笑顔の下の本音をさらし、心の奥底の情念をむき出しにし、意のままにならぬ世間をぼやき、たいしたことも無い日常をご報告するブログです。

オーストラリアの青い空
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プロフィール


おーあお

Author:おーあお
1990年より在豪、6年シドニーに住んだ後、メルボルンへ。
嫁は英国人、息子はオージー。そして私は日本人。国籍もバラバラなら思想もバラバラ、何もかもバラバラなまとまりのない家族です。
唯一の共通点は、猫好き♥


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北風金利と太陽金利

2016/02/03 15:53|未分類TB:0
小金を持った旅人が東海道を下っていた。
昼下がりの田んぼ道、季節は晩冬、まだ風は冷たいが道端には春の息吹が生き生きと芽生えはじめていた。
「もう春も近い。。。」
と旅人が空を見上げた時、突然なぜか東の方から真っ黒な雲が湧き出してきた。
そしてあっという間にひこひこと空を覆った。
「おおお、真っ黒だ。空が真っ黒だあ!」
旅人は足を速めた。
と、その時
「金を出せえ。金を使ええ。懐の金を空に向かってばらまくのじゃあああ!」
黒雲から突風と吹雪とともに唸るような叫びが聞こえてきた。
「いやだ。これは俺が苦労して貯めた金だ。貯金して利子で増やすんだ!」
旅人は懐の金をしっかりと抑えた。
「わははははは、馬鹿なことを!利子などつかんわ!貯金などしてみろ利子の代わりに金をとってくれるわ!」
黒雲の声はさらに近く、風が旅人の行く手を阻み、雪が視界を閉ざした。
「なんなんだこの泥棒みたいな黒雲は。俺は負けないぞ。金だけは絶対に渡すもんか!」
旅人は必死に風雪に耐え、一歩一歩気迫で地を踏みしめ、やがて村はずれの粗末な空き家にたどり着いた。
扉を開け疲れ切った体を土間に横たえると、ふと地面に落ちている白い紙が目に入った。
「なんだろう?」
手に取ってみると幕府からのお達しだった。
「なになに。。。」
【今後貯金に利子はつかない。代わりに金をとるからよろしく。。。】
「おいおい、どういうことだ?利子が付くから貯金じゃねえのか!?なんで貯金したら金をとられるんだよ。昔銀行の営業が、こんだけ利子着くから貯金してくれと来てたじゃねえか。あいつらどうすんだよ。金取るけど貯金してくれって言うのかよ~!」
まじめに働き、お金を貯め、利子で増やしてマイホームを買おうとしていた旅人は絶望した。

絶望したのは旅人だけではなかった。
同じくまじめに働き節約してお金を貯め、無理のない生活、そして豊かな老後を夢見ていた人々のすべてが絶望した。
逆に欲しいものは後先考えず購入し、今が良ければすべていいという不真面目で無責任な人達は大喜びした。
「わははははは、金を借りるぞ!欲しものは何でも買うぞ!今買うぞ!すぐ買うぞ!金を借りたら金がもらえるんだ。借りて借りて借りまくってやるわ!いい時代が来たものよの~」
それ以外にもニヤリとした人達がいる。
泥棒と仕手屋だ。
利子がつかないということはタンス預金が増えるということ。それは泥棒にとって盆と正月とオリンピックが一緒にやってきたようなビッグボーナスだった。
しかし、泥棒はまだいい。なぜなら警察が捕まえることができるからだ。
だが、仕手屋は捕まえられない。
仕手屋。。。それは株や為替、先物を操作し一般人の金を合法的に強奪する悪魔の化身。
「ふははははわが世の春ぞ!さっそくメディアに働いてもらおう」

【7時のニュースです。マイナス金利になりましたが心配はいりません。余った金はすべて株に投資すればいいのです。株は配当があるし、長期的には必ず上がります。こんないい商売は他にないのですよ。やらない人はアホ。以上7時のニュースでした】

【週刊株投資-今後、株価は上昇の一途をたどるでしょう。マイナス金利で余剰金がすべて株に回ってきますからね。ニッケイは4万、いや5万も夢ではないでしょうな】

「そうだ!株だ、株があった!」
こうやって多くの人があっけなく騙されてしまうのだ。
最初は騰がる。そして一般人の多くが投資し、タクシーの中で株の話で盛り上がるようになった頃。。。。
「ふははははははははは」
悪魔の高笑いが聞こえてくるのだ。
80年代末の日本株崩壊、90年代末のアメリカITバブル、今世紀初頭の世界金融危機、全て同じだ。
メディアが煽りに煽り、一般の金が大いに乗ってきたところで自分たちは最高値で売り、ついでに空売りを入れる。そしてその後、魚を見つけたペリカン並みの急降下ダイブ。
儲けるのは市場を牛耳る大口仕手屋、損するのは一般投資家と小口。
この悪魔の法則は過去から未来永劫不変なのである。


