積し、その数は過去最高の49,613、前年同期比+42%となっている。

記事原文
Capital city home prices fall 4 per cent
From: AAP
November 30, 2011
AUSTRALIA'S capital city home prices have declined four per cent in the year to October, led by a heavy slump in Brisbane, according to a private report.
Meanwhile, home prices in the regions fell 3.4 per cent on a seasonally-adjusted basis, according to data released by RP Data and Rismark today.
Brisbane led the drop in values for the year to October, with an eight per cent slump, after a 1.6 per cent decline in the month of October.
Melbourne, Adelaide and Perth home values have all declined five per cent or more in the year to October.
Sydney was relatively steady, with a 1.1 per cent loss of value.

関連記事
http://www.abc.net.au/news/2011-11-30/rp-data-home-prices/3704018?section=business
http://www.news.com.au/money/property/auction-clearance-rates-fall-on-rate-rise/story-e6frfmd0-1225949385174
http://www.news.com.au/money/property/sad-end-to-a-super-day-as-home-sales-plummet/story-e6frfmd0-1226207081433
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新しいカメラとメルボルンの街

2011/11/29 21:53|メルボルンライフTB:0CM:0
他ブロガー方々の見事な写真に刺激されてこの間新しいカメラを買った。
といっても定価は$297。
日本では1万5千円以下の安物だが私には十分だろう。
それを他にスペアバッテリーやらケースやら買うと$240にしてくれた。
豪でも日本と同様、大手家電店はマトモに表示価格を払う必要はなく、迷っていたり、まとめ買いをすれば勝手に負けてくれる。

メーカーは今お騒がせのオリンパス 
機種はSZ10 1400万画素 18倍ズーム
近くにあるJBHiFiという家電屋で買った。
unnamed (1)

意気揚々とカメラを片手に街へ繰り出し機能を試す。
18倍ズームと連写はいい。
だが…時に反応が遅い。
酷い時はフォーカスに2,3秒もかかる。

それについて後から店の店員に聞いたところ、内蔵のプロセッサが遅いからということで「機種にもよるがパナソニック、ソニーは比較的速い。それ以外はどれも遅い。だから安い」と教えてくれた。
自分で調べたわけでは無いからその店員の言う事が正しいかどうかは分からないが、今まで使っていた10年落ちのキャノン 3.2MPや携帯とたいして変わらない、時にはそれよりも遅いのにはちとショックだった。
それでも返品するほど気になるわけではなく、値段に比して満足はしている。

以下メルボルンの街、試し撮り

サザンクロスステーション 2006年完成。元メルボルンの恥と言われたスペンサーステーション。
PA170024_convert_20111129200009.jpg

路面電車トラム、メルボルンの顔とか言われているが「渋滞の元、廃止せよ!」との声もある。後ろのとんがり帽子の建物はメルボルンセントラル。以前は大丸が入っていたが、2002年に撤退。
PA170059_convert_20111129201055.jpg

裏路地の落書き
PA170049_convert_20111129200847.jpg

フリンダースステーション
PA170055_convert_20111129200640.jpg

しかし…画素があがったのはいいけどアップロードの際一々画像縮小するのは煩わしい。
FC2の制限は500KB。今までは滅多にそれを超えること無かったけど、新しいのは最低の3MPに抑えても超えてしまう。
自動縮小とかできないものだろうか?
それとも私が知らないだけ?

うちの子と自閉症(8)

2011/11/27 21:34|自閉症.AUTISMの真相TB:0CM:6
マッシュにとって二度目の日本。
と言っても前回は2歳の時で彼の記憶の中には何も残っていない。
実は行き先が日本ということで彼は最初から嫌がってはいなかった。
半分日本人と言う事もあるが、幼少から日本のアニメを見ていたせいもあってどこか親しみを感じていたのかもしれない。

夜の関空に着いてから関空快速に乗ると彼はまず電車の窓の綺麗さに驚きの声を発した。
「スクラッチが無い」
次に新大阪で新幹線に乗り換える時また驚嘆の声を上げた。
「駅にゴミと落書きが無い」
さらに新幹線に乗車して車内の清潔さと静かさ、それと車内販売が客に頭を下げるのを見て「スゴイ!」と感嘆の声を漏らした。
豪のオンボロ電車しか知らない彼は、新幹線にご満悦でずっと窓の外を流れる夜景を眺めていた。

その滞在では主に近場の観光、実家の家業手伝い、テニス等したが、毎日の新鮮な発見に彼の出不精はすっかりどこかへ消え去っていた。
豪では買い物を嫌う彼も日本では毎日のようにダイソーやラムーに行き、その安さに驚き、なんやかやと買い漁っていた。
私の両親はラムーなど行くなと言っていたが、豪でろくなものを食っていない私とマッシュにラムーは全く問題なかった。

またガイジンである彼には、日本人が何とも思わないものが結構面白いらしい。
例えば大阪環状線に乗った時の女性専用車両。
「日本にはそんなに痴漢が多いのか!?」
と呆れた様に言い、
薬局の名前がゴダイなのを見て
「Go Die?! 薬屋が死ねって?! あはははははは」
と腹を抱えて笑っていた。
それからもう一つ驚いていた事がある。
「なぜ寿司屋がこんなに少ないのか?」
彼は本場の日本は寿司屋だらけと思っていたらしい。
なんせメルボルンには味はともかく寿司屋は至る所にある。

主な観光名所としては姫路城と岡山城に行ったくらいだったが、半月の日本訪問は彼にとってかけがえの無い経験となった。
その一回で彼の海外恐怖症も飛行機恐怖症も払拭され、帰る時には来年もまた来たいと言うようになった。

もちろんたいした仕事もして無いのに結構なお年玉をくれた祖父母の功績が大きかった事は否めないが、若い内の海外経験は自閉症のような特殊な子には特に大切であるとその滞在で痛感した。


初詣見物
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兵庫県室津港にて―旗を風にはためかせて並ぶ漁船は壮観。ガイジンマッシュも「オオーッ」と感動の声。ずっと続けて欲しいですね。
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岡山城、「プラモデル~!」と大爆笑
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ワーホリの覚醒―英語学校15

2011/11/25 18:09|連載小説ワーホリの覚醒1TB:0CM:0
木曜の夜9時、二人の黒い覆面を被った男がモスマンベイの公園でフェリーの到着を待っていた。
今夜は夏のはしりか異様に蒸していた。
空には月も星も無く時折大粒の雨がぱらぱらと落ちてくる。
遠くでパトカーのサイレンが鳴っている。
その音が路男磨の鼓膜には異常に大きな振動となって響いていた。
「もうそろそろだ」
腕時計を見たアスオの声が終わらないうちに、暗い海からライトが近付いてきてボォーッという警笛が聞こえた。
船が着岸し、たった一人だけ下船した。
髪の長い女だった。白い肩と足がむき出しになった無防備な格好をしている。
女はただ一人こちらに向かって歩いてくる。
外灯の光りが彼女を淡白く浮かび上がらせ、その姿はまるで自らを贄に差し出しているかのようだった。
「フフフ来たぜ」
アスオは路男磨に目配せした。
覆面の下の細い目が卑猥に歪んでいる―。

麗蘭は家路を急いでいた。
ぱらぱらと降っていた雨が本降りに変わりつつあった。
彼女は傘を持っておらず、殆ど駆け足で丘の坂を上っていた。
その中腹の公園の角に差し掛かったとき突然彼女の前に二つの黒い影が飛び出した。
「だ、誰よあなた達…」
黒い影は無言だった。
最初からそう打ち合わせしてある。
麗蘭は横に逃げようとした。
その行く手を路男磨が塞ぐ。
今度は二人の間を駆け抜けようとした。
その前にアスオが立ち塞がる。
彼女は下がった。
二人が迫る。
彼女が下がる。
二人が迫る―。
麗蘭はハイエナに追われる小鹿のようにじわりじわりと処刑台である闇のトライアングルへと追い込まれていった。

彼女に逃げ道はない。
後ろは走り抜けることの出来ないヘッジ。
前にはモートンベイフィグの巨幹。
二つの黒い影はその極太の幹の両側から迫ってきている。
「あっ」
彼女はその巨大な幹から蛸の足のようにうねり伸びた根に躓いて後ろに転んだ。
唇ををワナワナと震わせ両手を後ろに着き、スカートから割れた足が白く暗闇に浮かび上がる。
二匹のハイエナは倒れた小鹿を上から見下ろした。
「た、助けて!」
だがその小鹿の啼き声は空しく夜の闇に消えた。
助けはどこからも現れない。
二匹のハイエナは涎を飛ばし、牙を剥いて小鹿の脾肉に貪りついた―。


挿絵By 茨城の妹
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白札トービィーと関白宣言

2011/11/24 17:11|ウチの猫TB:0CM:2
「いい、トービィーを施設に連れて行くのよ!」
4日前、そう言って嫁はタスマニアへと飛び立っていった。

その後私はもう一度獣医と話した。
獣医は「喧嘩による怪我が心配」と失明の可能性も示唆し、元からいる二匹を優先して早めに決断するように言った。

翌日家に帰ってきて、最後の晩餐の意味でいつもより多く好物のツナカンを与えた。
彼は旨そうにそれを食った。
ガレージに入りケージを取り出す。
トービィーはまだ食べている。
それを見ていると私の頭にトービィーとの思い出が走馬灯のように流れていった。
彼は私が裏に回れば裏に現れ、表に回れば表に現れ、車に乗ればボンネットの上に現れた。
家のドアを開け、名前を呼べば嬉しそうに走りこんで来て顔を足にこすり付けてくる。
椅子に座っていれば膝の上で居眠りし、床に寝転がっていれば背中の上で足踏みする。
彼は犬のように忠実で人懐こい猫であった。