では、黒い北風ではなく、うららかな太陽であったなら。。。

「ああいい天気だなあ。。。」
旅人は峠の茶屋で足を止め、餅を食いお茶をすすった。
「故郷に帰ったら、金は貯金して、もうひと働きしてマイホームを買うぞ」
そして愛想のいい茶屋の娘にチップを渡した。
その様子を村の子供たちが見ていた。
「おじさん、僕たちにもチップをくれよ、肩もむよ、足もむよ」
村の子供たちはよってたかって旅人の体を揉んだ。
「しょうがねえなあ、それえ!」
旅人は空に向かって小銭をぶちまけた。
「わーい」
子供たちは、まるでポテトチップにたかるカモメのように小銭を拾った。
(ふ、その程度の金、一か月も寝かせりゃ、利子で入ってくるのさ。。。)
若者は群がる子供たちを背に意気揚々と故郷に向かった。
故郷には許嫁のおはなが待っている。
「おはな、早くお前と子作りがしてえぜ」


もうおわかりかな。
まじめに働いている人達、転ばぬ先の杖とコツコツ貯金して節度を守り無理なく生活している人達が良き目をみる世の中。それが経済の成長にもつながり、その安定と安心が新たな生命の誕生に繋がるのだ。
今は全てが逆だ。
世界中で逆だ。
善良な人々が搾り取られ、家も買えず、子供も作れない。だから経済も伸びない。
そしてアホだけが施しを受け、子供を大量生産する。
これは私が言っているのではない。
ここオーストラリアでもアホばっかしが子供を作る、そのうち世間はアホの遺伝子であふれかえってしまう。。。と巷で危惧されている。
そしてその大量のアホがアホの政治家を選ぶ。
アホのアホのによるアホのための政治。。。その魁はもう見え始めている。
今、人類は人類の基本である「働かざる者食うべからず」の原点に返り、気たるべきアホワールドを阻止せねばならぬのだ。

キャッチフレーズは

「STOP THE AHO」

世界に広げようぜ!
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新年のご挨拶

2016/01/01 23:55|未分類TB:0
皆様、あけましておめでとー!
「し~ん」
おめでとー!
「し~ん」
おめでとーって言ってんだよ~。聞こえねえのかっ!
「し~ん。ひゅう~。」
あれ、何も返ってこねーぞ。

もしや、誰も読んでねーのか?
読んでねーってかあああああ!?

あたりまえだ。
一年に一度更新するかしないかのブログなんて誰が読む。
読むわけねんだよ。
辞めるなら辞める、続けるなら続ける。 それがけじめというものだ。

しかしね、ここはオーストラリア。
続けたり辞めたり。。。
ちゃらんぽらんでいいのさあああ!

ああ、ちゃらんぽらんライフ。気分が向けば働き、気が向かなければドタキャン。。。仕事でさえそうなんだぜ。
儲かりもしないブログなんて、超ウルトラちゃらんぽらんでいいのさあああ!

とゆ~ことで、小マシなネタがあるか、気が向けば書くよ。
まさか毎日チェックしてるって人いないよね。
いるはずないとは思うけど、もしいるならやめとけ。時間の無駄だぞ!

それでは皆様、よい一年をお過ごしくだされや。

あくまで読んでくれてる人に対しての言葉だよ。
読んでない人なんかどーでもいいや。知ったこっちゃねえよ。勝手にせーや。

あばよ




今更スマホ

2015/08/19 11:56|未分類TB:0
最近ついに私もスマホというものに変えた。
長年使っていたパカッと開く携帯は大変気に入っていたが、ネットに接続しても遅すぎるだけでなく、サイトの容量が大きいとToo Large という表示が出てブランクになってしまうという代物で、とうてい株取引のバックアップとしては用をなさない。
またワイヤレスのブロードバンドは一度切れるとセットアップがややこしい上にトップアップ出来ないことがあるし、たとえ出来てもたいして使わないのでアホらしい。