ケージのふたを開けて彼が餌を食べ終わるのを待つ。
やがて食べ終わった彼は顔を斜めに上げ私の方を見た。
陽が翳っているせいか黒く真ん円な瞳孔が私の目を見つめた。
「できるものか」
私はケージの蓋を閉めた。
「仕方が無い。最後の手を使おう」
それはトービィーを差別するものだった。
私は三匹を平等に扱いたかったが今となってはそれしか残っていない。
私は他の二匹のみを家の中に入れ、すべての窓とドアを閉めた。
トービィーは狂ったように啼き、頭をスクリーンドアにガンガンとぶつけてきたが私は心を鬼にして彼を中に入れなかった。
彼はドアの外で待ち構え私がドアを開けると滑り込もうとするが私は素早くドアを閉めて彼をシャットアウトし、餌も外で与えた。

今もその状態が続いている。
トービィーは諦めたようにバックデッキに寝そべって時々窓から覗く私を恨めしそうに見る。
「許せトービィー。これしか手が残ってないのだ。だがお前は野良猫では無いぞ」
私は新しく買ってきたクッションを彼に与え、寂しいであろうから彼お気に入りのぬいぐるみも彼の側に置いた。
「お前は上士ではないが郷士でもない。お前は白札だ。これからは武市半平太として富子と共に生きるのだ」
私はそのクッションを彼の家として瑞山荘と名付けた。
そして変わらぬ愛を伝えようと、それまで以上に彼の頭を撫で、何度も抱き上げてやった。

しかし夜、窓の外のトービィーの啼き声を聞くと何ともいえない辛い気分になる。
いつか三匹が慣れて、晴れてトービィーが上士になれる日が来ることを祈っている。

嫁には電話でトービィーをとりあえずキープする旨伝えた。
彼女はあまりいい反応を示さなかったが私は有無を言わせなかった。
「フン、俺より先に寝て俺より後に起きやがって!これからは毎日まさしを聞かせてやるぜ!」
と私はプープープーと鳴る受話器に向かって叫んだ。


関白宣言 さだまさし
http://www.youtube.com/watch?v=d_QlEdH7Xd4&feature=related

瑞山荘 屋根つきは猫が嫌うのでやめました。
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ピヒャラヒャラ 窓一枚の向こう側 星は揺れるの なぜぼくだけに
    瑞山トービィー
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うちの子と自閉症(7)

2011/11/23 18:54|自閉症.AUTISMの真相TB:0CM:0
アジア人を憎悪するキャメロンとの確執はその後も続いた。
サッカーの時間、キャメロンはマッシュを汚い言葉で罵り、わざと足を引っ掛けたりした。
「ファッキン エイジアン」「チンク」「スロットアイズ」
何れもアジア人を差別する言葉だ。
それに業を煮やしたマッシュは体格を利したタックルで相手を転がし、あわや殴り合いということも何度かあった。

天敵キャメロンには彼の取り巻きが常に味方についている。
逆にマッシュは一人であった。
しかも彼らはポケットにナイフを忍ばせている様だった。
学校では持ち物検査等はないと言う。
これ以上エスカレートしたら学校側に相談―という手前で小康状態が続いていた。


ところでマッシュの問題はそれだけではなかった。
その年は修学旅行でタスマニアに行く事になっていたが彼は「行きたくない」と中学にもなって駄々をこねていた。
タスマニアには母方の祖父母がおり、それまで何度も行っているにも拘らずである。
「僕はどこへも行きたくない。飛行機にも乗りたくない。一生メルボルンから出たくない」
と彼は修学旅行が近付くに連れて言うようになった。
「アホ!下らん事言うな」
私は冷たく一蹴した。
ウチは一人っ子と言う事もあってぎりぎりの所までは荒療治で行く方針である。
ドクター曰く、これは自閉症によく見られる徴候で、彼らの中には“変化を嫌う”者が多いと言う。
「早い内に海外を経験させておいた方が良い」
とも言った。

嫌がりながらも彼はタスマニアに行き、ロンセストン、ホバート、デボンポートと回ったらしい。
修学旅行から帰ってきたマッシュに感想を聞いてみると「面白かった」の一言だったが「タスマニアには死んでも住みたくない」とも付け加えた。
それはタスマニアが嫌いと言うよりも、彼の都市好きアジア人好きによるものだろう。
本土と比べてタスマニアは極端にアジア人が少なく、活気も無い。
現にこの頃からチャイナタウン等の繁華街に好んで行くようになり、友人はアングロサクソン系よりも中国、韓国、ベトナム、インド、それにラテン系、東欧系が増えた。


その年の暮れ、私は有無を言わせずマッシュを日本に連れて行った。


デボンポートにて
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クリスマス飾りを見て思ふ事

2011/11/22 20:19|メルボルンライフTB:0CM:4
豪では10月くらいからクリスマス飾りが街を彩り、店頭にはクリスマスグッズが並ぶ。
それを見ると
「ああ、今年も終わりに近づいてるなあ」
と多くの市民がその歳を振り返り感傷に浸る。
だが私は違う。
私はそれを見るたびに忌まわしい過去が頭をめぐるのだ。

19歳の頃、ヘッポコ大学に通う馬鹿学生だった私は名古屋市天白区に住んでいた。
明日はクリスマス…という夜、私は一人暗い部屋にいた。
テレビからは
「ホテルは予約でいっぱいです!」
とニュースが流れ、カップルの姿が画面に映る。
私はテレビを消してラジオをつけた。

♬きっと君は来ないー 1人きりのクリスマスイブ…♬

お決まりの達郎だ。
私はムカついてラジオも消し、窓を開けた。
冬の夜気が入り込み、冷えた心を一段と寒くした。
眼下には街の明かりとそれを川面に湛えた天白川が流れている。
「君じゃねえ!俺には誰もこねーんだよぉ!」
私は街のネオンと天白川に怒りをぶちまけ、コートの襟を立ててレンタルビデオ屋に向かった。
「ひとみたん…」
そんなロンリーなクリスマスイブ…それは私だけではなかったはずだ。


そのもてないブ男の私がオーストラリアに住む事になった。
アボリジニをブチ殺して乗っ取ったクリスチャンの国。
この国の人々は日本と違い、みんなクリスマスとはジーザスの誕生日を祝うものである事を知っていた。
その事に私は衝撃を受けた。
私をはじめ、宗教知識の皆無な友人達は皆、クリスマスはクリトリスとしか理解していなかった。

郷に入りては郷に従え―。
私もかつては同じように子供達にプレゼントをあげていた。
「これがいいかな?あれがいいかな?」
色々思いめぐらせ、これなら喜ぶぞ!と思ってそれを包装紙に包む。
「ほーら、クリスマスプレゼントだよぉー」
「わあーありがとう!」
こっちのしきたりとして、プレゼントはすぐその場で開ける。
「……」
その子供達の失望の顔―。
私のあげた玩具は二度と触られる事なく床に投げ捨てられたままだった。
彼らの部屋をよく見ると、既に置き場の無いほどの玩具にあふれ、テレビにはプレステやニンテンドーが繋がれている。
その時私は悟ったのだ。
「間違っている…」
と。


ま、ガキに冷たくされたからって根に持つほど幼稚ではありませんがね、要は日本にいても豪にいても、クリスマスと言うものをあまり慶ぶ気にはなれないと言う事です。
それはクリスマスがジーザスの祝生誕の趣旨からあまりにかけ離れているというだけでなく、クリスチャンでも何チャンでも無い私が、その全然関係ない大昔の人間のバースデーを祝う気になれないからであります。

こっちのメインはクリスマスで晦日元旦はオマケ。
味気ないことこの上なく、この時期は日本が恋しくなります。
今年は子供の喘息の調子も今一で寒い日本に帰るのは断念しましたが来年は帰りたいですね。


近くのショッピングセンターのクリスマス飾り
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猫が引き裂いた家庭

2011/11/20 21:25|ウチの猫TB:0CM:2
私の家庭に崩壊の兆しが見えている。
今まで何度もあわや…ということがあったが今度はマジでやばいかもしれない。

トービィーを引き取って以来、うちには猫が3匹いる。
3匹はそれ以前から3ヶ月以上面識があり、私は「トービィーが同居しても大丈夫!」―との確信のもとに彼を引き取った。

彼の入居後一ヶ月はそれまでと変わらず、彼は夜チョコチョコッと家に現れる程度で他の2匹は殆ど彼の存在を気にしていなかった。

ところが…異変は一ヵ月後彼が二度目の予防接種を受けてから起こった。
彼は気付いたのだ。
「ここは僕の家なんだ。もうどこへも行かない。誰にも邪魔させない!」
彼の表情がそう語っていただけでなく彼はそれを行動で示し始めた。
その頃餌をふんだんに与えられているトービィーは以前とは違い体重も5Kgを越え、スピードでは適わなくともパワーではブリンブリンを圧倒していた。
そのトービィーがブリンブリンとトパーズを事あるごとに攻撃し、家の中に入れず、しかも彼らの餌を食い尽くすようになったのだ。