その問題が即解決するのがスマホ、ということで仕方なくスマホにしたのだ。
私はあのスマホのシェイプが嫌いだった。
落としたらすぐバリバリに割れるし、ポケットに入れる時も変なとこに当たって変なとこにかかってしまう。
充電もほとんど毎日しなければならない。
パカ携ならそんな心配は全くしなくてよかったのに。ちょっとくらい落としても割れることもなかったのに。
と、最初の頃は思っていたが今はスマホに慣れ「すげえ!」と思うだけでなく、スマホなしでは生きられないスマホ世代の一員になりつつある。

特に外国に住んでいる私には辞書機能がありがたい。それにカメラの機能も随分上がっている。とくに自顔のカメラ機能は鏡の代わりに鼻糞チェックができる素晴らしいものだ。
その他トーチ機能、メモ、カレンダー、目覚まし時計、計算機、ナビ、方位磁石、ゲーム。。。などなど昔ならカバンがいっぱいになるだけの機能が薄い板一枚の中に詰まっている。
本来ならメインであるはずの電話機能なんてもう付録みたいになってしまった。
昔大きめのマッチ箱に妻楊枝を刺してトランシーバーとやっていた小学生の頃と比べると大きな進歩だ。

その多機能の中で最近私がインストールしたのにグーグルの翻訳アプリがある。
あ、言い忘れたが私のスマホはOSアンドロイドのサムソンだ。
はっきり言って、あんな昔のことをいつまでもごちゃごちゃぬかす韓国の製品なんて使いたくないのだが、アップルは高い、ウィンドウズは大嫌い、ブラックベリーは誰も使ってない、日本メーカー(SONY)は評判悪すぎかつチャチということで不本意ながらサムソンにした。

さてその翻訳アプリ。
皆さんもご存じとは思うがボイスレコーディング機能がついている。
ほらフードコートなんかでボソボソやっている奴がいるだろ。あれだ。
私のようにタイプの苦手な者には非常に有難い。
しかもかなり正確だ。
祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり などと言ってもちゃんと出てくる。
卑弥呼とか聖徳太子も問題なし。
では歌は?

そこで私は
♪ ギンギラギンにさりげなく~ そいつが お~れのやり方あ~♪
とわが青春時代のヒット曲を詠ってみた。

するとどうだろう、最初の半分は正しく表示された。だが後半の お~れのやりかた~ のところが 巨根のやりかた~ と表示されるのだ。
英語訳は Casually way that person is of Cock to Gingiragin

「馬鹿な!」
私はためしに 前半を省いて後半だけ歌ってみた。

すると
お~れのやり方
とちゃんと出てくるのだ。
英語訳は My way これも正しい。

つまりギンギラギンが、巨根をリードしているのだ。
それに お~れ は おおね と聞こえないこともない。

でもこれは明らかな誤訳だ。

嘘だと思うなら試してみなされ。
もち、マッチになりきって歌うんだよ。
気分は ザ ベストテン! 「今週の一位は!?」 「マッチで~す」

きっと同じ結果が出てくるはずだ。

俺のやり方(My way ) が 巨根 (Huge Cock) だなんて、これは問題だぞ!

誰かグーグルにレポートしてあげるんだ。

え、自分でしろって?

いやあ、そこまで暇じゃありませんよ。ははははは。

オーストラリアの青いケツ

2015/07/24 16:16|未分類TB:0
幸せの青い鳥というのは聞いたことがあるでしょう。
でも
幸せの青いケツというのは聞いたことがないでしょう。
なあぜ?

それは『青い鳥』という童話が、メーテリンクとかいうフランス人によって書かれたからなのです。
フランス人の子供に青ケツはいません。
フランス人だけでなく、ヨーロッパ人の子供に青ケツはいません。
だから
「ケツの青いジャリタレが生意気な口聞くんじゃねえ!」
とヨーロッパの子供たちに各国の言葉に翻訳して言ったところで理解してもらえないでしょう。

ここオーストラリアでも同じです。
白人系の子供に青ケツはいません。
また原住民アボリジニの子供にも青ケツはいません。
たとえいたところで色が黒いから全然わかりません。
ということは青ケツは黄色人特有のものなのでしょうか。
そうです。
日本では幼児の青ケツは蒙古斑と知られ、ほとんどすべての赤ちゃんが青ケツです。
本家本元のモンゴルでは95%が青ケツらしいですね。
サイトによって情報はまちまちですが日本人の青ケツ率もそのくらいのようです。
事実私は幼き日の正月、親戚の女の子たち四人とケツの見せっこをしたことがありましたが、全員青ケツでした。私を含めると五人が五人とも青ケツだったわけです。
じゃあ、ヨーロッパ人と日本人の混血ではどうなるのでしょう。
おむつの宣伝で見るような真っ白なケツの子が生まれるのでしょうか? それとも青カビのような青ケツが生まれるのでしょうか?

その答えは。。。
生まれるのです。
青ケツが。

私の子供が生まれた時、彼は青ケツでした。
彼は日本人と英国人のハーフですが、そりゃあ見事なまだら青ケツでした。
それを見た嫁の友達が
「何なのこのブルーバムは!?」
と大変驚きました。
なんでも私が虐待していると思ったそうですが、一昔前の白人の青ケツに関する知識は皆無に等しく、医者や看護婦でも知らない人がいたほどです。
しかしその時私は青ケツは当たり前だと思っていたのでうまく説明できませんでした。
英語では"Mongolian Spot"とか言うそうですが、前述の通り一般には知られていません。

なぜでしょう。
世界人口の60%以上がアジア人。
その子供たちの青ケツ率90%とすると、世界の54%の子供が実に青ケツとして生まれてくるにも拘わらずです。
それはきっと青ケツがモデルにならないからでしょう。
可愛そうな青ケツベイビーたち。
そこで私は青ケツを主人公にした童話を書くことにしました。
世界中の人たちに読んでもらえたら嬉しいな。

『幸せの青いケツ』
ヨーロッパのある街に朝青龍と白鵬という青ケツ兄弟がいました。
彼らはまだ5歳と4歳。
でも子供の世界は残酷です。
青ケツであることを理由にさんざん苛められました。
広場で子供たちがサッカーをしています。
でもいつも青ケツを理由に仲間に入れてもらえません。
「僕たちも入れてくれよう」
「うるせー青ケツ、あっちいけ!」
そんな時いつも二人は細い目から涙を流し、すごすごとその場を立ち去り、家の近くの泥道に円を描き、二人だけで相撲を取るのです。

その日も彼らは仲間に入れてもらえず、二人だけで相撲を取っていました。
すると突然空からグオーッと耳を切り裂くような音が聞こえてきました。
「飛行機だ!」
ボーイングのジャンボジェット機が狂ったように旋回しながら急降下してきます。
そして
「ドカーン」
と近くの広場に落ちました。
「大変だ!」
朝青龍と白鵬は急いで広場に駆けつけました。
そこには飛行機の残骸が散らばり、さっきまでサッカーをしていた子供たちが全滅しています。
「青ケツだ。青ケツが僕たちを守ってくれたんだ!」

それから3年がたち、二人は小学生になりました。
しかしまだ青々とした青ケツです。
学校は白人ばかりで二人の他に青ケツはいません。
水泳の時などは「青ケツがうつる~!」と言って誰も近くを泳いでくれません。
好きな女の子に告白しても青ケツを理由に断られました。
「ああ神様、どうか青ケツを、普通のケツにしてください」

切羽詰まった二人は日曜日に教会にお祈りに出かけました。
そこには他にも悩みのある子供たちが10人ほどいて、神様になんとかしてもらおうと一生懸命お祈りしています。
そこへ神父さんが現れました。
「さあみんな、お尻を出すんだ。ここの神様はお尻を出すと願いを叶えてくれるんだよ」
子供たちはその言葉を素直に信じ、神父様に向かって幼いケツをさらけだしました。
朝青龍と白鵬も青いケツを思いっきり突き出しました。
「う、なんだこの青ケツは!」
神父は憎々しげに叫びました。
(こんなのにいれたら病気になるわい)
そう思った神父は即二人を破門にしました。
「このばちあたりめ!二度と来るな!」
神父は扉をぴしゃりと閉めました。

「神様にも見放されたよう。。。」
二人はまた肩を抱き合って泣きました。
すると、扉が閉まった教会の中から何やら変なうめき声が聞こえてきます。
朝青龍と白鵬の二人は恐る恐る扉の隙間から中をのぞきました。
するとなんと!子供たちが神父様にいたずらされているではありませんか!
二人は顔を見合わせて言いました。
「青ケツだ。また青ケツが僕たちを守ってくれたんだ!」

それから十年がたちました。
朝青龍と白鵬の二人は立派な若者に成長し、ケツの青い斑点もいつの間にか消えていました。
体も大きく、二人でいつも相撲を取っていたために喧嘩になっても誰もかないません。
「俺たちはもう青ケツじゃない!そして無敵なんだ!この普通になったケツを、この強さを、世間の人々に見せびらかせたい!」
その希望に叶った職業。
それはもう大相撲しかありません。
二人は日本へ行きました。
そして思う存分ケツを見せ、暴れまくり、先輩にはたてつき、後輩はいじめ、やりたい放題にやったそうです。
めでたしめでたし