トービィーは日増しに巨大化し、他の二匹は日に日にやせ衰えていった。
「これはいかん!」
と思った私と嫁は獣医に相談し、指示されたように元々分けていた猫の餌をさらに部屋ごとに分け、猫も部屋ごとにセパレートした。
しかし、効果はあまりなく、トービィーの縄張りアタックは続いた。
他の二匹は最近では家に帰ってくることさえ少なくなった。
「ああ、このままではあの二匹はやせ衰えて死んでしまうか、どこかへいってしまう」
嫁は発狂寸前な声を出し、涙を流した。
「もう少し待て、もう少したてばきっと慣れて仲良くなるさ」
私はそう言ってトービィーを庇った。
「何言ってるの!あの猫は凶暴なだけでなく変態なのよ。昨日の夜だってぬいぐるみ相手に腰振ってたのよ!」
猫の事で神経的に参っている嫁は金切り声を上げた。
「ぬいぐるみ相手に腰を…?それは私だって同じだ」
私はあくまでトービィーを弁護した。

だが問題はさらに悪化した。
昨日嫁はブリンブリンを抱いた後、トービィーを抱きあげた。
その時トービィーは匂いが気に入らなかったのかヒスを起こし「ギャーオー」と嫁の腕を激しくかなぐった。
嫁の腕から四筋タラリと血が流れる。
その血を見た嫁は切れた。
「あんたが連れ戻してくるからこんなことになったのよ!この状態が続いたら猫も私達も別々だからね!」
激怒の嫁は抜き差しならないことを叫んだ。

昨夜トービィーはディシプリン*の為、家の中に入れて入れてもらえなかった。
「ニャオーニャオー」
深夜、窓を通して彼の泣き声が聞こえてくる。
その声は
「入れてくれよう。僕が悪かったよう」
そう言っているように私には聞こえた。
私は嫁に分からないようにそっと彼を家の中に入れ餌を与えた。

「ああ可哀想なトービィー、お前はなんと不幸な星の下に生まれたのだ」
私は無邪気に餌を食べるトービィーを見ていると涙が出てきた。
私はこの猫が好きなのだ。
不細工な間抜け面、しかも夜中にぬいぐるみとファックなんてそれは正に私ではないか!。
「ああ、嫁は私に自分で自分を棄てよと言うのかっ!」
私はトービィーと共に外に出て半分雲に覆われた星空に語りかけた。
「一体私はどうすればいいのだ?」

離婚かトービィーか、決断の時は迫っている―。


*ディシプリン、懲戒。 ちなみにエロサイトでよく見るBDSMとはボンデージ緊縛、ディシプリン調教、サドマソキズムの略である。

追記
最後の一行のみは冗談ですがねえ。
私マジで弱ってるんすよ。
世の中猫5匹も10匹も飼っている人もいるのに…私に才能がなく、それに猫の気性も合わないんでしょうね。

私はトービィーは猫一倍寂しがり屋で、昔の野良に戻るのを恐れているだけ―と思っています。
だから毎日毎日なんやかやと試みていますが状況は全然改善されないまま。

最近は信用できる方に譲るか、最悪施設に保護してもらうか―とも考えています。
その場合、元ペット、Mチップ、予防接種など完済な上に2歳と若いので引き取り手はほぼ確実に見付かるとの事ですが、正直言って辛いですねえ。

皆さんも猫複数飼うときは気をつけてください。


喧嘩
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「僕の家」 トービィー…
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「フン!」いじけて外で寝るブリンブリン
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「変態…嫌い…」 トパーズ
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トービィーのワイフ。彼は去勢されていますが昔が忘れられないんでしょう。 その気持ち分かるなあ。
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ワーホリの覚醒―英語学校14

2011/11/18 17:19|連載小説ワーホリの覚醒1TB:0CM:0
「よう!レイプマン!」
学校帰り、後ろから嫌な声が英語でかかってきた。
振り向くとそこにアスオがいた。
満面の笑みをたたえ、いつものように重そうなリュックサックを背負っている。
人の不幸が嬉しくて嬉しくて仕様が無いとその顔には書いてあった。
路男磨は無視して歩き始めた。
「待てよ、初デートで押し倒したレイプマン!」
アスオはさっきよりも大きな声で言った。
「なんだよ、うるさいなあ!」
再び振り向いた路男磨はぞんざいに言った。
今日は月曜日。
学校には来たけれど例の一件もあって真面目に勉強する気など起きず、一日中ボーッとして、今一人ポツポツとセントラルの駅に向かって歩いている所であった。
「スピーク イングリッシュだよ。レイプマン」
アスオはあくまで英語で話しかけてくる。
「シャット アップ」
相手にするのがめんどくさくなって路男磨は大股で歩いた。
「無視するなよレイプマン。今日はレイプマンにいい話を持ってきたんだ。これを聞かないと損するぜレイプマン」
アスオは後ろから銀蝿のように路男磨の両耳を襲い、路男磨の最も忌避したい言葉を連呼した。
「レイプマンレイプマンって言うな!あっち行け!」
路男磨は振り返り、アスオの面前で蝿を追うように手の甲を下から上に払った。
「そんなことしていいのかなレイプマン。みんなに君の本性をばらされてもいいのかなレイプマン」
路男磨は歩みを止めた。
「よし話を聞いてやろう。一体何が言いたいんだ?」
その時アスオの目つきが変わった。
「おい、ちょっとそこのサテンに入ろうぜ」
アスオはがらりと口調を変え辺りを憚る様に言った。

「な、なんだと!?」
路男磨は口に付けたコーヒーを噴出した。
「お前は俺の言いなりになるしか無いんだよ」
「だって未遂だぜ。あんなのニュースになるもんか!」
「それがなるのさ。あの女が類まれな美人だからな。人はあんな美人が襲われたのかと想像して興奮するのさ」
アスオはズルズルと音を立ててコーヒーを啜った。
路男磨の顔は青ざめていた。
「お前だってあの高慢ちきな女の泣き叫ぶ顔が見たいだろ?」
路男磨はそれには答えなかった。
「なあに、ちょっと手伝ってくれて写真撮ってくれるだけでいいんだ。いいか、裏切ったらお前の親も親戚もみんなレイプマンの血族になるんだ。決行は木曜夜、その夜あいつは劇の練習で遅くなる。いいな」
と言い残してアスオは重そうなリュックサックを抱えてカフェを出て行った。
ウエイトレスがレシートを持ってきた。
アスオの分も路男磨が払い、ふらふらとした足取りでそのカフェを出た。

次の日の午後、路男磨は学校を午前中だけで早退しフェリーでモスマンに向かった。
「あいつの言っていたのはここか…」
そこは丘の中腹にある公園であった。
緑の芝生が程よい長さに刈られている。
背の高いユーカリやパームツリー、幹の太いモートンベイフィグが聳えているが比較的丈の低いグリーン ピラー ピトスポラムというヘッジによく使われる木も群生していた。
この木は公園の角の道沿いに壁のように並び、その後ろは昼でも道からは見えにくい。
アスオの指定した場所はそこだった。
路男磨はその辺りをつぶさに検分した。
両辺はヘッジ、その後ろには大きなモートンベイフィッグが枝葉を巨大なマッシュルームのように伸ばして聳えていた。
幹の太さは直径3メートルは優にあるだろう。
つまりこの幹と両辺のヘッジの間は夜は完璧な死角のトライアングルとなるのだ。
しかも公園の道を挟んだ向かい側は敷地の広い豪邸が多いせいで人通りは少ない。
昼間でもそうであるから夜はもっとひっそりして少しくらい音がしてもまず誰も気付かないだろう。
アスオはそこに彼女を引きずり込み、滅茶苦茶に引き裂いて本懐を遂げようというのである。
「俺も変わったなあ…」
路男磨は空に聳えるモートンベイフィッグの巨木を見上げつつ麗蘭の家に向かって歩き始めた。


モートンベイフィッグ(今回はパクリではなく私の撮ったものです) 
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バブルマン、チャンドラ ウィスヌウさんの勇気ある決断

2011/11/17 18:16|医療関連TB:0CM:0
インドネシア在住のチャンドラ ウィスヌウ(英語読み)さんは、19歳の頃から巨大ないぼのようなものが現れ始め32歳で全身がそのいぼに覆われた。

病状の悪化した彼は妻に「俺から去れ。そして二度と戻ってくるな!」と伝えたそうだが、妻は「そんな事は出来ない。あなたの強く生きていく姿に自分も勇気を与えられる」として去らなかった。

現在彼は57歳で4人の子供がいる。
外出は子供を迎えに行く時だけだが、人を怯えさせない為と子供が彼の容姿のせいで虐めに会わないため、ジャケット3枚で全身を覆って出かける。
病状は非常に稀な皮膚病で遺伝的といわれ、これまで皮膚科医の診断を受けクリームを塗るなどの治療を試みたが全く効果は見られていない。

同氏はこの度、長男のマーティンさん32歳、と娘のリスさん(26歳)にも同じ兆候が現れ始めた為、子供に同じ苦しみを経験させたく無いとの一心から、恥ずかしさを偲んで姿を公表し、それが治療薬の開発に繋がる事を願うと共に、専門医診療費調達を模索している。

コメント
この記事は二日前、英国紙THE SUNに掲載されてましたから知っている人も多いでしょう。
ただその記事はこの人を笑いものにするようなニュアンスも少しありましたんで引っ張りませんでした。
NEWS.COMの方は基本的には同じなのですが、この方の治癒をサポートする内容なので載せる事にしました。