参考サイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%99%E5%8F%A4%E6%96%91
http://kenko100.jp/articles/120529001741/
↑このサイトには白人にも青ケツがいると書いてあります。そりゃあ日本人にも青目や色白金髪(アルビーノ)がいるように白人にも一人や二人の青ケツはいるでしょうな。

エーゲ海の浦島太郎

2015/07/14 14:33|未分類TB:0
浦島太郎。亀を助けたがために、すべてを失い、挙句の果てに爺になってしまった超不幸な男。

「ああ、なんで亀なんか助けてしまったんだ。あの時、あの時亀さえ助けなければ、俺は爺になることもなく平穏な日々が続いていた。。。」
と爺になった太郎はじだんだ踏んだ。
「なぜ竜宮城へ行く前に、竜宮城の一日はこの世の百年と教えてくれなかったのだ!?」
そう聞いていれば行かなかったのに。。。おまけに、とどめに玉手箱なんかよこしやがって。。。
突然300年後に来て茫然自失に陥ったら、誰だって蓋を開けるよな? え、あんただって開けるだろ?
畜生、あいつらそこまで読んで俺に玉手箱を渡しやがったんだ。
まだ若けりゃ、やり直すこともできたのに。。。もう俺は駄目だ。ちんぽもたたねえ。

なんでだ?
俺は亀を助けたんだぞ!
普通なら恩返ししてもらえるんじゃないのか。
鶴の恩返しに、猿の恩返し、鹿の恩返しってのも聞いたことがあるぞ。
なのに何で俺だけこんな酷い目に合わなきゃいけねえんだ!?
ええっ! みんなもそう思うだろ?
よーし、こうなったら地球の亀をみんな、みんなぶっ殺してやるううう!!!
こうして浦島太郎は亀撲滅を誓い、海に飛び込んだのだった。


『エーゲ海の浦島太郎』

「お、亀だ!」
浦島太郎は大きな海亀を見つけました。
しかし、所詮は年老いた爺、ゆっくり泳ぐ亀にすら追いつけません。やがて溺れて意識がなくなり、潮に流され始めました。
太郎は太平洋の黒潮に乗り、ぐるぐる日本近海を回った後、南に下り、マラッカ海峡を越え、インド洋を横切り、どぶ川のようなスエズ運河に浮かび、やがて青い海に出ました。
そして白い砂浜に打ち上げられました。
「俺は生きているのか?」
目を開けると丘に並ぶ白い家々が見えます。
と、その時、
「プスティマラカ、プスティマラカ。。。」
という子供たちの声が聞こえてきました。
首を持ち上げてそちらのほうを見ると、なんと子供たちが亀をいじめています。
「た、助けてくださいっ!」
亀は太郎のほうを見て涙ながらに叫びました。
「よーっし!」
太郎は勢いよく立ち上がり、そのほうへ駆けていきました。
そして
「君たちやめろ!やめるんだっ!」
と子供たちを払いのけました。
「あ、ありがとう、このご恩は。。。」
亀は長首をのばして太郎にお礼を言いました。
「何を勘違いしてやがる!とどめを刺すのはこの俺だあああ!」
ぐしゃ。。。
哀れ亀は太郎にぶち殺されてしまいました。

「おじさん強いんだねっ!」
子供たちは尊敬の眼差しで太郎を見ています。
「あたぼーよ。こう見えても俺は空手柔道ブラックベルトだぜ」
「すげえ!」
こうして太郎は、道場の先生になり、弟子の一人が持ってきた不老不死のオリーブ油を飲むことによってちんぽまでたつようになり、ヨーロッパのパツ金とウハウハライフをエンジョイしたそうです。
めでたしめでたし。


あとがき

よく映画なんかで、溺れかかっている人が「助けてーっ」と叫んでいる。
私はそれが気に入らない。
あれは、自分を助けるために、他人に荒海に飛び込むリスクを負えと言っているようなものではないか。
私なら、助けてとは言わない。
「飛び込むな!浮き輪があったら投げてくれ!なかったらあきらめて死ぬわ!」
と言うだろうね。
困ったからと言って、わーわー叫んで助けを求めるやつは思いやりのないわがままな奴にきまっている。
そんな奴助けたってさ、浦島太郎になるだけだと思うがねえ。

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