記事原文
'Bubble Man' Chandra Wisnu emerges in bid to save children from same fate
From: news.com.au
November 17, 2011 2:19PM
A MAN ravaged by a shocking skin disease has revealed himself in public in a bid to save his children from the same fate.
Chandra Wisnu, 57, suffers from a rare disease that has left him covered in tumours resembling pink bubble wrap.
The father of four - known as "The Bubble Man" in his home village in Indonesia - rarely leaves his house.
When he does, he wears three jackets, a balaclava and sunglasses so he doesn't frighten children.
"People are afraid, they are frightened of my horrible face and worried they might catch the disease," he said.
"So instead I avoid people, I rarely go out except to pick up my daughter from school.
"And when I do I cover my head and my face because I don't want my daughter's friends to bully her for having 'the dad with the horrible face'."
Mr Wisnu said the lumps first appeared when he was 19.
By the time he was 24, they had spread to his back. At 32, his entire body was covered.
Mr Wisnu said after several years of treatments and creams, his parents stopped taking him to dermatologists and he became resigned to learning how to live with the disease.
He told of his wife to "leave and never return", but she has stuck by him for the past 33 years.
"I refused," she said. "Seeing him carry on with his life in spite of his changing appearance was to me a sign of great strength, not weakness."
Now Mr Wisnu has decided to unveil his face to world in a bid to find a cure for the disease.
His eldest son Martin, 32 and daughter Lis, 26 have begun to develop the disease.
He said he can't afford for his children to see a doctor and fears they too will end up looking like him.
"They only have some small tumours now but they worry they will get worse," he said..
"If there is a chance to get such kind of free medication, I will take that chance, but right now my family is all the treatment I need.

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チャンドラ ウィスヌウさんと娘のリスさん(26)
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豪、米との軍事同盟強化―中国を牽制

2011/11/17 06:00|オーストラリアのニュースTB:0CM:0
豪ギラード首相は来豪中のオバマ大統領と会談し、米海兵隊の豪常駐、並びに米豪空海軍の連携強化について発表した。
概要は、来年度より200-250人の米海兵隊がダーウィンにおいて常駐訓練する事、その数が次の5年で2500人まで増加される事、また米空軍との合同演習とテストエリアの提供等。
ギラード首相は
「米豪同盟はアジア太平洋域安定の礎であった。この同盟強化はその安定維持の為の第一歩である」
と述べ、
オバマ大統領は
「米国は全アジア太平洋域に対し果たすべき任務をここに遂行する」と宣言し、ANZAS(Australia NewZealand  America Society)同盟60周年を記念するにふさわしい前進と共に祝意を交わした。

米豪同盟強化は同域に影響力を増す中国に対する牽制とするのが大方の見方であるが、これに対し中国外務省リウ ウェイミンは
「二国間のみの軍事連携強化は、同域に対し不適切であり、関係国間で協議されるべき事項ではないか?」と批判の質疑を発し「中国は平和的発展と世界経済の安定を望んでいる」と付け加えた。
それに対しオバマ大統領は「中国の平和的成長は歓迎するが、それは世界的ルールに則ったものでなければならない」とはっきりと釘を刺し、
「中国の何億もの人々を貧困から救った成長は賞賛に値する。だが、成長に伴い相応の責任も負わなければならない」
と明確なメッセージを送った。

尚上記に関し豪最大野党党首のトニーアボットは「豪の安全保障上適切な判断」と歓迎のコメントを述べた。

コメント
ABC記事には言及されて無いがTHE AGEには―
インドネシア外相マーティー マタレガワは、アジア太平洋域に「緊張と不信をもたらすもの」と懸念を表明した。
中国人民日報は豪を中国の恩恵を最大限に享受しつつ、米との政治的軍事的連携を強化する馬鹿にした行為と批判している。
―とレポートされていた。

豪は早くから中国の軍事的台頭を警戒している。
テレビABC24では米中冷戦の始まりと伝えられている。

米豪軍事連携強化に対する THE AGE世論調査では賛成56%、反対44%となっている。
また中国側の懸念に対し豪外相、前首相ケビン ラッドは
「豪は国家の安全保障政策に関して、いかなる国の干渉も受けいれない」
と中国側の懸念をきつい言葉で一蹴した。


記事原文
Gillard, Obama detail US troop deployment
Updated November 16, 2011
Up to 2,500 US Marines will be stationed in Australia by 2017 under a new agreement announced by Prime Minister Julia Gillard and US president Barack Obama.
Ms Gillard confirmed the deployment during a joint press conference with Mr Obama only hours after he touched down in Canberra on his whirlwind visit.
She says 200 to 250 Marines will be stationed in Darwin for training from next year, with numbers building up to 2,500 over the next five years.
"It is a new agreement to expand the existing collaboration between the Australian Defence Force and the US Marine Corps and the US Air Force," she said.
"What this means in very practical detail is from mid-2012 Australia will welcome a company-sized rotation of 200 to 250 Marines in the Northern Territory for around six months at a time.
"Over a number of years we intend to build on this in a staged way."
The US Air Force will also be given more access to Australian bombing ranges and training facilities in remote areas of the Northern Territory.
The announcement by the two leaders comes as Australia and the US mark the 60th anniversary of the ANZUS alliance, the central security agreement between the two countries.

'Stepping up'
Ms Gillard says the new troop deployment will make the alliance stronger.
"Our alliance has been a bedrock of stability in our region, so building on the alliance through this new initiative is about stability," she said.
"We are two Pacific nations and with my visit to the region I am making it clear that the United States is stepping up its commitment to the entire Asia-Pacific," he said.

The move is widely seen as an attempt to balance against the rising influence of China in the region.
The announcement was immediately questioned by the Chinese government, with foreign ministry spokesman Liu Weimin saying it may not be appropriate for the United States and Australia to contribute to a military build up in the region, adding "this is up for discussion".
Mr Liu said China sought peaceful development at a time when the world economy is sluggish.
When questioned about China's future in the Asia-Pacific, Mr Obama said he "welcomed a rising, peaceful China" but warned it must "play by the rules of the road".
"What they've [China] been able to achieve in terms of lifting hundreds of millions of people out of poverty has been nothing short of remarkable," he said.
"The main message that I've said not only publicly but also privately to China is that with their rise comes increased responsibility."
The Federal Coalition has welcomed the move, with Opposition Leader Tony Abbott saying it is in Australia's security interests.

関連記事 THE AGE
http://www.theage.com.au/national/obama-were-here-to-stay-20111116-1njea.html
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豪の高級地区上位とその平均価格

2011/11/16 22:47|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:2
シドニーのポイント パイパーがRP DATAリサーチで最も住宅価格の高い地区一位となった。
その平均価値は$8.25ミリオン(8億2500万円、$1=¥100)で二位に二倍以上の差をつけている。
同地区のストリート数は僅かに11であるが、そこにマルコム ターンブル(自由党政治家)、ジョン シモンド(オージーホームローンCEO)、フランク ローウィー(ウェストフィールドCEO)らの富豪著名人が居住する。

二位はパースのペッパーミントグローブで平均価格$3.79ミリオン。
同地区は550の豪邸からなり、主に資源業界の有力者が居住する。

以下ビリブーヒル$3.45ミリオン、ダブルベイ$2.96ミリオン、ボークルース$2.9ミリオン、とシドニーの高級地区が続き、次にパースのダルキース$2.7ミリオン、メルボルンのトゥーラック$2.49ミリオンと続く。
トップ10はシドニー6地区、パース3地区、メルボルン1地区によって占められる。

豪主要都市の住宅平均価格は今年に入って3.4%下落しているが、高級物件に対する富裕層の需要は依然堅調であるとされる。


コメント
でかい家に住んでもさ、やる事一緒ですよね?
私は豪邸になんて興味ないな。(買えないし…)
ついでに言うとフェラーリとかベンツとかの高級車にも興味なし。(似合わないし…)
飛行機だってエコノミーで十分。(ケチなだけ…)

そんな人間だからいつまでたっても貧乏なんだろうなあ。

知ってる?マルコム ターンブルって元環境大臣なのよね。

超豪邸に住んで大排気量の高級車乗ってる奴が「地球を守れ!」とか言っても説得力無いよな。
「死ね!」
とか思っちゃう。


記事原文
Revealed: Australia's most expensive suburbs, according to RP Data research
From: news.com.au
November 16, 2011 3:01PM
Sydney pips Perth in priciest postcodes
People still willing to pay for location
Point Piper has highest median prices
SYDNEY'S Point Piper is Australia's most expensive suburb with a median property price of $8.25 million, more than double its nearest rival.
While residential real estate values have fallen 3.4 per cent across capital cities this year, new figures from RP Data show cashed-up home buyers are prepared to pay hefty prices to secure real estate in premium locations.
Our priciest postcode has just 11 streets, few amenities yet is home to many prominent Aussies including Malcolm Turnbull, John Symond, Julia Ross and Frank Lowy.
Perth's riverside Peppermint Grove comes in second, losing the title of Australia's most expensive suburb it has held for the past three years running, with a median house price of $3.79 million.
The locals are mostly mining magnate millionaires who live in 550 large homes.
Sydney claims six of the top 10 most exclusive locations this year, Perth three and Melbourne one.
The ritziest suburbs include Bellevue Hill with a median price of $3.45m, Double Bay ($2.96m), Vaucluse ($2.9m) in Sydney and Perth's Dalkeith ($2.7m). Toorak was Melbourne’s stand-out performer at $2.49m.

ポイントパイパー
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豪、インドへのウラン輸出解禁か?

2011/11/15 23:53|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:0
豪首相ジュリア ギラードは来月開催の労働党会議においてインドへのウラン輸出解禁を議題とする旨発表した。
これまで豪はインドがNPT(核不拡散条約)に批准していないことから同国へのウラン輸出を禁止していたが、首相は本日キャンベラで
「インドは急成長に伴い数億人もが貧困層から脱却している。それらの人々の生活の為にも、より大量のエネルギーが必要である」と唱えると共に、インドとの経済関係強化の必要性を説き、禁輸継続は豪経済に恩恵をもたらさないと主張した。

豪は世界第三位のウラン輸出国で、ウラン輸出は豪経済に$750ミリオンの利潤をもたらし、4200の雇用を生み出している。
インドの原子力依存度は現在3%であるが2050年までに40%に上昇すると予想される。
ギラード首相は
「インドは豪にとって第4位の輸出先であり、その対豪市場価値は$16ビリオン。インドの成長と繁栄は豪輸出産業に巨大な利益をもたらす」
とし、豪印の貿易拡大が雇用の増加に繋がるとも語った。

これまで豪はインドに対しNPT批准を働きかけてきたが、それに関しギラード首相は、
「2005年米印二国間における民生用原子力協力合意を受けてNPTの同国に対する暫定禁輸は事実上解除されている」との見解を示し、豪の対印ウラン輸出に障害は無いとする。

ギラード首相はインドはパキスタンやイスラエルとは質が異なり、ウラン輸出先として安全であると主張。
但し豪国内の原発開発については他に安価な代替エネルギーが豊富にあるとして否定した。


豪とウランに関する事実
豪は世界で生産可能なウランの31%を保有する。
豪のウラン生産量は現在世界の11%である。
豪はカナダ、カザクスタンに次ぐ世界3位のウラン生産国である。
豪のウラン年間輸出量は7000-10000トン。売り上げは$1ビリオンである。
専門家は輸出量は2014年には14000トンに上昇すると予想する。
豪のウラン生産量は2030年までに28,500から37,000トンまで上昇可。
同上昇は現在から2030年の間に豪GDPに$17.4ビリオンの恩恵をもたらす。

豪のウラン採掘鉱床
現在稼動中の豪国内ウラン採鉱は3つのみ
BHP ビリトン オリンピックダム SA
ERA(エナジーリゾースオーストラリア)レンジャーマイン NT
ヒースゲートリゾース ビバリーマイン SA
但しSA,WA,NTでは新鉱床が開発中である。

世界とウラン
世界31カ国に432の原発が存在する。
原子力発電は世界電力需要の13.5%を供給する。
世界の原子炉数は2030年までに782まで増加すると予想される。
約60カ国が原発開発に関心を示している。
新規原子炉建設はインドと中国に偏っている。

世界のウラン生産国上位6カ国
カザクスタン
カナダ
オーストラリア
ナミビア
ニジェール
ロシア

(資料元 世界原子力協会、IAEA、豪ウラン協会)

コメント
以前はインドにウランは売らん!(オヤジ並?)とか偉そうに言ってたのに…。
豪は、儲かる国には露骨なスマイルで臨みますからねえ。
もう新聞でもテレビでも事あるごとにインド中国。
「アジア世紀だ!」
なんて…。

しかもNPTなんて無視してアメリカがオッケーなら豪もオッケー。
世の中「力が正義」って典型的な例ですね。

それが分かっているから中露は軍事に力を入れ且つ他国に投資し、他国の資本を自国に取り入れるんでしょうね。
喧嘩が強くて金があって尚且つ人質も取ってある上に自国のイメージアップ(動物保護、宇宙開発など)― 正義の条件に近付きつつあるといったところでしょうか。
日本はこの原則、わかってるんですかね?

ところでニュースを受けて生産の可能性のあるウラン系株は

ディープイエロー(DYL)プラス28%
トロエナジー  (TOE)プラス10.39%

とまずまずの上昇を見せている。

記事原文
Prime Minister Julia Gillard says it's time to change uranium policy over India deal
From: AAP
November 15, 2011 3:06PM
Ms Gillard will ask next month's ALP national conference to overturn long-standing party policy that allows uranium to be sold only to nations that have signed up to the nuclear non-proliferation treaty.
India is not a signatory to the treaty.
"As India rises and brings hundreds of millions of people out of poverty it will need more energy," Ms Gillard said in Canberra today.
The Prime Minister cited economic benefits as one of three reasons for lifting the ban.
Australia was the world's third largest supplier of uranium which contributed more than $750 million to the economy and created more than 4200 jobs.
India was expected to increase its use of nuclear power from the current three per cent of electricity generation to 40 per cent by 2050.
"India is our fourth biggest export markets, a market worth nearly $16 billion to Australia, with enormous potential to grow as India becomes wealthier," Ms Gillard said.
India is looking to supply 40 per cent of its energy need through nuclear energy.
"We are a very big supplier of uranium so having access to this new and growing market is good for Australian jobs."
Ms Gillard said lifting the ban was another step forward in Australia's relationship with India.
It came at a time when Australia faced a unique set of opportunities in what she called the "Asian century".
"India as a rising giant will be part of that strong economic growth," Ms Gillard said.
"Put simply, our best possible partnership with India is also good for Australian jobs."
Ms Gillard said Australia had pursued international diplomatic efforts to bring India into the nuclear non-proliferation treaty.
But the US-India Civil Nuclear Agreement, signed in 2005, changed that strategy.
"It effectively lifted the de facto international ban on co-operation with India in this area," Ms Gillard said.
Australia would be penalised economically if the Government continued its ban on uranium sales to India.
India is forecast to lift its use of nuclear power from three per cent now to a forecast 40 per cent in 2050.
"Given this change in diplomatic circumstances around the world, for us to refuse to budge is all pain with no gain," Ms Gillard said.
The Prime Minister said Labor's national platform should recognise the reality of selling uranium to India.
Ms Gillard said India was in a class of its own, unlike Israel and Pakistan.
She ruled out use of nuclear energy in Australia, saying the nation had access to abundant cheaper energy resources.

Factbox on the Australian and world uranium industry:
* Australia has 31 per cent of the world's cost effective recoverable uranium
* It currently produces 11 per cent of the global uranium requirement
* Is the number three producer, behind Canada and Kazakhstan
* Exports are about 7000-10,000 tonnes per annum, or about $1 billion
* Exports forecast to increase to 14,000 tonnes in 2014
* At full potential, Australia could lift to between 28,500 to 37,000 tonnes by 2030
* This could add up to $17.4 billion to gross domestic product between now and 2030

Mines:
- Australia has three operating mines
* BHP Billiton Olympic Dam in South Australia
* ERA Ranger mine in the Northern Territory
* Heathgate Resources Beverley mine in South Australia
- Others are being developed in SA, WA and NT

The world and uranium:
- 432 nuclear reactors in 31 countries
- They provide 13.5 per cent of the world's electricity requirements
- Operating reactors are forecast to rise to 782 by 2030
- About 60 countries are interested in developing nuclear energy capacity
- Most of this growth seen in India and China

Top six uranium producers:
Kazakhstan
Canada
Australia
Namibia
Niger
Russia
(Sources: World Nuclear Association, IAEA, Australian Uranium Association, AAP)

関連記事
http://news.smh.com.au/breaking-news-business/uranium-shares-soar-on-india-trade-talk-20111115-1ngnr.html

アナザーエイジアン

2011/11/13 19:23|オーストラリアの風俗TB:0CM:2
KS寄稿
俺の同僚は毎年2回、タイへ行く。
目的はもちろん女だ。それ以外には何も無い。
「もう抜けられないぜ」
と奴はいい、暴動だろうが洪水だろうが、シルクの肌の誘惑に抗し切れず有給を使い切る。
「死んでもいい」
とも奴は言う。
その度に俺は
「ああ偉大なるマムコパワー!」
とその神秘に震えるような尊敬を覚えるのだった。

だが、その俺も今やすっかりパープルマムコの信奉者。
最近の相手は白人がめっきりと減り、アジア人が大幅に増えた。
昨日もそうだった。
場所はお馴染み男の花園サウスメル。
時間は夕方5時頃。
夏時間で外はまだ真昼の明るさだ。
その心地よい日差しに照らされ、俺はメルボルンコロシアム、通称「メルコロ」の門を叩いた―のではなく全開のドアからそのままレセプションまで入っていった。

ここも前回のチェリーブロッサムズと同様昔は白人系だったが今はアジア人専門になっている。
以前はアジア人専門が増えるのが不満だったが今はむしろ歓迎している。
「フ、俺も変わったもんだぜ」
耳までかかった髪の毛を掻き揚げラウンジの赤いソファーの上で女の子達との邂逅を待つ。
まだ外は明るいと言うのに次から次へと10人以上が部屋に入ってきて俺に微笑みかける。
正直言ってみんなそこそこにいい女で怪物はいなかった。
その中で一人、俺の初恋の女にそっくりの子がいた。
背が低く、華奢で黒髪が背の半ばまで伸びている。
「ミサオ…」
俺は無意識のうちに語りかけていた。
その時点で俺の決意は固く他の女の子を見る必要はなかった。
心の中には甘酸っぱい青春の日々が蘇っていた。

♫さよなーらは誰に言う~さよなーらは悲しみに~♫

俺は健作と化した。
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彼女と手を繋いで上がる売春小屋の階段がかつて一緒に歩いた湘南の砂浜に変わる―。

部屋は5号室。
1号室ほど豪華では無いが巨大なスーパーキングサイズのベッドがなまめかしく横たわっている。

「ああ、あの時叶わなかった夢が今ここで叶うのだ!」
俺は彼女の長い黒髪を撫でた。
彼女は韓国人で英語は殆ど話せなかった。
もちろん日本語も話せない。
その彼女に
「初めてなのかい?」
と俺は日本語で語りかけ首を縦に振った。
訳が分からないまま彼女も首を縦に振る。
「大丈夫、優しくしてあげるよ♡」
俺は湘南の砂浜にミサオを寝かせ唇を奪いパンツを―と手をかけた時、彼女は勝手に自ら脱いだ。
「ぐわあ、俺の俺の青春があああ…」
俺は頭を抱えてのたうちまわった。
だがその気持ちも、俺の日本語も英語も彼女には通じなかった。

その後…普通にやった。

ミサオは全然処女じゃなかった。
だけど…空白だった青春の一ページが彼女によって埋められたのだ。
ありがとう…さらば涙と言おう。


ところでこの店、昼は割安だぜ。
このインフレに前よりも安くなってる。
30分$110。20分なら$100だ。
「おいお前ら、チップくらいやれよ!カーッツ!」
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メルコロ
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Melbourne Colosseum
45-47 Tope Street, South Melbourne, 3205.
Phone: (03) 9696 9199
http://www.melbournecolosseum.com.au/

TPP豪の反応と私の独り言

2011/11/12 20:13|未分類TB:0CM:0
日本のTPP協議参加、ここ豪では殆どニュースになっていません。
またTPP加盟についても、日本のように「平成の開国」とか「船に乗り遅れるな!」とか言った仰々しい宣伝文句は聞こえてきません。
それもそのはず、TPP自体が全く語られていないのですから…。
多分TPPと聞いてもそれが「TRANS-PACIFIC PARTNERSHIP」の略であると知っている人は殆どおらず「PTA?」とか「TPG?(ネット屋)」とか言った答えが返ってくるでしょう。

TPPに関して豪にいる小市民の私が、日本の皆さんの方が遙かにご存知な事をつべこべ書き並べても間抜けなだけであります。
ですからここでは日本では言われて無いんじゃないかなー?と思われる事だけ書きます。

皆さんはTPPと聞いて
「ワー素敵!いろんな国の人と自由に貿易、交流だなんて、胸がはずんじゃうわ!」
と嬉しい気分になりますか?
ならんでしょう?
なんか…
「色々うざったいこと干渉されそうだな…」
と何となく憂鬱な、束縛されるような気分になりませんか?
その冴えない不安の元は、つまり、広い広い太平洋周辺の国々をアメリカのご都合で無理矢理くっつけて、地域をブロック化する―そのやり方に「反発を感じる」だけでなく、それが「既に古い」と言う事に多くの方が気付いているからだと思っております。
だから必死に盛り上げようとしても誰の胸もときめかない(一部の日本人とマスコミを除いては)のではないかと。

もう「世界は一つ」という時代に、EUを真似しても無意味で、かえってそれが手枷足枷となり相互SMで共倒れ。
特に日本ような政治家の国際感覚が欠如し、外交能力の拙劣な国は常にMサイドであることは間違いないでしょう。

私はFTA、EPAには賛成で日本にとって利益がある国とならどしどし締結し、米豪との軍事関係も強化されるべきだとは思いますが、何故わざわざEUの失敗を真似るようなことをするのかが分かりません。
特別な経済関係を必要とするならば何も太平洋周辺に限らず、自由に世界中どの国とでも二国間で双方に利益のある取り決めをすればいいだけの事。
それだと交渉に余計な邪魔が入る事はなく、仮に上手くいかなくて廃止となっても他国は関係ない。

また軍事にいたってはTPPで感覚的中国包囲網として繋がる前に、日本が普通の軍隊を持ち他国にその恩恵を与えられる国となる事が先決でしょう。
それなくしてやれ連携だ、リーダーシップだと日本だけがいきがった所で、他の国は頼りがいのある国、自国により多くの利益をもたらす国に事ある毎に同意するに決まっています。

つまり加盟しても、軍事的恩恵がなく、経済も落ち目の日本にとって有利な展開になる事は無いということであります。

おわり

ワーホリの覚醒―英語学校13

2011/11/10 17:40|連載小説ワーホリの覚醒1TB:0CM:0
それから一週間たった土曜日の午後。
路男磨はシドニー大学へ向かうバスの中にいた。
茶色の革ジャンパーに黒いマフラーとサングラス、頭には野球帽を被り、フットブリッジシアターの前でバスを降りた。
階段を上がり入り口のところでチケットを渡し中へ入る。
中は意外と広く、照明は暗かったが彼はサングラスを取らなかった。
既に前の方の席はほぼ埋まり、彼は一番後ろの席に座った。
「ほら、もっと早く出ようって言ったのに。アスオがぐずぐずするから…」
「すまん、どうしてもうんこが止まらなかったんだ」
すぐ後ろの通路で聞きなれた声が耳に入ってきた。
〈何で奴らがこんな所に…〉
アスオとミランダ、そしてもう一人がっしりとした体型の男がすぐ左前の座席に座った。

やがて全席が埋まり、天井の照明が消えた。
路男磨がサングラスを外した時、幕が開き、中世フランス貴族界の葛藤をテーマにしたミュージカル“Tentation de Versailles”が始まった。

ステージの中央に麗蘭がいる―。
彼女は音楽に合わせてドレスを舞わせかつ唄った。
その美しい声はホールに木霊し、観客は彼女の動きにあわせて体を揺らし、クライマックスでは涙を流した。
路男磨は瞬きもせず彼女の動きを見つめていた。
〈ああ、俺はこの美しい蝶の羽をもぎ取ろうとしたのか…〉
あの後、彼は自分の心の奥底に潜む残忍性に愕然した。
〈彼女、どんなにショックだっただろう…〉
実はあの後電話で謝ろうと思い、受話器を取った。
だがそれでは上手く気持ちが伝わらないような気がして、今日こうして会いに来たのだ。

盛大な拍手に送られ舞台は幕を閉じた。
ホールが明るくなり、人々が席を立つ。
彼女の演技は素晴らしかった。
舞台は無事に終わり、路男磨の杞憂は一先ず去った。
もう顔を隠す必要も無い。
彼は野球帽とマフラーを取るとポケットの中に捻じ込んだ。

路男磨は外に出てからぐるっと裏手に回って機材搬入用の大きなダブルドアの前に向かっていた。
そこは車が付けられる様になっているから、道に沿っていけば割合すぐに見つけることが出来た。
ダブルドアの片方が開いていてそこから白いクリノリンドレス纏った少女たちが出てくる。
その彼女らの最後に麗蘭とこの前ブルーマウンテンで一緒だった美貌の女の子が一緒に出てきた。
逃げ出したくなる衝動を抑え、路男磨は目を閉じ大きく深呼吸した。
目を開けた時、彼女もまたこちらを見ていた。
さっきまでの舞台の華麗さからは想像もつかない暗く冷たい視線だった。
路男磨は意を決し彼女に歩み寄っていった。

路男磨が近付いていくと彼女は視線をそらし脇を向いた。
見るのも汚らわしい―とその横顔が語っていた。
それは当然であろう、悪いのは自分なのだ…。
「素晴らしい演技だったよ」
路男磨は努めて明るく言ったが、彼女は目をそらしたまま無視して歩き去ろうとした。
「君に謝りに来たんだ。面と向かって一言詫びたかった…」
彼女の歩みが止まった―のは路男磨の言葉のせいではなかった。
気付くとすぐ後ろに、アスオとミランダ、それにがっしりした男が立っていた。
彼ら3人と麗蘭ら2人はそこで立ち話を始めた。
〈アスオとミランダが彼女と知り合い??〉
路男磨は完全に無視されている。
その彼の前で5人が仲良さそうに話をしている。
いや、正確に言うと4人だ。
麗蘭はアスオに対しては笑わなかった。
4人はネイティブの英語で談笑し、アスオは一見仲間はずれにされていた。
確かにアスオ以外の4人は彼とは雰囲気がまるで違う。
みんな美貌で育ちも良さそうに見える。
それに比べてアスオはその醜さも手伝ってスラムのドブネズミのような印象を受けた。
多分、麗蘭も知り合いになりたくないのだろう、彼を露骨に避けている。
暫くして彼らが歩き出した。
「レイラ、少し話せないか?」
路男磨は彼女の大きく開いた背中に声をかけた。
「私、犯罪者は嫌いなの!」
彼女は振り向きもせずにそのままの歩調で去っていった。

その後姿を路男磨は悄然と眺めていた。
「終わった…」
今日は春の訪れを告げるかのように風が強かった。
アスファルトの上にカランカランと空き缶が転がり、彼の足に当たって止まった。
「春か…」
空を見上げた。
ナイフのような筋雲が縦に並んでいる-。
「俺に春なんて来ないさ…」
彼は足元の空き缶を力なく蹴った。


シドニー大、フットブリッジシアター(昔)
PIC_0506.jpg

処女売ります$15000 シドニーエスコート

2011/11/09 18:33|オーストラリアのニュースTB:0CM:2
シドニーのエスコートエージェント マイアウトコールが19歳の中国人学生(自称シドニー大生)の処女を4日間$15,000で売り出した。
締め切りは12月12日。

それに対し、セックス産業相談会社 ブロッセルバスターズが「女性の自由を過去に逆戻りさせるもの」と非難している。

但しバージンオークションは今に始まった事ではない。


コメント
「15000かぁ…」

尚バージンオークションに関するサーベイの結果は賛成(別にいいじゃん)33%、反対67%。

なんで? 18歳以上の売春は豪では合法ですが…。
ビジネスの基本でしょ。
車屋でベンツをカローラの値段で売れと言うのか?
でも、新車ってクサイよな。


マイアウトコール サイト
http://myoutcall.com.au/web/default.aspx


以下記事原文、長過ぎ、暇な人はどうぞ
http://www.dailytelegraph.com.au/news/sydney-nsw/sydney-escort-agency-selling-19-year-old-virgin/story-e6freuzi-1226189394808

省略記事
Sydney escort agency selling 19-year-old virgin
• The Daily Telegraph
• November 09, 2011 12:00AM
A SYDNEY escort agency is offering the virginity of a teenage girl for $15,000, prompting outraged community groups to describe the move as "putting women's liberation back centuries".
An investigation by sex industry consulting firm Brothel Busters has found MyOutCall Australia is offering the Chinese 19-year old student for four days in exchange for the $15,000 sum.
Brothel Busters has found the escort agency wants $2000 to be paid as a deposit, with the balance to be paid on receipt of services from the girl, who is claimed to be at Sydney University.
"This is pretty common in Sydney," he claimed, adding he had "two clients who are very interested".
MyOutCall has stated on its site that the girl - who it dubs "MOC Virgin" - "must (be) sold by 12/12".

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日本人と間違ってフィリピン人を殺した男に非故殺人罪

2011/11/08 08:00|オーストラリアのニュースTB:0CM:2
ニューサウスウェールズ州最高裁は、被告ジェームス ディーンウィルコック (建設業25歳)にマーダー(殺人罪)ではなくマンスローター(殺意無き殺人)であるとの断を下した。

事件は2009年10月10日に起こった。
23歳の誕生日に酔い痴れた被告は、シドニークロヌラで、フィリピン人男性のマグノ アルバラドさん(67)を日本人と思い込み「糞忌々しい日本人め、日本へ帰れ!」と叫び、頭を数回殴り、持ち上げて首を絞め、道に背中から投げ落として殺害した。

アルバラドさんは「ヘルプヘルプ」と助けを求め目撃者の一人は「やめろ!何をしているんだ!」と叫んだが被告は暴行をやめなかった。
近隣住人は被告が殺害の後「フン、日本人は殺されて当然さ」と言ったのを聞いている。

事件当夜被告は泥酔しており、薬理学者の推測では血液中のアルコールレベルは0.165から0.355であったと考えられている。

被告は警察での取調べに置いて“殺人”“日本人呪詛の叫び”どちらも全く記憶に無いと供述した。

コメント
酒中別人という諺が中国にはあるが私はそうは思わない。
酒を飲むと本音が出るのである。
という事は、この男は心の奥底で日本人を憎悪し、殺したいと願っていた―ということであり、それが結果的にフィリピン人であったと言うだけで普通に考えたら意図的殺人となるだろう。

ところで日本の在豪公館は当然この事件を知っているとは思うが、どういう対処をしたのか気になる所だ。
本来ならば日本人が殺されていたのである。
この不幸なフィリピン人男性に弔意の一つも述べたのだろうか?
また、この被告が何故日本人を殺したいほどに憎悪するのかも調べたのだろうか?
それとも「こんなキチガイも一人や二人はいるよ」で終わらせたのか?
もし誰かご存知でしたらご一報ください。

尚この記事はNEWS.COMの頻読トップになっていた。

記事原文
James Dean-Willcocks found not guilty of murder but guilty of the manslaughter of Magno Alvarado
Save this story to read later
From: The Daily Telegraph
November 07, 2011 6:16PM
A YOUNG man who told police he had no memory of his violent race-hatred drunken attack on an elderly Asian stranger in Sydney has been found not guilty of murder.
Instead, the NSW Supreme Court jury today found builder James Dean-Willcocks, 25, of Illawong, guilty of the manslaughter of Magno Alvarado, 67, on October 10, 2009.
The crown had not accepted Dean-Willcocks' guilty plea to the less serious charge of manslaughter.
He had been out celebrating his 23rd birthday when he assaulted Mr Alvarado on Elouera Road, Cronulla, and was heard by residents living on the road to say: "Mate, he's Japanese, he deserves it''.
When interviewed by police, Dean-Willcocks said he had no memory of the attack, or of shouting obscenities including "f**king Japanese c***, f**k off back to Japan''.
Witnesses said the younger man punched Mr Alvarado several times in the head, picked him up off the ground, shook him and threw him back down.
According to a statement tendered by police to Parramatta bail court, Mr Alvarado was heard to cry: "Help, help".
One witness told police he yelled at Dean-Willcocks to stop and asked what he was doing.
It is understood Mr Alvarado was Filipino.
A pharmacologist calculated Dean-Willcocks' alcohol level would have been between 0.165 and 0.355 at the time of the attack.


ジェームス ディーンウィルコック
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セントロ不動産、買収ターゲットとなるか?

2011/11/07 23:58|オーストラリアの株、不動産ニュースTB:0CM:0
セントロ不動産のリファイナンスに関し、銀行側との合意が得られたとのレポートを受け、同社の株は本日16.66%の高騰を見せた。

同社グループは4年前に$14ビリオンの負債を抱え破綻寸前であったが、来る11月22日に新社の設立を発表すると目され、予定通りであれば新グループは市場価値$4.4ビリオン、負債ゼロ、43のショッピングセンターを所有し、ウェストフィールドグループに次いで豪二位の店舗不動産オーナーとして再出発する。

上記の報に対し市場では買収の可能性が指摘され、セントロ不動産株は$0.037から$0.042に上昇。
TOB*候補としてはレンドリース、コロニアル ファーストステート等が上がっている。

*TOB-Take Over  Bid 買収入札

コメント
だってさ。この記事、一体誰が読みたいだろう?
ま、いっか…。

セントロ株(CNP)は2007年2月に$10まで行ったが、その後$1ビリオン以上のショートフォールが発覚して経営危機に陥り最近は$0.03前後で推移している。
その下げ幅は実にマイナス99.7%と凄まじい。
今日は一時$0.049まで上がった後$0.042まで下がった。
私は$0.042でほんの少し買った。
「懲りん奴…」
と我ながら呆れている。

記事原文 
Centro shares surge after bank deal reports
7 Nov 2011
Shares in Centro Properties Group Ltd have surged over 16 per cent after reports the group had struck a deal with bankers on a refinancing package,
Fairfax Media has reported that the re-emergence of Centro as a profitable and viable real estate investment trust has taken another step towards completion, with bankers agreeing to a refinancing package.
The move could also see it become a takeover target, according to the report.
At 1406 AEDT, Centro Properties' shares had jumped 16.66 per cent to 4.2 cents, against a benchmark index fall of 0.42 per cent.
Investors in the beleaguered group are set to vote on the formation of a new $3 billion Centro Retail Australia on November 22, about four years after Centro Properties Group Ltd and its offshoot Centro Retail came close to collapsing.
The new group will be debt-free, hold 43 shopping centres across Australia and have a market value of $4.4 billion, making the group a popular takeover target.
Companies flagged as possible buyers include Lend Lease, Colonial First State Asset Management and also its listed offshoot, CFS Retail Property Trust.

関連記事
http://www.theage.com.au/business/takeover-alert-on-centro-20111106-1n1vb.html

バリで逮捕された少年の体験談に$200,000以上のオファー

2011/11/06 20:22|オーストラリアのニュースTB:0CM:4
インドネシア、バリ島で拘束中の豪人少年(14歳)の体験談に、チャンネル9(豪テレビ局)が、彼の両親と提示額$200,000から$300,000で独占契約した。

少年は3.6gのマリファナを所持した事により10月4日に地元警察に逮捕され、最悪の場合6年間の禁固刑が宣告される。

少年は罪を認め薬物中毒であると自供しており、今回のテレビ局のオファーは倫理に悖るものと豪国内では非難の声が相次いでいる。

コメント
上の記事は誰もが言語道断と思い、記事下の書き捨てコメントにも“犯罪の助長”など辛辣な批判が寄せられているが、豪政府は税金を使い少年の赦免をインドネシア政府に働きかけている。

また犯罪とは違うが豪では過去ビーコンズフィールド金鉱落盤事故サバイバーの二人ブラント ウェブとトッド ラッセルに$2.6ミリオン、スレドボ雪崩事故のサバイバー スチュワート ダイバーに$300,000が体験談独占契約料としてメディアより支払われている。

上記に関しての共通点は、彼らは回りの努力により、助かろうとしている、もしくは助かったということである。
つまり彼らは、坑道や瓦礫の下、または拘置所から出てきた時ガッツポーズするのではなく、深々と頭を下げて
「皆様のお陰で助かりました」
と感謝する義務があるのであり、それで金儲けする権利は一切無い。
もし金が渡されるとするならばそれは救助費を出した側、もしくはそれが税金であるならば国庫に還元されるべきであろう。

チリ落盤事故のサバイバーに対しても同じ思いがしたが、私には何故助けられた側がヒーローになるのかわからない。
ヒーローとして世間に称えられるべきは助けた側であろう―といつも嘆かわしく思うのは私だけだろうか?

関連記事
http://www.news.com.au/travel/news/fury-over-bali-boy-200000-tell-all-tv-deal/story-e6frfq80-1226186719850
http://www.heraldsun.com.au/news/more-news/boy-14-in-bali-jail-hell-after-drug-arrest/story-fn7x8me2-1226160683750

バリで逮捕された少年(14)(中央マスク)
092828-bali-boy.jpg

ワーホリの覚醒―英語学校12

2011/11/04 17:44|連載小説ワーホリの覚醒1TB:0CM:0
女の子の部屋に入るのは初めてだった。
南向きの窓には対岸のシドニーの夜景が光っている。
路男磨は部屋の中を見回した。
―とその部屋の奥に見覚えのある白いドレスが目に入った…
「あっ、じゃあ麗蘭は!?」
「そう、あの時の仮面のドレスは、わ.た.し」
舞台の上で踊るようにクルッと一回転して彼女は白いベッドの上に腰掛けた。
「公演は来週土曜日。今日はどうしてもあなたに会って忘れないように念を押しておきたかったの」
彼女は路男磨を下から見あげ足を組んだ。
路男磨はベッドの横の机の椅子に座った。
机の上にはさっき路男磨が貰ったのと同じフォトレームがもう一つあり、二つ並んで立てかけられている。
その写真を見て、路男磨は彼女の自分に対する好意に確信を持った。
「なんで俺なんか…」
路男磨は写真から麗蘭に視線を移した。
「さあ、人間って不思議な生き物ね…」
翠の目はそう呟いて路男磨の目を見つめ返した。

その翠の目に吸い寄せられるように路男磨は彼女の隣に座った。
自然に肩に手をかけ抱き寄せる。
彼女の艶やかな唇が間近に迫った。
初めてのキスだった。
心臓が破れるほどに波打ち息遣いが荒くなる。
麗蘭は目を閉じた。
〈キキキキキキキッス……〉
体がどもった。
極度の疲労と興奮が彼の体の自由を奪い、持病が発病したのだ。
手足が震え、一寸先の彼女の唇が長いトンネルの向こうに消えていく―。
〈ああ薔薇が、赤い薔薇がぁ…〉
彼はその薔薇を掴もうと無理に体を動かそうとした。
その時―何かがプツンと頭の中で切れた。
彼の目は力なく閉じられ、首がガクンと前に垂れた。

「どうしたの?」
麗蘭は不審に思い俯いた路男磨の肩を揺すった。
暫くして路男磨はゆっくりと顔を上げた。
その顔を見て麗蘭はハッと息を呑んだ。
そこにはさっきまでと全く違う顔があった。
彼の目は白濁と空ろに澱み、口元が冷酷に歪んでいた。

「ど、どうなっちゃったの?」
変わり果てた路男磨の表情に麗蘭は怯え腰を引き膝をにじった。
その時長く白い足が割れ、アンダースコートがちらりと覗いた。
その部分に白く濁った目が反応する。
〈彼じゃない。ここにいるのは誰?〉
身の危険を感じた麗蘭は立ち上がり、部屋の外に走ろうとした。だがそれより早く路男磨は彼女の腕を掴んだ。
そしてその腕を強引に引っ張りベッドの上に引き倒した。
ヒラヒラのスコートがまくれあがり彼女の柔らかい部分が露出する。
それを飢えた野獣の目が舐めるように見下ろす。
「嫌ッ、来ないで!」
彼女は逃げようとしたが路男磨は悪魔の素早さで彼女の足首を掴み、自分の方に引きずり寄せ、押しつぶすように体を重ねた。
「嫌っ、離して!」
麗蘭は手足をばたつかせ路男磨に抵抗した。
だが路男磨は容赦しない。
舌を首筋に這わせ、肩を噛み、胸を鷲掴みにした後、ビリッビリッとタンクトップを破った。
眼下に現れた真っ白なブラが本能をさらに刺激し、それに邪悪な牙がかぶりつく―。

しかし―経験の無い彼の体はここから先どうしていいのかわからなかった―。

その戸惑いが麗蘭に一瞬の隙を与えた。
「やめてよぉ!」
彼女は腕を必死に伸ばしてベッドサイドチェスト上の目覚まし時計を掴むと思いっきり路男磨の頭を殴った。
「ジリリリリリリリリ…」
衝撃でけたたましく目覚ましのベルがなる。
「―っつ」
路男磨は頭を抑えて怯んだ。
そこへ今度は彼女の平手がパーンッと彼の頬を張った。
路男磨の動きが止まった。
彼の頬に赤みが戻り、元の優しげな目に戻った。
だが全てはもう手遅れだった。
麗蘭の怒りは心頭に達していた。
「出ていけっ!出て行きなさいよ!」
ものすごい剣幕で麗蘭は路男磨を怒鳴りつけた。
「お、俺、ゴ、ゴメン、ごめんよぉ」
路男磨は、しどろもどろにそう言うと同時に部屋から走り出していた。
慌てて階段を降り、玄関から飛び出す。
自分が何をしたのか…おぼろげながら記憶があった。
「しまったぁ…」
悔恨の念が全身を支配し、強く噛んだ唇から血が流れ出た。
振り返って二階を見ると彼女が二階の窓からこちらを見下ろしいる。
暗くてはっきりとは見えないが二つの目には悲しみと軽蔑の涙が浮かんでいるようだった。
「死んじゃえ。馬鹿!」
彼女は震える声で叫ぶと机の上のフォトフレームを路男磨に向かって投げた。
彼はよけなかった。
それは彼の胸に突き刺さるように当たり、コンクリートの上に落ちてパリンと割れた。
路男磨はそれを拾った。
ガラスの破片が指をスパッと切り、流れ出る血が笑顔の二人を赤黒く染めた。


挿絵 By 茨城在住の妹
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日本語教師の回想―どう説明する? “は”と“が”の違い

2011/11/02 23:34|言語関係TB:0CM:4
M.K寄稿
私はかつて日本語を教えていた。
もちろん女子高で。
教壇に立つと前には20人ばかりのうら若きおとめが座っている。
季節は股間のむせかえる夏。
その学校のスカートは感動するほどに短かった。
だから机の下にはいつも白や黄色の蝶がヒラヒラと飛んでいた。
それを見ると私の頬はにこやかに弛み、「今日も頑張るぞっ!」
という気になって声も弾んだ。
その私を彼女たちは「何てヤル気のある先生なの!」と好意的に受け取ってくれ、クラスはわき合い合いとした雰囲気で進んだ。

ある日、生徒の一人が
「“は”と“が”ってどう使い分けるんですか?」
と私に聞く。
「え?」
頭の回転の遅い私は答えに窮した。
「慣れるしかないねえ…」
つい曖昧な答えが口から出た。
一瞬教室が静かになる―。
その時の生徒達の軽蔑の眼差し…
「この先生アホや―」
その目はそう語っていた。

その帰り私は電車の中で反省した。
「私は…私が…君は…君が…」
そう考えている時、私はそれまでの人生で1,2を争う凄い屁をスカしてしまった。
一車両の空気が全て黄色く染まり、周りの人間が顔をしかめ猜疑の目を私に向ける。
その匂いは自首するにはあまりにもおぞましいものだった。
「誰だこんなのしたやつは!」
私も同じように鼻をつまみ被害者面で辺りを見回す。
〈なんでこんなに屁臭いのだ?〉
その時私はハッとした。
〈そうか、そういう事だったのか!〉


次のクラス。
私は前回の汚名を返上したかった。
「みなさーん。教室でこれスカしたら、友達いなくなっちゃうって日ありますよねっ?」
彼女らは白い顔をやや赤くして俯いた。
「ありますよねっ!」
私の気合に押され半分の生徒が小さく顎を縦に振った。
素直ないい子達だ。
「つまり、そのスペシャルな屁、すなわち特定の物、状態を描写する時に、 “が” を使うのです。―屁臭い―と。わかりましたか?」
私は彼女らを正しく理解させる為黒板に
HE GA KUSAI = THE FART STINKS
HE  WA KUSAI = All  FARTS STINK
と書いた。
再び教室に面した時、生徒達の目は尊敬の輝きに満ちていた。
私は見事名誉挽回に成功したのだ。

この国ではつめ込みは通用しない。
全て論理なのだ。
WHYと聞かれて即 BECAUSE で返せないと馬鹿にされるのだ。
新米教師の諸君、肝に銘じておきたまえ。

ゴメン…言い過ぎた…。
実は…ほんのちょっとカジッタ程度。
本職の先生方、お気に触ったら寛大な御心で許してやってね。
例外いっぱいあるよ―とか突っ込んじゃ駄目よ。

でもさ、日本語ってもうやばいよね。

P.S
ああ、白や黄色の蝶ちょ捕まえたかったな―。

メルボルンカップと僕

2011/11/01 19:00|中年ボロボロフリーターの日記TB:0CM:2
M.K寄稿
今日はメルボルンカップという競馬の日でビクトリア州は休日でした。
馬券は買いましたが、例年と同じくかすりもしませんでした。
僕はギャンブルに弱く、馬券なんて一年に一回雰囲気に乗せられて買うだけですが、レースが終わった後いつも空しくなります。

その気分はセンズリの後とそっくりです。
でもセンズリは気持ちよくなれるけど競馬は気持ちよくなれません。
「ああ、こんなことなら家にいて心ゆくまでセンズリするんだった―」
と、ものすごく後悔しました。

おわり

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